きのうの雨で広瀬川は増水しました。 仙台で60ミリの雨量とか。 増水したとはいっても大したことはないです。 平水よりも増えてはいますが。
今広瀬川河畔の散歩はとってもいい気持ちです。 暑くもなく、(陽射しがあれば)寒くもなく、歩くといい運動にもなりますし、気分転換にもなります。 風、秋風が頬に心地よいのです。 せせらぎを聞きながらの河川敷の散策は、この上なく贅沢といってもいいものです。
手入れされている花は、コスモスやダリア他、自然の花は彼岸花とかが咲いています。
きのうの朝日新聞の「みちのく歌壇」から;(引用をお許しください。)
『どこまでも他人行儀にすれちがふ風は透明 秋が来てゐる』
(仙台市:坂本 捷子さん)
『どのやうな風ともほどほど付き合ひて秋を楽しむコスモスの花』
(北秋田市:三浦 謙蔵さん)
映画を見ていますか? 夏が終わったということもあり、先月の後半は映画を2本見ました。 この歳になると、1,800円の入場料が1,000円で見られますので、ありがたいことです。
見たいなあと思っていた映画は、『シャンハイ』、『日輪の遺産』、『アジョシ』でした。
まだ上映している映画もあるので、ネタバレは避けたいですが、 『アジョシ』は韓国で絶賛された、感動の映画とかPRしていますが、個人的にはなんでここまで残酷な場面を挿入するのか、その必要があるのか、大いに疑問です。 そして少女とおじさん(アジョシ)との関係、こんな関係で命を賭けるのか?無理があるのではないかと感じてしまいました。残酷な場面は、映画とはいえ凝視できません。残酷なアクション映画と割り切ってみればいいのでしょうが。 それはそれとして、ウォンビンはとっても格好よかった。 ファンなら堪えられないかも。
そこいくと『シャンハイ』はとってもよかった。実際はタイで撮影したのでしたか、CG技術も素晴らしく、戦争(アジア・太平洋戦争)中の”魔都”上海をよく表現していました。 大国の租界があり、租界同士の縄張り、租界を越えての諜報活動、それに中国の抵抗・レジスタンスが加わって、物語の展開も面白かったです。 見ておいてよかったと思いました。
そして『日輪の遺産』ですが、これは見逃してしまいました。でも、きのう本屋に入ったとき、新刊書籍の場所に文庫本が積まれていました。映画を見れば1,000円ですが、文庫本なら760円です。 ならば本を買って読んでみようということになって購入し、さっそく読み始めました。 久し振りに夢中になり、500ページと厚い本なのですが、きのうきょうと二日で読了してしまいました。著者は浅田次郎です。 時代設定もよく、手に汗握る展開で、どんでん返しというか、まさかという衝撃的な展開もあって手放せませんでした。 映画ではこの場面をどう表現したのか?そんなことも考えながら読みました。 1993年の著作ですのでかなり前となります。
浅田次郎の本となると、やはり”壬生義士伝”が一番感動させられました。 新撰(選)組の大ファンですから。
あしたは豊齢学園の館外授業で米沢方面に出かけます。 天気もまあまあのようですので、楽しみです。