鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

寒いときは、第九、かな?

2017-12-06 15:07:40 | お知らせ

    

                 (午前9時5分頃)

 今日の最低気温は今のところ 1.7度 です。その後上がりましたが、午前11時現在では4.7度となっています。 今日の天気の特徴は何と言っても空気が冷たいことです。 冷気に身につまされるという感じでしょうか。

                

  

 朝方の河原の散歩でも、とくに空気の冷たさが顔面にはこたえました。それでもサギやカモたちは元気に水の中を泳いだり、水面を飛んだり、また仲間たちとおしゃべりしたりしています。まっさかさまに水中に突き刺さるように上半身を潜らせています。

                 

 

 昨夜雪が降ったようで、太陽光が当たらない日陰には雪が残っていました。小雪も過ぎてもうすぐ大雪ですね。厳しい季節がやってきますが、”冬来りなば春遠からじ”というにはまだ早すぎますよね。

 

                     

 

 こうやって見ると本当に日本という国の季節というのは素晴らしいとしか言いようがありません。春夏秋冬という四季があって、盛夏と真冬日の最高気温を比べると、仙台でも30度くらいも差があります。

 

 その移り変わりというものも、本当に徐々にジワジワと移ろいゆき、気が付くと大きく変わっているという、その変わり方に驚きを隠せません。本当に上手くできている、日本人の体や生活様式に見事にマッチしていることに感心することしきりです。

            

 

               

 先にチラッと紹介したマンフレッド・クラメスの「交響曲『第九』の秘密」というワニブックスPLUS新書ですが、不定期でしょうが、少しずつ紹介していきたいと思います。きょうはプロローグですか。

 

 「はじめに」のなかで著者はこう言っています。 

          

 ・今日に至るまで、世界中の人々は「歓喜の歌」の歌詞について、キリスト教的な意味での神への賛辞の一種であると思い続けています。

 

 ・しかし、ベートーベンは、そんなことはまったく考えてもいなかったのです。彼は当時、宗教と国家に洗脳されることを何よりも恐れていました。彼は人々が洗脳され、迷わされ、無能力にされているという事実を嫌っていたのです。

           

 ・彼は大衆が目覚めることを望んでいた生まれついての革命家であり、そのために交響曲を創造しました。その中でも集大成的な作品が、この「第九」なのです。

 

 ・とはいえ、彼が生きた時代は、教会や国によって発表しようとする文章が厳しく検閲されていました。彼のメッセージをそのまま楽曲として表現したら、確実に禁止令が出され、彼は権力によって捕らわれていたことでしょう。

 

 ・こうした当時の状況をよく知ることで、「歓喜の歌」に秘められた真実の意味を理解できるのです。

                        

 ・この本を読み、あなたが「第九」の歌詞の行間に隠された真実に気付き、それに従うならば、新しい人間として生まれ変わることができます。このような効果を持つ音楽は他にないのです。

 

 ・なぜ、この曲は世界中の交響楽団の基本レパートリーに入って、世界各地で演奏されているのでしょうか?なぜ、ドイツ語を一言も理解していない観客が、感動の涙を浮かべるのでしょうか?

                             

 ・それは、聴き手が潜在意識の中で、ベートーベンが何を伝えたいのかを感じているからに違いありません。

 

 と、そこまで言っています。

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