鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

カーボン繊維

2009-01-04 21:24:38 | お知らせ

(写真は家にあった丑年にちなんだ牛の人形たちです。)

(写真が小さいものほど実物も小さいです。)

 

 先月の30日ですか、忘れないうちに書いておこうと思います。

 ”釣りビジョン”での放送で、「温故知新」という新しい番組です。後半を見ただけなのですが、なかなかおもしろいことを放送していました。

 

 カーボン(カーボン繊維)の話しで、釣り竿も竹・グラスファイバー・カーボンと素材が進歩してきました。

 最初にカーボン繊維を使って竿を作ったのは、オリンピックでした。これは前にもどこかで聞いたことがあります。

 その一年後にダイワも製品化したようです。

 

(このあかべこは、確か私が小学校6年のとき会津若松へ修学旅行で行ったときに買ってきたものです。 当時は旅館に泊まるのに、自分の食べる米を持参していました。米穀通帳というものもありましたね。)

 

 渓流とか、海用の竿は何とか製品化できたのですが、長くて・細くて・軽くて・強くて・感度がいいアユ釣り竿を作るのには、それまでにない苦労があったようです。

 それだけアユ竿は完成された製品ということです。 そういうアユ竿を作り上げることによって、もろもろの技術が向上したといいます。

 

 (下の牛の人形は、上下二つが張りぼてなのに対し、陶器製です。どういうわけで家にあるのかは不明です。

 

 こんなことを言っていました。

 

 カーボン繊維を最先端で使用・利用しているのは釣具業界で、その頂点は『アユ竿』です。

 一番高い竿はアユ竿で、ダイワとがまかつからは50万・60万の竿が売り出されました。 (今はダイワは売ってはいないようですが)

 もちろんお金持ちのアユ釣り師にとっては、ステイタスシンボルとして買うことは何ともないのでしょう。(私としては”うらやましい”とも思いません。それを越えていますので。)

 それが釣りとは関係のない業界の人が、「最高級の竿」を毎年購入しているというのです。

 なんとナント何と、ホンダが撤退することになった”F1”メーカーの人達が毎年必ず買っていくのだそうです。 そのため、最高級のアユ竿はまたの名を『アユ竿のF1』というそうです。

 

 カーボンがどのように加工・利用されているのかそれを調べているとか。その技術を盗んで、それをF1カーのボディ等に利用できないか調査研究するためです。

 

 そのほかには、今となっては人工衛星にはなくてはならないものとなっているらしいです。

 

 日本に昔から伝わっている、伝統のアユ釣りが、アユ釣りの竿が、今はいろんな分野で世界に貢献しているというのは嬉しいことではないですか。

 

 もっと安く手に入れば申し分ないのですが・・・・。

 

 (このあかべこは、30センチくらいもある大きなものです。誰かにもらったものと思われます。)

コメント (5)
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