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ラジオNIKKEI賞の今昔など

2006-06-30 23:52:59 | horseracing
ラジオたんぱ賞といえば、その歴史をひも解いてみると過去の優勝馬には、オンワードゼア(天皇賞春・有馬記念)・アサカオー(菊花賞)・マルゼンスキー(のち顕彰馬)、福島定着後の1979年以降もハワイアンイメージ・スズパレード・ダイナコスモス・ツインターボ・シンコウラブリイ・ヤシマソブリンとG1級優勝馬やG1常連が名を連ねている。

たしかに近年は以前に比べれば、水準は落ち気味の傾向ではあったが、ラジオNIKKEI賞に改称された今年の顔ぶれを見ると、実質は「3歳1600万下(混合)・ハンデキャップ」。

ラジオNIKKEIといえば、JRAの公式実況を担当しており、毎週末に中央競馬の全レースを放送しているなど、中央競馬に対しては高い貢献をしているというのに、冠に付いている競走は今にもメッキが剥がれそうな重賞を押し付けられているのはひどいものだ。まあ、もう一つの「ラジオNIKKEI杯2歳S」の方はG1に匹敵する競走だから、一応バランスは取れているのかもしれないが。

しかし、東京優駿終了後ながらG1には直接つながらない(非トライアルの)3歳重賞競走の立場というのは、もはや厳しいものがあるな。個人的には、英国の伝統をうまいこと踏襲しているしもはや日本競馬の伝統として定着しているので、3歳三冠路線は引き続き堅持すべきだと思うが、ラジオNIKKEI賞については、いっそ第1週に持ってきてJDDにつながるダート重賞にするとか、見直しの時期に来ているのではないだろうか。


さて、今週末は日本代表ならぬなでしこJAPANの2頭であるアサヒライジングとダンスインザムードがそれぞれアメリカンオークスとキャッシュコールマイルに出走。主催者発表の事前オッズであるモーニングラインでは両馬ともに3番目に評価されており勝機は十分あるのでは?

モーニングラインを元にするとアメリカンオークスは、仏2歳G1馬で前走もG2を勝っているAttimaと通算9戦[4.1.3.1]、堅実で前走G3勝ちのWait a While。キャッシュコールは、前走G1勝ちのShining Energy。4連勝中で勢いのあるSweet Talkerが有力馬。


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