少年の日々

はじめて考えるときのように

ベストセラーて何だ?

2005年02月19日 | Weblog
就職活動時代の日記やら面接ノートを読み返す。このころのモチベーションの高さが何故今保てていないのか、それが現実なのか、とても悔しいが、まだまだ入社一年目であるのであきらめません。

本日はステップ発表会というものがありまして、内容は各部署が行った約半年に渡る業務改善の取り組みから、優秀なもの(?)を集めて全役員参加で最優秀賞を決めるという、なんとも仰々しいイベントである。全役員が揃うって結構すごい事ですね、新入社員から見ればみんな普通のおっちゃんだけど。

結果は出来レースじゃねーか、と思われるほど本命そのまま最優秀賞。www.推進課のベストセラー発掘企画(発掘というよりも無理やりベストセラーに仕立て上げられる可能性の追求というところか)。版元、取次(日販)、www参加店で販売促進(PR活動、仕掛け販売)を行い、初版在庫5000くらい抱えていた売れない本を8万部突破のベストセラーに仕立て上げ、現在も継続検証中です。王様のブランチで取り上げさせてたね。
これがどれだけ革新的なことか、業界にいないとわからんだろうけど、責任販売・契約志向の希薄な出版業界において計画的な販売というものが行われてこなかった現実(他の業界ではとっくにやってるんだろうが)。今回実績を残せた事で、版元からもいっぱい「ベストセラーにしたい本」というもののオファーがきているそうな…

でもさあ、本が文化的なモノだから法律の下に保護されているっていう感覚はまったく必要ないじゃん!もう、なにが正義か分からない。売れるが勝ち!そうなのかもしれないね。悲しいね。

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