鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

瀕死のサケが、

2012-11-29 15:52:40 | 広瀬川

  きのうは満月ですか?お月様は見えなかったけど。一昨日の午後やや遅くに、東の空にお月様が見えました。

 

 その下の広瀬川の分流です。 元気に泳ぎまわっているサケがいるかと思うと朽ち果てようとしているサケもいて、小さい分流では生死のドラマが展開しています。

 

 場所は分流の中ほど、右にカーブしてからの右岸側です。

 

 上の写真の右側のサケですが、死んでいるのか、まだ生きているのかはっきりしませんでしたので、中洲に渡って確かめてみました。 (左側のサケは既に死んでいます。)

 近寄っていったら、姿勢がは変わっていて、腹を見せていましたが、すぐそばまで近付いてみるとまだ生きていました。

 

 写真ではどうしてもある瞬間を捉えるわけで、固まっているように見えてしまいますが、呼吸はしていました。

                 

 とても大きいサケです。

       

 ご覧になればわかるように、川底はとても汚い、腐れた川藻というか苔が一面びっしりです。 呼吸は、パク・パク・パク・パク・シュー という動きでした。4回くらい呼吸して最後は偉から空気を押し出してやるような、そんな感じでした。

                

 もっときれいなところで死なせてやりたいと思ってもどうしようもありません。 可哀そうですが、こちらとしてはじっと見守るだけです。

 

 せめてきちんと写真に残しておこうと思うのみです。 このサケがこの広瀬川の分流まで遡上してきて、いよいよ息絶えるという姿を撮っておいてやる、みんなに見てもらおうと思って撮りました。

            

 下の写真はきのうの午後のものです。 完全に死んでいました。

 

 こうやって段々死んでいくのですね。 きょう(29日)の午後の分流には、死骸が9体ありました。うち3体は、いつもは泳ぎ回ってはいない分流の下流の細かい岩盤の溝がある方で死んでいました。 元気なサケは約10匹近くいました。

 

 


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