昨日12月29日は東京証券取引所の大納会がありました。下記の数値は、今年の1月から12月までの、17時現在の「円ドル相場」(銀行間買い気配)です。
2004年(平成16年)から円ドル相場とか日経平均株価に少し興味を持って、毎日記録し続けています。あんまり動きのないまま推移しているかと思うと、急に乱高下したりします。この背景には政治・経済の状況があり、それが見事に株価や円相場に反映されるようです。
勉強したわけではないので、何も詳しいことは分からないし、いえませんが、毎日記録しているとそれなりに面白いものです。(どんなことでも、継続していると力になるかどうかは分かりませんが、愛着が湧いて興味を持ち続けることになるようです。)正直なところは、これもただ惰性で記録し続けているというのが正しいです。 だから、下記の数値は、単なる数値の羅列に過ぎないといえばそういうことになります。
今日の朝日新聞の記事です。「株価は不祥事による投資家の不信感が根強く、回復の足取りは重かった。」「為替相場は低金利の日本と欧米の金利差から円安基調が続く。」
【円ドル相場】は、1月4日は、1ドル=115.98円でしたが、12月29日は118.90円でした。その差2.92円です。
土・日・祝日を除いて証券取引所は動いていますが、一日毎の相場の動きを追うことは煩雑すぎますので、1か月の動きを1日・10日・20日・30日の4日の数値で表して、1月から12月の比較をしてみました。(該当日が土曜日の場合は、前日の金曜日の、日曜日の場合は翌日の月曜日の数値です。)
(月) (1日) (10日) (20日) (30日)
1 115.98 114.47 115.32 117.16
2 117.33 117.58 118.16 116.34
3 115.83 118.21 116.08 117.46
4 118.52 118.16 116.08 114.31
5 113.18 110.71 111.73 111.84
6 112.77 113.90 114.77 114.65
7 114.55 113.54 116.76 114.46
8 114.74 114.89 115.50 117.21
9 117.36 117.17 117.13 118.03
10 118.28 119.19 118.36 117.73
11 117.09 117.61 117.92 116.10
12 115.85 116.63 118.17 118.90
一番の円高は、5月10日の「110.71円」、一番の円安は10月10日の「119.19円」です。
月別に見ると、5月から6月の上旬にかけてが円高が続いたといえます。
新聞によると、「米国の経常赤字問題などで円高圧力が高まり、5月に109円台まで上昇したが、年後半はドルやユーロに対して売られる展開が目立った。・・・。円安の背景にあるのが、ヘッジファンドなどが金利の低い円資金を調達し、高利回りの欧米や新興市場国で運用する『円キャリートレード』の活発化だ。日本銀行のゼロ金利政策の解除で政策金利が5年4ヶ月ぶりに復活したとはいえ、水準はわずか0.25%。欧米との金利差は大きい。」
何とも理解しがたい内容ですが、折角ですので今後は、世界の経済の動き、特に米国の経済状況に注目して、この分なら相場は上がる・下がる、どのくらい上がるか下がるか、予測というか推理しながら勉強していければいいのかなと思っています。
思ってはいますが、どうなるか分からないし、別に株で儲けようとかはまったく考えていません。株とか国債は購入しません。国債は買うなという父の遺言もありますし。そういえば戦時中の国債がありました。軍艦の絵が背景になっている「戦時国債」でしょうか。1枚か2枚ですが、これはまだ有効なのでしょうか?
戦時国債を買わされて、戦争に負けたことにより紙くず同様になってしまったために、国債は買うなといったのでしょうか・・・。