京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

福井大会

2012-04-16 | 中学生レスリング
15日(日)中学生9選手が福井大会へ出場しました。
今週は朝練習からアップダウンの激しいコースのロング走やインターバル走と朝からかなり走り込み、
午後のマット練習においても、2時間近くマットに入りっぱなしと、この週は追い込みました。
疲労のピーク時に試合でしたが、全中に向けての通過点なので、練習の一環で出場しました。

拓磨は、いままでの両脚・片脚タックルだけではしんどいので、ハイクラッチの練習を始めました。
意識して取り組むようになり、今回の決勝では、ハイクラッチからの二次攻撃の処理が速く、練習どおり動きが出ました。
これから全中に向け、いままでのタックル+ハイクラッチに、差し、2オン1、がぶりを中心に練習させていきます。

晃次郎は以前から比べ、積極的に仕掛けることができるようになってきました。
今回はローシングルから返されて敗れましたが、よく攻めるようになりました。
敗れましたが、次につながる内容です。これからです。
ローシングル仕掛けるまでの組み手と入ってからの処理の練習を、竜太郎と一緒にもっと練習させていきます。
また、体力アップしたらもっと確実性は増すでしょう。

優樹は相手に合わせてしまい、簡単に脚を触らせてしまいました。
常に相手の動き、相手ペースで試合が進んでいました。全く攻撃すらさせてもらえなかった内容です。
後手後手に回り、受け身になってしまったことが敗因です。組み手が悪かったですね。
次回は、もっと自分からガツガツ攻めて欲しいです。

和世は2勝して3位入賞しました。いままでこんなことはなかったです。
小学生時代から比べ、この1年間で少しづつではありますが、確実に1歩づつ前進しています。
本人も2勝しての3位入賞は初めてで、これからもっともっと努力すれば、さらに上を狙えると感じてくれたと思います。

軽量級の2年生4選手は、周りに刺激しあえる仲間が多くいます。一つ上には竜太郎もいます。
お互いに、もっともっと競り合って、切磋琢磨して欲しいです。

俊之の試合内容はまだまだです。本人にも話しましたが、今回の内容では、全中では3位入賞すら難しいです。
満足することなく、もっと努力しないといけません。全体的に動きがドタバタしていて、何をするにもキレがありません。
技術もそうですが、動き自体にキレがありません。実力ある相手だと、すぐに反応され、何もさせてもらえないです。
本人が一番良く理解していると思います。とにかく練習です。

勇輝は、そもそも構えから動きといい、全てがメチャクチャです。
また、以前よりは前進していますが、まともに、しっかり練習が積めていません。
技術的なことを語る前に、まずはここからしっかりできないと話しになりません。

涼磨は技術以前に、この階級では体力的に劣っています。
身体つきを見てのとおり、相手に体力差で圧倒されてしまっている試合内容です。
筋力・体力をつけるには時間がかかります。焦らずコツコツやるしかありません。

このように中量級3選手はもっともっと努力が必要です。他チームの選手は、ホント、実力があります。
全中まで約2ヶ月。全力尽くします。


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