鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

米代川釣行 その2

2011-08-23 09:45:35 | その他河川

 20日、21日と家を留守にしている間に、スポーツ界ではうれしいことがありました。

 青森の光星学院が決勝戦に進出したこと(決勝では日大三高に完敗でしたが)、東北楽天ゴールデンイーグルスがソフトバンクに連勝したこと、そして何よりもベガルタ仙台がようやく勝ったこと、それも名古屋を相手に1-0で勝ったこと、これが一番嬉しかったですね。 10試合ぶりの勝利ですか、何しろ負けるか引き分けという試合がずーと続いてきましたから。 勝ち点3をもぎとってよかった。 順位も10位から7位に上がったようですし。 まずは一安心です。

 

 【米代川釣行 ②】

 8月20日(土): 第一日目

 天気快晴、気分快調、turikiti23からオトリと日釣り券を購入して向かったのは、米代川上流部の西道口の堰堤下、稲村橋です。 途中道路から見える米代川には、釣り人が結構いました。長い鮎竿が何本も川の流れに立っていました。 心は否が応でも浮き立ちます。ワクワクします。逸ります。

 なぜかこの稲村橋の上下には釣り人が少なかったのです。これなら幅広く動き回れるし、いろいろ探りつつ何とか数を揃えることができそうに思いました。 何よりも深くて危険そうな場所がなかった(見当たらなかった)からです。泳げない自分としては安心して竿を出せますし、動き回れます。

 

                これが稲村橋です。

          

 その橋の上流の長い瀬です。(再掲)

 

              こういう瀬が続いています。(再掲)

             

 橋脇の土手に、交通の邪魔にならないように気をつけて駐車しました。 着替えて、イザ出陣!!です。 それにしても眩しい、眩い河原です。 最初の水温は19度でした。

 午前中は、10時30分から12時まで竿を出しました。 タックルは、シマノの豪竿”尺鮎90-95”を持っていたのですが、その出番はないだろうと持参しませんでした。

 竿は3本用意し、ダイワの”硬派「剛」95引抜早瀬”とシマノの”アドバンフォース95”、そしてオリンピックの”インテグラ鮎引抜急瀬90”の3本です。 今回は”インテグラ鮎引抜急瀬90”を使いました。個人的にこの竿が好きなのです、扱い易いのです。 水中糸は複合メタルの0.06号にしてみました。 ちょっと細いかもしれないとは思いましたが、敢えて挑戦しました。

 橋上流側の長い急瀬の上の方に左岸から入りました。 右岸側から一人竿を出していました。 左岸ヘチもいい感じなのですが、そこを歩かないと竿を出せません。左岸ヘチ寄りから川の中心、瀬の流芯にオトリを誘導します。

 オトリを購入した時はあまり元気がないなと思い、心配していたのですが、我々釣り人と同じ心境なのでしょうか、本流に入ったら元気なのです、よく泳いでくれました。 鮎は見かけによらないようです。

 時に10時38分頃、待望の当たり。でも意外と弱いのです。一気に竿をひったくるという感じではなく、コツンという感じ。でもそこからが強かった、引きが。急瀬であるし、流れに乗られると、引き寄せるのも引き抜くのも大変です。 でも、それが楽しみなのです。 その強い引きを楽しめるからアユ釣りを止められないのです。

 少し下りつつ流芯から右岸側に寄せて引き抜きました。 21センチくらいの鮎でしょうか。 背びれが長く、先のほうが黒い立派な天然鮎です。記念すべき米代川の第一号の鮎です。 すぐオトリを交換して、同じところに誘導します。 するとまだきちんと沈める前に目印が下流に飛びました。慌てて竿を溜めようとしますが、流れに乗ってしまい、ジャンプされてバレてしまいました。 うまくいきません。

 気を取り直して、サカバリをセットしなおしてリリースします。 今度はそう簡単には掛かりません。 少し釣り下ったところで当りがあり、今度は慎重に引き抜きました。

 さらに釣り下って、橋の上下の流れが絞られた深さのある急瀬に入りました。 ここではオモリではなく、背バリを使用しました。ここで1匹を追加して、さらに下ります。トロから瀬が待っています。

