鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

鮎釣り解禁!

2013-07-01 16:53:59 | 広瀬川

 きょうは7月1日 月曜日。 広瀬川・名取川の鮎釣り解禁日です。 これから短い鮎釣りの季節を迎えます。 本来みちのくの鮎釣りをする人間にとって解禁日の7月1日は、お正月にして、お盆、お彼岸が一度に来たようなお祭り気分に満ち満ちた、希望の、そう歓喜の日なのですが、そうであるべき日なのですが、今まではそうであったのですが、東日本大震災の夏からはそういう浮かれた?お祭り気分の解禁日という概念はものの見事に打ち砕かれて今日に至っています。

 とくに今年は水量が少ない、渇水状態が長く続き、天然鮎の遡上も望めず、放流アユはいずこに行しか、その姿は見えず、川底の石の苔は垢ぐされ状態で、まったく何にもいいことのないままの解禁となってしまいました。

 きょうの一日;

 6時30分過ぎに八幡町の釣具店にてオトリ鮎を2匹購入。1匹600円につき1,200円。でもきょうは1日、交通指導の定期立哨の日でもありますので、子どもたちのためになったわけですので、7時15分から8時20分くらいまでいつものところに定期立哨。真面目です。

 定期立哨から戻って着替えたりして鮎釣りの準備をして家を出たのが8時40分頃ですか。場所は『観音淵』の下流のトロ尻から瀬になるところに入りました。

 

 

 

 

 

 8時50分に竿を出しました。 周りには釣り人はいません。 しめしめ、ここには誰も来なかったのか、これならことによると掛かるかもしれないと、かすかな希望を抱いたのですが、結果から言えば甘かったです。

 結論から言うと、鮎釣りは解禁したが、私の鮎釣りはいまだ解禁せず!というところです。 そうです、釣れませんでした。全く掛かりませんでした。 当たりらしき兆候は3回ばかりありましたが、ハリ掛かりはしませんでした。 2回目は右岸の浅瀬を泳がせていたのですが、一瞬オトリ鮎が背中から腹をみせるという光景を目にし、よし掛かったか!?と喜んだもののそれっきり。 ハリがオトリの顔に刺さっていました。悔しい!!

 上流側には何にか釣り人がいました。 姿が見えたのは3人くらいかな。 一人がずーと下ってきたので、話しを聞いたところ、上流の方で20センチくらいの鮎が掛かったとのこと、でも掛かっているのはガラガケばかりの模様。 彼もガラガケで5匹掛けたと言っていました。

 よく聞くと朝4時にやってきて、私が入ったあたりを攻めていたのです。4時頃には掛からなかったそうですが、6時過ぎから3匹掛けたと言います。 あと2匹は上流で掛けたとか。

 トロ場を歩きながら上流から竿を出してきましたが、よく川底を見るとハミ跡のある石があるのです。 アユはいないことはない(少ないが)!!しかし縄張りを持った鮎はいない!!追い気満点の鮎はいないということになりそうです。 友釣りには厳しい状況でした。 

 

               

 

           

 8時50分から11時くらいまで観音淵の下流で竿を出しましたが、釣果ゼロにつき下流に移動することにしました。 その頃か下流でガラガケをしていた人に鮎が掛かりました。 恥も外聞もかなぐり捨てて見に行きました。そして写真を撮らせてもらいました。 かれは何となんとナント竹製の釣竿で釣っていたのです。 懐かしさのあまり絶句!しました。 いるんだ、こういう人が。

   17センチくらいでしょうか。  

 追星が薄いのです。 追う気がないのです。 これでは友釣りは厳しいのです。

 

 

 中洲の本流側の上流から下っていきます。 石碑でいうと『新兵淵』です。 惚れ惚れするような川相なのですが、・・・。

 

 

 

 しかし、ここでは1回も当たりらしい気配がありませんでした。 先客が一人いたのですが、早々に竿を畳んでいました。

 さらに下って『松淵』の岩盤へ。 ここでも当たりはなし。 あまつさえ岩盤の深い溝で根掛かりとなり、オトリはそのまま水中へ残してきました。 時に12時10分。 ここで納竿しました。 諦めも肝心です。

 長々とまとまりのない釣行記?となってしまいました。 まだ私には解禁が来ていません。 そのうち、間もなく、待望の”解禁日”がやってくることを願って、きょうはこの辺で失礼します。

コメント (6)
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