鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

シミズからも、   少し前ですが、

2020-02-15 14:01:49 | 思いつくまま

                 

いやあきょうはあったかいなとはっきり感じました。風がないもので、少し誇張すれば ”ムッ” とする感じでした。 いやあ参りますね、2月の中旬ですよ。朝5時なんて 9.4度 もありました。7時は7.5度に下がり、10時になると12.2度まで上がりました。

   

きのうの10時は11.7度でした。午後1時の気温はきのうが13.7度できょうは13.9度です。このまま行けばきのうを上回るかもしれないと思ったのですが、午後2時は13.3度となり、きのうの14.9度とはかなりの差が出ました。

きのうのNHKNお朝ドラ、といっても再再放送?の「おしん」ですが。きのうのおしんと初ちゃんとのやり取りと二人の表情、最高でしたね。近年まれにみる真剣なやり取りで、まさに迫真の演技でした。ウーンやはりプロだなと感心しながら、こちらもうっすらと涙を浮かべながら見ていました。

複雑な過去を持ちながら今はおしんの娘のように一緒に生活している、田中好子演じる初子、自分が居なければ田倉家はうまくいく、自分の存在が二男夫婦を、とくに二男の奥さんの立場を不安定にしていると感じて、田倉家を去ろうとしたのですが、それをおしんが懇々と説得して止めるるシーンでした。

音羽信子と田中好子、二人の流す涙はまさに本物、心が通じ合わなければこういう涙の流れにはならなかったであろうと容易に推察できるものでした。あさから深い感動を頂きまして、きのうの朝方は心が清らかに満たされた気がしました。

きのうの朝というと、NHKの朝のニュースでも面白いことを放送していました。 見た方もいるかともいますが、日本の昔ながらの”ふんどし”が今見直されているというものでした。腰を締めつけないということで女性にもに気が出ているようだし、何といっても温泉等での浴衣姿にはふんどしスタイルが似合うようです。ゆったりとして寛(くつろ)げるようですね。

他にも介護にも利用しやすいようで、確かに寝たきりの人の下の世話をするときはいいかもしれません。下の下着の交換がとってもしやすいようなのです。今後介護の現場で利用が伸びていくかもしれません。

そのテレビを見ていて、ちょっと思ったのです、自分のふんどし姿を。日常生活ではふんどしは履いてはいませんし、そもそも持っていません。まえにも少し書きましたが、白石城での映画の撮影の時に、急遽ふんどし姿に変身したことです。

石井岳龍監督作品で綾野剛主演の映画です。題名は「パンク侍…参上」だったかな。もう何年前になるのか。2年半前ですか。2017年の夏の撮影です。時は江戸時代の初期、変な新興宗教が流行り出し、「おへど」「おへど」といいながら徒党を組んで権力(お殿様)に立ち向かうというシーンでした。

白石城を乗っ取ったわけですが、その時の私の役割、服装がすごかった!!!もう絶対に二度と再びない変身でした。江戸時代初期の食うに困った乞食役でしたから。数名の乞食たちも新興宗教集団に交じってお城に攻めのぼっていくのですから・・・・。

控室が白石市役所の会議室で、そこに入ったらすぐに上半身裸にされて鏡の前に座らされ、顔や上半身にペインティング、頭には簡易な鬘(かつら)を被り、そのうえから汚い手拭(実際は汚くはないですよ)でほっかぶり。

 

こうなるとまあ一応本格的なメイクと言えないこともないじゃないですか。そして裸の上からは襤褸(ぼろ)の半纏みたいなものを一応着ました。でも衝撃的だったのはそこからです。乞食役でふんどし姿になる人はいないか?という声が聞こえてきたもので思わず手を上げました。

それから6尺ふんどしを渡されましたが、自分ではふんどしをしたことがないので巻き方を知りません。メイクの若い女性がやってきて、こうやって腰に巻くのですと、手取り足取りで教えてくれました。もちろんその時はまだズボンをはいていました。ズボンの上から巻き方を教えてもらったわけです。

 

一応OKとなり、いよいよ本番の、(本当は汚くはない)汚らしいふんどし姿に変身する番です。ズボンもパンツも脱ぎ捨てて下半身はすっぽんポンで、6尺ふんどしの片方の端を首で押さえて、前から後ろに持って行って、そこから今度は横にもっていって、更に反対側の横に回して落ちないように締めます。

それから今度はまたメイクさんの出番で、腹から背中から、両足と乞食らしくペインティングします。足はわらじ履き。それで一応老人の乞食の出来上がりです。みんなで市役所からすぐそばの白石城まで歩いていきました。さぞかし異様な風情でしたでしょうね。

 

撮影の前に異様な風体の何十人がみんなでラジオ体操をしましたね。走ったりしますから。途中何回かカットの後のチェックの待ち時間があるわけですが、そのときはメイクさんが我々の間を歩きまわって顔を中心に、手や足にペインティングをしてくれます。動いている間に化粧も薄くなるのでしょうか。若い女性に何回も化粧していただく?なんてもうこれっきりでしょうね。

前置きが長くなってしまいました。普通はこういうロケでは写真は禁止なのですが、ここまで変身したということは後にも先にもその時だけだろうということもあって、ある人に写真を撮ってもらいました。その写真はもう永久保存版なのですが、その写真をアップしようかなとふと思った次第ですということなのです。もちろん顔は隠しますが。

でもやめました。アップする時はこのブログを止める時にしようかなと思います。期待された人には、ここまで引っ張ってきて申し訳ございません。

ということで、まさかここまで長くなるなんて・・・・、タイトルに偽りありになってしまいました。シミズはあした以降にさせていただきます。すみません。

 

 


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