京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

練習は試合のように、試合は練習のように

2009-11-11 | 教訓
競技スポーツの世界では「練習は試合のように、試合は練習のように」とよく言います。
日々の練習は試合を想定した練習、試合に臨む気持ちで練習し、試合は練習時のように平常心で臨め。ということです。
選手たちによく話すのは、野球の素振りの例です。
何も考えず、ただ100回振るよりも、対戦する相手投手をイメージして、そのフォームや投げたボールの軌道などを思い描いて、試合と同じ感覚で10回振る方が、試合に近い、試合で勝つ練習でしょう。
また、力の加減も違ってきます。実際、試合でバッターボックスに入った時の打席では、ただ何となく振る素振りと違って、バッドを握る力は相当強くなってます。試合ではその握りで振らなくてはなりません。力加減をより試合の打席に近いものにするには、試合を想定した素振りでなければなりません。
レスリングでも全く同じことが言えます。
例えば、タックルのスピード練習であれば、ただ何となく入るのではなく、1本1本、試合と同じスピードで入る。
試合というのは日頃の練習の感覚が出るものです。
試合で勝利するために日々練習を行っています。だから練習は試合のように、試合を想定したものでなければなりません。


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