           橋下流の急瀬です。(再掲)

      

 この瀬は流れが早く、大きな黒い石がたくさん沈んでいます。 そうそう橋上の急瀬もそうですが、ここも川底の石は滑りません。その点では歩きやすくて助かりました。

 でも目だったハミ跡は見当たらないのです。 けれども鮎は居て、追って、掛かるのです。 渇水状態から一時的に水量が増えて、その後徐々に水が落ちていった状態だから、しかも濁りは全くなかったし、釣れたのでしょうか。

 掛かるのですが、左岸側で掛かり、どうしても竿がのされる状態になりますので、掛かると大変です。そのまま強引に引き抜けばいいのかもしれませんが、癖?で右岸側に寄せてから引き抜くというのが習慣になっていますので、強い流れを横切る形で右岸側に寄せるため、流れのところでバウンドしたりしてバラしてしまいます。これが2回ありました。

 結局午前の釣りでは、3回バラし、キープは7匹のみでした。 型は20センチから22センチくらいですか。 地元の広瀬川の大アユと比べるとちょっと物足りないといえなくもないですが、でも満足です。久し振りに鮎と格闘できました。

 素晴らしい釣り日和のもと、きれいな適度な水量の川に入って、米代川の天然鮎と勝負が出来ました。 鮎と”戯れて”というよりは、””弄ばれた””という感じがしないでもありませんが、それはそれでいいのです。楽しんだのですから。 アユ釣りを満喫したのですから。(午前中だけで満喫では困りますが)

 お昼はミニざるそばと大好きなおいなりさんで済ませました。

 

 午後は、1時15分から5時まで竿を出しました。

 お昼前頃から釣り人も入ってくるようになりました。個人的には釣り人は適当にいてくれないと、なんか詰まりません。 みんなで楽しんで釣りをしたい!!いろんな服装、釣り竿を持っての釣り人、アングラー、そういう人たちと交わりながら釣りができればいいなあ、と思っています。別に話しをしなくてもいいのです、居てくれるだけで。

 午後になると水温も上がってきて、21度でした。

 午前と同じく橋の上流の急瀬から、ズーと下流の瀬まで釣りくだり、後半は再度上流の急瀬に入って、それなりにいい思いをさせていただきました。 米代の鮎に感謝です!!

      (仲間が釣った大アユです。体高があります。)

      

 午後のキープは11匹でしたが、悔しいことにバレが続発しました。 オマケニ0.06号の複合メタルは親子丼(高切れ)で、使用不能となり、二つ目の仕掛けはいよいよ本命の出番、ホクエツの複合メタル”尺鮎0.2号”にしました。 

 バレは6~7回はあったと思います。 こうなるとバレが楽しくなったりして、自虐的になります。 慎重すぎるのがよくないのかも。 それと引き抜いてタモでキャッチするのではなく、振り子抜きで後ろに飛ばし、流れてくる2匹の鮎をおもむろに掴み、タモにいれるという取り込みを何とかしてマスターしないといけないと痛感した次第です。

              (自分の釣果です。)

       

         (タモは、シミズのテクノメッシュタモです。)

 

 今晩は7時から第九「合唱」の練習があります。男だけの練習日、特訓日です。 辛いなあ~。 上手であれば何の心配もなく、逆に練習が楽しいのでしょうが、楽譜をきちんと読めない自分としては、耳から覚えるより他はなく、それなりに辛いのです。

 #で半音上げたり、♭で半音下げたり、元に戻したり、何よりも耳が聞こえなくなったベートーベンは歌い手のことを考えずに?平気で高音の”ラ”を出させたりするのです。 654小節からの、いわゆる”二重フーガ”の部分、テノールも大変ですが、ソプラノはもっと大変なのです。

 と、愚痴ばかりいってもはじまりません。 発声練習は本当にためになります。 3,500円の団費は高くないです。

 楽しんでやらないと、・・・。

 

 長くなってしまいました。 読んでいただいてありがとうございます。

コメント (4)
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