きょうは何とも冴えない、朝から雲の多いどんよりとした一日でした。 まあ、風がないだけましでしたが。 きょうも写真、サケの写真を見ていただきますが、川の写真を撮るときは晴れの日ではなく、曇りの日の方が反射がなくて撮りやすいですよね。 でもそれは一眼レフとか高級なカメラなら自然条件も最大限に活かせるのでしょうが、どこにでもあるデジカメではあまり関係ないようですね。
下の写真は分流を上流の本流側から撮ったものですが、途中は伏流水となっているようです。
その上の本流側には生きたサケは見当たらず、死骸だけがありました。
これは渇水で水溜りのようになってしまった牛越橋の下流の流れですが、ここをサケたちは終の棲家として泳いでいます。 対になって寄り添いながら泳いでいたり、産卵床を掘っていたり、孤独に浸っていたり、サケたちはそれぞれの生き方で生きています。
きょうは動きのある写真が撮れたので、ご覧になっていただきたいです。
こんなにも近くにまで寄ってくれたサケもいました。 感謝です。 痛々しい姿ですが、迫力があります。
この付近の川底の石は決して小さくはないのです。 これが分流の川底なら小石も小さいのですが、ここの川底の石はサケにとっては大きいように感じるのですが。
これでは体が傷つくでしょうね。 痛くないのか? このように自分の身を犠牲にして産卵床を造ったのですから、パートナーを見つけて無事産卵、受精が行われることを願わざるを得ません。
写真は午後4時前のものですが、月曜日なのに上流右岸で芋煮会をしているグループがありました。
でも下流側ではなかったので、周りはとっても静かです。 聞こえてくるのはバシャバシャというサケが出す音ばかりです。(橋を通る車の音は聞こえますが。)
あと何日生きているのか、・・・。
そうそうこの写真を撮っての帰りの堤防で見てしまいました、雪虫を。 2匹見ました。 雪虫は何とも可愛いものですが、いよいよその季節になるのですね。
でも、家の周りの虫たちは健気にもまだ鳴いています。 いつまで鳴き続けるのか? いつまでも鳴き続けてほしいとも思いますが、それでは虫たちに可哀そうです。 散り際は大切ですから。