少年の日々

はじめて考えるときのように

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ハチミツとクローバー

2006年07月20日 | Weblog
夜にアニメを見るのはきつかったので、レンタルでハチクロ1のDVDを全部見たのですが、
すいません、実はコミックを読んだ事がなかったのです。

ということで、映画が始まる直前に書店で買いあさっている今日この頃。
1~4巻まで買いました。自分の担当書店で1冊ずつ買っているので、ちょっと集まりが遅い。

それにしても、面白い。どんどん面白くなっていくね。
試写会には行けなかったけれど、
試写会限定(らしい)「羽海野チカ手書き」POP
をゲットして書店に配っています。

映画は公開初日に観に行きます。
来週はゲド戦記も観なきゃ。
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池澤夏樹「最初の1冊」

2006年07月18日 | Weblog
僕が文学に出会ったのは池澤夏樹による。
文学とは何か?
その命題に答えることはできないし、考え続けることが答えなのかもしれない。
とにかく、僕は池澤夏樹で文学に出会った。

『スティル・ライフ』中央公論社 (1991/12)

この本を手に取った理由を正確に思い出す事ができない。
ただ、現実と距離を置きたくなったときに何度も読み返した。
そう、何度も。

池澤夏樹の作品は自然畏怖するものが主体である。
「マシアス・ギリの失脚」では自然(宗教)と政治と経済とが混在する世界の苦悩を見事に描かれている。
また「真昼のプリニウス」は池澤夏樹が言いたい事がもっとも凝縮されている作品だと思う。

さて、「スティル・ライフ」だが、そこまで重いテーマ性を持っているわけではない。
しかし、その世界観がやはり、どこか現代というものを批判していて、現実というものに距離を感じる。
諦めだとか、憂いだとか、そういったマイナスの感情ではなく、あくまで前向きに、現実を遠くから(それも、遥か遠くの彼方から)見つめる。

だから、僕はこの作品で現実を受け入れる器というものを作った。
現実を遥か彼方から見つめる器を作った。

それが今の僕の基本理念になっている。
ふと、疲れたり、何かが見えないと感じるときは、遠くのものを考えるといい。
たとえば、夜空に煌く星とか。

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駄菓子

2006年07月16日 | Weblog
最寄の駅の近くに駄菓子を売っているコーナーがあって、そこではラムネが63円だった。チーズあられがめちゃめちゃ旨いですよね。うまい棒はチーズ味を買いました。
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保坂和志「最初の一冊」

2006年07月15日 | Weblog
保坂和志の思考にはかなり影響を受けていて、世界の捉え方を再考せざるを得なかった。

『プレーンソング』中央公論新社 (2000/05)

大学生協の本屋を徘徊するのが習慣になっていた当時、
出版社で本を選んでいた時期があって、
池澤夏樹が好きだった僕は中公文庫の棚の平台を制覇してやろうと考えた。

その時平台にやたら陳列されていたのが保坂和志で、
後から知ると学園祭の講演の為に頼んで並べさせてもらっていたらしい。

そんなことは知らず、名前も知らない保坂和志という作家は平台にたくさん並ぶほど有名なんだと思い、
やはりお金がないのでそのまま図書館に行きデビュー作である『プレーンソング』を手に取った。

「うっかり動作を中断してしまったその瞬間の子猫の頭のカラッポがそのまま顔と何よりも真ん丸の瞳にあらわれてしまい、世界もつられてうっかり時間の流れるのを忘れてしまったようになる」(本文より)

とにかく、猫の描き方をすごく気に入ってしまい(作者の顔を見るとやっぱり猫みたいな顔をしている)、
かつお節のパックを持ち歩いて猫との遭遇を期待したり、
実現してばったり猫に会ったときの対応であったり、単純にそれが面白かった。

実際、物語を物語らないこの作家の文章を読んで面白くないと感じる人は多いかもしれないが、
まったく抵抗なく保坂和志の世界に入り込む事が出来た僕は、もともと小説を物語として捉えていなかったのかもしれない。

「日常に生きる」僕の世界と小説を切り離すことは出来ない。

小説とは何か?

それを考えさせる作家です。
保坂和志はすごいですよ。


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秘密基地にて

2006年07月14日 | Weblog
本日は一日お店に張り付いて客層調査やら客溜り調査をしていたのだけれど、紙に書いた資料をパソコンに写す作業をする為に招かれた部屋がコンクリート剥き出しの寂れた無機質な空間だった。

クーラーも無く、古い扇風機のみで暑さをしのぎ、画面に向かって数字を打ち込む。

そこは僕だけの空間で、時間も距離ももはや意味をなさない。

一度思いっきりコンクリートの壁に向かって右脚を突き出すが、それは虚しく部屋に吸収される。

秘密基地で秘密の資料を作っているみたいで、とても気に入った。

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