京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

努力こそが天才を作る

2012-04-10 | 名言
「天才といわれる人ほど努力している」

人には才能というものが存在し、とてつもない力を発揮する人がいます。
しかし、生まれ持った才能だけで一生やっていける者なんて存在しません。
天才といわれてる人の生活や過去を振り返れば、全員努力しています。しかも半端じゃないほどの量です。
その努力の結果が、とてつもない実力を生むものです。

たとえば、ピカソの話しは有名です。ピカソは誰もが知っている天才画家です。
生涯でおよそ16万点もの作品を残していたことを知ってビックリしました。なぜ?かと言うと、これはとんでもない数です。
ピカソは92歳で亡くなりました。92歳まで作品を作ったとして、16万を92で割ったら、1年当たり1,700作品作っていることになります。
1年で1,700作品ということは、1日あたり4~5作品は作らないと、1年間で1,700にはなりません。
芸術作品とは、とても時間がかかります。数日でできるような物ではありません。
ピカソは、それほどの数の作品を作っていたのです。これは常識の範囲を超えています。

「鉄腕アトム」や私の好きな「ブラックジャック」など数々の名作漫画を残した手塚治虫もそうです。
14歳頃のデビューから、亡くなる還暦の頃までの40数年で、およそ15万枚の原稿を書いたそうです。
これも驚異的な数字だそうです。私は漫画は書いたこともなく書けないので、よく分かりませんが、漫画家の人からすれば、驚異的な数字だそうです。
しかも、これは完成された原稿の数だけであり、下書きとかボツになったものは含まれていません。
また、手塚治虫は漫画以外の劇画、映画、アニメなどの仕事も同時にこなしていました。週刊連載8本+アニメなどという、今では信じられない作業をこなしていたそうです。

このように、天才といわれる人ほど、人に知られないところで、人の見ていないところで、とてつもないほどの努力をしているのです。
だからこそ、凡人に天才といわれるような実力をつけることができるのです。
「世の中に天才なんて人間は存在しません。いるのは天才と呼ばれる ”努力家” だけなのです」
これは芸術だけでなく、スポーツも一緒。上手く結果が出ない時でも、勝てない時でも、決して焦らず、努力を継続することです。