仕事の帰りに、近くのデパートで開催中の「与 勇輝・人形芸術の世界」を見てきました。昨日か、夕方の地元のテレビで開催を知りました。
「あたえ ゆうき」と読みます。本名だそうです。すごいですね。人に勇気を与える、それも輝かしい勇気を。
人形は思っていたよりも小さいのです。30センチあるかどうか、それより小さいのも多いです。
よくもここまで細部に拘ったものだと、ほとほと感心しながら観て来ました。髪の毛、着物の折り目というかしわ、下駄まで。そして何といっても表情、顔の表情が素晴らしい。
ノスタルジーを否が応でも感じさせられてしまう、柔らかく暖かい表情は見ている者を和ませます。子どもはとってもかわいいし、何て生き生きとしていることでしょう!!
うん、うん、そうだな、この表情だ、この仕草、これが日本の原点だ、とひとりで納得しながら観てきました。
写真は一通り見た後で購入した、B5とA4版のファイルとメモ帳です。
観覧料は700円です。
宮城県出身の彫刻家佐藤忠良氏に励まされて、人形制作に全身全霊を傾けたようで、何か少し嬉しいような気がします。
以前10数回にわたって紹介した宮城県美術館には、地元の彫刻家佐藤忠良氏の作品が一杯あります。