少年の日々

はじめて考えるときのように

言葉と記憶

2012年01月29日 | Weblog
小学校、中学校、高校と、僕はほとんど読書をしないで成長してきたわけですが、

最近感じたことは、

本を読み始めた大学3年以降と比較し、

本を読んでいなかった頃の記憶が乏しい、

ということ。


たぶん、それは事実であろうと思う。

例えば小学生のとき、読書感想文が嫌いだったのは、

どう書いていいのかわからなかったから。

なぜ分からないかというと、

文章の「表現」というものを知らなかったのだ。


文章の表現を知るのに最適なのは、

文章で書かれた作品を読むに限る。


表現を知れば、世界を描こうという意思が生まれる。

意思が生まれることで、

その時々の風景が記憶に刻まれる。


こうやってブログに文章を書き始めたのは大学3年のときだったが、

これがそれ以降の記憶というものに反映されているのだろう。


「高校(中学・小学生)の時に戻れるとしたら、何をしたいですか?」

という質問に対して僕が答えることは、

「もっと本を読む」となる。


なので、これからももっと本を読もうと思う。

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