少年の日々

はじめて考えるときのように

ストロベリーショートケイクス

2006年09月13日 | Weblog
試写会に行って参りました。映画を観たあと、矢崎監督と池脇千鶴のトークあり。

矢崎監督の作品は初めて観たのですが、この作品(ストロベリー~)にも何故か出演していた作家・保坂和志の作品に通じるところがあって、それはカメラというフィルターを通して映し出された(切り取られた)世界をそのまま、素材のまま作品に反映させるところだ。

一見すると「当たり前じゃん」と思われそうだが、可能な限り主観を排除して、自分すらもその世界の一部として捉える姿勢を持つアーティストは少ないだろう。しかも、言葉を使って。

実際に作品を観るなり読むなりしていただけると、なんとなくわかるかもしれない。あるいは僕の一方的な感覚かもしれないけど。

矢崎作品をもっと観てみたくなりました。