京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

全中②

2012-06-12 | 中学生レスリング
拓磨が出場した42㎏級は、中学生なのに、かなり減量している選手が多い感じがしました。対戦相手は一目瞭然で見たからに大きさが違いました。たぶん相当、減量していると思います。そんな中で、伸び伸び試合ができていたと思います。ただ、準決勝は相手と少し差がありましたね。しかし、まだ2年生、来年に向けてモチベーションが高まってくれたと思います。

涼磨の今大会の3位はよく頑張ったと思います。入学時、80㎏近くあってボテボテで動きも鈍かった選手が、いまでは65㎏程度になり、身体がかなり絞れたことで、動きも良くなってきました。ここ1ヶ月間、毎日、高低差のある坂道コースを1日10㎞以上走り込ませました。心肺機能も高まり、練習の成果が一番表れました。これからもっともっと練習させ、さらに前へ目指します。

来樹の3位もよく頑張ったと思います。年間を通して、何かと怪我が多い選手で、練習が思う通りに積めておらず、本人も焦りもあったと思います。しかし、ここ最近は、朝練習においてもかなり走り込めましたし、マット練習も充実しており、継続して練習が積めています。練習の成果がようやく出てきました。今大会の3位に満足することなく、さらに上を目指してほしいです。

俊之は相手のタックルを簡単に受けてしまい、全く反応できず、デフェンスができていないのが敗因です。差して切るとかバックステップの反応もない、脇も甘すぎる、動きも遅く切れがないなど課題は多いです。身体も気持ちも空回りしています。また、日頃の練習では、2つ上の宏野にボコボコにやられています。身近な先輩とまずは競り合うぐらいにならないとダメでしょう。

2年生は来年まだあります。3年生は高校生に上がってからインターハイ、国体、選抜とあります。この大会は、単なる通過点であり、まだまだこれからです。今大会の悔しさを絶対に忘れず、さらに練習を積むことです。