鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

小国川穴あきダム建設について

2014-04-30 13:50:53 | 思いつくまま

 きのうは関東地方以西はかなりの大雨のようでした。その余波なのでしょうか、こちらは午前中から小雨というか霧雨みたいな細かい雨が降り、どんよりした天気となっています。 当然気温も上がりません。 広瀬川の水量のみ豊富なものとなっています。

  

 国会議員というか内閣の面々はゴールデンウイークを利用しての”外遊ウイーク”が御盛んなようで極めて結構なことでございます。 今回の外遊が日本のこれからの進路を決定することにとって有意義なことになりますように心から願っている愛国者たる一国民であります。

 

 外遊ウイーク、外国訪問、外国出張、ということばを朝日新聞は使っていますが、どう違いがあるのか、仕事か私人としてか?出張と言われたら仕事のようには思いますが、きちんとした出張報告書を書いているのでしょうか。どう考えても”外遊ウイーク”という言葉は茶化していますよね。 まさに比重は 遊 にあり、ということでしょうか。

 

 今朝の地元紙”河北新報”のオンラインニュースに、「漁協、来月にも賛否  山形・小国川ダム建設問題」という見出しの記事が載っていました。 きのう29日に3回目の小国川の治水対策協議が新庄市で開かれ、漁協の高橋光明組合長(3月15日に新しい組合長に選ばれました。)は『前組合長の遺志をくみ、これまで反対の立場だったが、今後5月の理事会にダム案を示し、6月の総代会で組合員の意見を集約して県に返事をしたい』と明言し、協議は今回で終了ということです。

 

 この記事を読んで、おやっ小国川漁協もだいぶ変わってきたのか?と思ったので、より詳しく知ろうと、山形新聞のオンラインニュースを検索してみました。4月分しか検索できず、4件見つかりました。

                       

 その4件は、4月4日、11日、13日、23日だけで、29日の記事は見つけられませんでした。(午後2時現在)  大事なことなのに山形新聞は無視か?いやそんなことはないだろう、明日か夕刊には載るだろうと思ったりしていますが、果たしてどうなるか?

        

 23日の記事でははっきりと 「3回目の協議を29日に行う方向を確認した。」と書いてあります。 小国川漁協として、5月の理事会や6月の総代会で組合員の意見を集約して返事をすると言っているのですから、事態はいよいよ大詰めに近くなっているということです。山形新聞にはいつ載るのか、どういう形で載るのか注目しています。

                         

 以前に河北新報の記事(4月15日)として、「小国川ダム問題 山形知事シンポ開催せず」という見出しの記事をこのブログで取り上げたことがありますが、それは2回目の治水対策協議があった4月12日に漁協側が有識者による公開シンポジウㇺの開催を求めたからです。

        

 山形県は、「有識者の意見は十分聴いてきた。地域を知っている者同士が話し合った方がいい」ということで、開催を拒否したものですが、その12日の開催を報じた13日の山形新聞の記事を読むと、どこにも漁協側が有識者の公開シンポの開催を求めたということは書かれていません。

                       

 なぜ漁協側が公開シンポの開催を求めたか?15日の河北新報の記事によると、「流水型ダムの有効性を強調する県に対し、別の有識者は全く正反対のことを言うと不信感を募らせ、推進、反対両派の学識経験者らによるシンポジウム開催を求めた」からです。

 (以下の2枚のクルミの写真はいつものクルミとはことなり、上流側にあるものです。木は小さいです。)

                     

 こうしてみると、常々思ってはいるのですが、マスコミのニュースや記事は一社だけでは本当のことは伝わってはこないということ、本当のことを知りたければ複数のマスコミにあたって自分なりに考えなければならないということになりそうです。

                     

 というか眉唾物として、本当にそうかという疑問を常に抱きながら読む、あくまでも参考として読むということになるのでしょうか。 

    (雨に打たれて一段と艶っぽい!)

 何が真実なのか、双方で発言したことをきちんと(嘘偽りなく)文書化しているのか、それらは公開されるのか(見られるのか)、秘密保護法との絡みもあり、今後ますます行政側の文書の閲覧は難しくなっていきそうです。

                 

 雨に煙る牛越橋です。もう工事はすっかり終了しています。

 

 

 


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