京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

明治杯全日本選抜選手権

2012-06-19 | 卒業生(OB)レスリング
明治杯全日本選抜選手権において、卒業生の田中幸太郎(早大4年)と池田智(日大2年)の2選手が初優勝。
こんな嬉しいことはありません。

幸太郎は、2年前の世界ジュニアで銀メダルを獲得し、シニアの国内大会でも一気にいって欲しいと願っていましたが、
2・3年生の天皇杯全日本は1、2回戦で敗れ、学生の大会においても取りこぼし、「何をしとるんだ」とずっと感じていました。
今大会の決勝は、クリンチ決着であり、内容からいえば満足とはいきませんが、まずは結果が出せたことが良かったです。
今年はやって欲しいですね。

マサルは、素晴らしいですね。ビデオで見ましたけど、1R、3ポイント先制されても、タックルで1ポイント奪い、
このラウンドは奪われましたが、2Rにつなぎました。2Rはしっかりタックルを決め、3Rはクリンチ決着になりましたが、
終始、組み手が良く、前へ詰めていました。試合内容も良かったと思います。
地力が付いてきましたね。若いから伸び盛り、今後がもっと楽しみです。

幸太郎が高校時代、一緒に練習していたのは、翼しかいませんが、
マサルと一緒に練習していた、現在、高2の翼、高1の慧志、中3の竜太郎、来樹、俊之は、
マサルが高校時代、どんな練習をしていたかは分かっていることでしょう…。
一緒に練習できた君たちは幸せ者です。あの練習の取り組み姿勢が見本ですよ…。
後輩達に刺激を与えてくれた幸太郎、マサルには感謝します。

幸太郎、マサルには「ロンドンが終わったら、俺の時代だ」というぐらいの意気込みで、
これから練習を積んで、さらに上を目指して欲しいです。