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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

摩訶不思議100物語 第26話 「祖父」

2008-04-26 09:05:39 | 摩訶不思議100物語 & 補足
おはようございます。

雨で家事育児休業日です。主婦商売あがったりです(謎)
摩訶不思議へ行ってみます。が、今回は私の祖父の話です。できる限り、真実をお伝えします。

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私のおじいさんは、亡くなってから知ったのですが、相当なインテリでした。
短歌を詠むことは知っていましたが、短歌の世界ではわりに有名だったことも後で知りました。

ただ、自分の子供たちに万葉集から読めもしない当て字の名前をつけたり、小さな孫に万葉集を正座させて教えようとして、孫に逃げられたりする、そこらへんの変わりない普通のおじいちゃんだったのです。


おじいちゃんは、最後の最後にみんなを驚かせていっちゃったので、もう暴露しちゃおうと思います。


亡くなったのは、春まだ浅き頃でした。

苦しんだのは少しで、あっという間に他界してしまいました。
おじいさんは、晴れた日に、お弔いをされました。
とても死に顔は安らかで、かなり実は美男子だったということが判明するくらい、きれいなお顔でした。

大きな家の本家でしたが、現代風にこじんまり終わらせました。







それから、半年間の間に事は起こりました。
立て続けに不審死でが原因で5人の村人が亡くなりました。
「いくらなんでもねぇ」、とみんなは言葉を濁らせながら、でもなんだか連れて行かれたんじゃないかということに納得するような不審死が続いたのです。


幼児が這い上がれもしない風呂おけで、水死したり、若い人がポックリいったり、納得いかないものが多すぎました。


・・・・・・・・・そして、孫の私は夢の中で、祖父が「死にたくない。」と叫ぶのを49日もの間、毎日夢で見ていたのです。
祖父は、一人で逝くには、さびしかったのでしょうか?
偶然にしてはできすぎたことだと思いませんか?

そして、49日目でした。
主人の両親が、お香典を送ってくださいました。その日に夢の中で、火鉢に顔をつけて剥れないと騒ぐ祖父に、
「お香典もってきたよ。主人のとこのね、お父さんたちが持ってきてくれた」
と言うと、祖父が
「わかった、ありがとうよ」
と言いました。

その翌日から、私は祖父の夢を見なくなりました。

そして祖父は納得したんでしょうか。

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補足は補足で。

この話はこの辺でよろしくお願いします。

tomo

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