一昨日のことですが、紙芝居、それも昔々の紙芝居を手にとって見る機会がありました。
宮城県図書館からの借り物で、当然?レプリカですが。でなければ触ることなんてできません。
写真は「妖怪大名」という紙芝居で、何と多分当時はあんまり売れてはいなかったであろう、あの”水木しげる”先生です。妖怪と心が通じる、分かり合えるきわめて数少ないとても貴重な人物です。
「新日本画報社」版。「4」というのは4巻目ということでしょうか。
子どもの頃の紙芝居については、去年のいつ頃かブログに書いたことがありますので、繰り返しませんが、紙芝居っていうともう少し大きいのかなと思っていましたら、そうではなく、「B4」版の大きさなのですね。
今の社会は、日本仕様の「B版」から「A版」に代わって15年くらいになりますか、今で言う「A3版」くらいかなあと思っていました。
でも紙芝居の絵は何とも独特のものがありますよね。昔のものだから古臭いのは当たり前としても、子ども時代は何ともおどろおどろしいというか、うわっと襲われるような、覆いかぶされるような、虜にしてしまうようなそんな魔力みたいなものがあったような気がします。
この紙芝居の記憶は全くありません。