鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

ォ恥ずかしながら

2006-07-25 22:11:57 | 小国川

 ダイワ鮎マスターズに出てきました。山形県最上地方の小国川(最上小国川ともいいます)。惰性で出ているということです。(こう書くと言い訳しているようで気が引けるのですが。)ここまで読めば、結果は想像がつくでしょうから、ここで読むのを止めても結構です。

  2時起床。2時45分自宅出発。小雨と霧雨の中間位の雨粒。予報では山形(最上地方)も雨らしく、いつものように「関山トンネルを抜けるとそこは青空だった」とはいかないだろうと思っていました。

  案の定トンネルを抜けると、逆に少し強いくらいの雨模様でした。水量が多いのに加え、雨の中での大会かと思うと気分も重くなります。

  大会本部前には4時45分くらいに着きました。早すぎました。受付は5時半。川は思っていたほどは増水してはいませんでした。少し安心。

 7/9のシマノの大会のときは、かなりの渇水と感じましたが、そのときの水量計の数値はマイナス1.22、小国川のHPで平水と言っていた7/21の水位はマイナス1くらい。今日の水位はマイナス0.85前後。ということは、平水よりも15㎝前後水量が多かったということでしょうか。9日と比較すると35センチも多くなっているということになります。水位計の数値は小国川の「長者原」の観測結果です。

  3000円の負担金を払って、番号の書いてあるワッペンを箱の中から一つ選ぶという抽選方式による入川番号の決定。何と168番。ああ、これはもうだめだ!!と思いましたが、大会のときだけあう友達が、その番号はそんなに悪くはないと、(勿論よくはない)いってくれました。そうなのです、ダイワのオトリ鮎の配布方法は、50人ずつ4列に並んで若い番号の人からおとりを受け取り、好きな場所に入ることができるのです。

 記念品は、マスターズ20回を記念しての「ボトルキーパー」、これは夏の釣りには欠かせません。

 おとりを受け取ったものの何処に入ろうか??かなりの人が上流を目指している。でも自分はその気力がなく、近場でいいところがないかきょろきょろし、一関大橋のすぐ下流に立ちこむことにした。友達に橋の左岸のへチしかかからないと言われたので、左岸ぎりぎりに立ち込もうと思ったが、既に占拠されていたため川の中ほどの左岸よりに入って左岸を狙うことにした。

 膝上10センチくらいの水深のある瀬である。水は冷たい。ドライタイツかスリムウエダーにすべきだった。水温は16度。

 左岸ぎりぎりから竿を出す人とは互いに竿を真直ぐ伸ばせばぶつかるくらいしか離れてはいない。それぞれの列に6人前後が並ぶ。

 試合開始は7時。7時から10時30分までの3時間30分の試合。竿は一応ダイワに気を使って「銀影競技T中硬硬95SG]、水中糸はホクエツの超極細。ハリは6.5号か7号の4本イカリ。

 10分の間に2匹もかかったので、これは何とかなるかと喜んだのですが・・・。おとりをいれて5分くらいか、何か当たりみたいなものがあったようだと思ったら、かかっていた、11センチくらいのちび鮎が。10センチ未満は対象外とされるマスターズの試合では、最低限(10センチ)の鮎の大きさが必要である。これではあまりに小さいと思い、養殖のおとりをそのまま使用する。そしたら今度ははっきりとした当りがあり、13cmくらいのまあまあの鮎。これならおとりに十分使えると喜ぶ。でも、すぐにはおとりを交換せず、そのまま養殖おとりを使用する。

 これがよくなかったのかも。鮎釣りは循環の釣り、いかに早く養殖鮎から天然鮎に代えられるかが勝負の分かれ目。時間はたっぷりあるので、大事にとっておき、養殖おとりに引き続き頑張ってもらうことにした。しかし、かからず。ここで養殖を諦め、先ほど釣った鮎と交換。

 でも、遅かったのか?、かからず、何もかからず。左岸へチから竿を出している人は結構かけている、タモに取り込んだ姿が否応なく目に入る。焦る。

 開始30分。ようやく3匹目がかかったような感じがした。確かにかかっていた、しかし、あまりに小さく、木っ端鮎・木っ葉鮎という形容がぴったりの、自分でもびっくりするくらいのちび鮎。木の葉のように風に揺られて、タモめがけて引き抜いたものの途中ではらはら、パラパラと木の葉のように散っていきました、川に戻っていきました。

 その後は何をしても、場所をいろいろ移動してもかかりませんでした。そして、オトリも弱くなってきて、最早どうしようもなくなり、ギブアップ!!10時15分。結局込み4匹と言う貧果。もう何も言うことがありません。予選突破は14匹か(15匹かも)。

 でも今日は予選敗退では帰らず、決勝戦を見ることにしました。(30日のがまかつの大会の参考にしようとも思いました。)そしてその後の抽選会で何か当たって帰ろうとも思いました。

 決勝戦は180名中の30人で行われました。12時30分から14時30分の二時間。トップは21匹でした。このトップになった人は川に立ちこんで左岸寄りを釣っていましたが、私は丁度真正面近くにいてずーと見ていました。コンスタントに今の小国川ではいい型の鮎を釣っていました。

 12名が東日本ブロック大会に出場する資格を得ました。ブロック大会は同じ山形県の寒河江川です。20周年記念と言うことで12名と言う大人数になったのかも。

 何しろ今の鮎の平均体重は20から30グラムという軽さです。オトリ鮎が一番大きいのには変わりがありません。

  表彰式のあと、恒例の抽選会がありましたが、せめて抽選だけでもと思い、これにかけていたのに、こちらもNO!でした。前後の人には当たったのです。でも、自分には当たらなかった。

 いろんな大会があり、いろんな大会に出ましたが、ダイワの抽選会が一番豪華です。しかも、私は何故かわりとよく当たっているのです。クーラーの大小3個を筆頭に細かいものも当たったことがあったのですが。

 ついていないときには、ことごとくついていない!!ということのようです。

 天気は予選の時は雨、決勝のときは晴れ、強い日差しが差したりもしました。

 長い永い一日でした。もうやめるか?大会に出るのは、と思ってしまいました。

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1 コメント

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う~ん (yodakinbo)
2006-07-27 23:43:09
本州の大会参加者はやはり多いです。

九州は80名チョイですよ。九州は友釣り後進県としてマスターズがなかったのもうなずけます。



僕もいろんな大会に出てますが、惨敗の方が多いです。

最近は抽選の賞品狙いと、大会でしか会えない人との同窓会みたいなもんです。

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