こんにちは。
そういえば、ふと思い出したのでネタがあったかいうちに出しておきます。
去年、新耳袋という存在を知りまして、一冊買ってみたんです。
一冊目は全部読み終わっても何も起こらなかったんです。
で、もっと出版されていることを知り、図に乗って全部買ったんです。
とにかく、短い話で出来ているので、手軽に読めるところがうれしくて、
毎日時間があれば読んでました。
ところが、三冊目に入ったとき、家の廊下で「咳払い」が聴こえました。
いやにリアルな、そこに年寄りがいるのかと思うような感じ。
で、5冊目に入りました。
実は5時に4冊目を読んでいるときに、主人から連絡があって、これから帰るとの事。別に食事の支度をしなくてよかった日なので、続けて読んでました。
(子供は熱心に忍たまを見てました)
**************
5冊目に入って、6時半。電話が鳴りました。
ナンバーディスプレイを見ると「公衆電話」でした。
てっきり主人が、携帯を忘れて公衆電話から電話してきたんだと思いました。
もう駅に着いたのか、かなり早いぞと思いながら出ました。
私 「はいはーい」(思いっきり主人だと思い込んで)
女 「・・・・・XXXXさんのおたくですか?」
思いっきり、か弱い細い震える凍るような女の人の声。というか、瞬時にこれはやられたと思いました。思いっきり、うちの名前言ってるし、引っ越してまだ間もないし、こんな、まるで、柳の下から声かけしてくるような、空恐ろしいしゃべり方をする人は知り合いにいません。
私 「・・(一瞬無言とっさに)、違います。どちら様ですか、ええっと何番におか けですか?」
と切り返しました。
頭の中はパニックですが、「冷静になれ冷静になれ自分」と自分を励ましながら、とにかく、こいつに間違い電話をかけたと思わせないと。こっちから電話を切ったらいけない。
女 「・・・・・・・」
うわっこいつ、まじでまじで、幽霊だよ。幽霊じゃなかったら、今オーバードーズしてラリって手あたり次第電話しているか、リストカットして、死ぬ間際に、適当な番号にかけているかどっちかだ。やばい。やばい。新耳袋でここまでご利益があるとは、凄すぎる。っていうか、どこの公衆電話?非通知じゃないんだよね。
非通知じゃないんだ。すごい。やっぱ匿名の電話は公衆電話に限るんだね。
私 「何番におかけですか?」
もう一度聞いてみました。とにかくしらをきって、納得して相手から切って貰わないと、また掛かってくる可能性は非常に非常に高い。
っていうか、こういう場合、そのまま、本体がすぐうちに来てしまう。
それだけは、避けたい。
しばらく家の様子を聞かせて、黙っていると、
女 「間違い・・・だったようですね」
と相手がぽつりと言いました。
やたっ、ラッキーだ。今ごり押しをして、切らせるんだ。
私 「ええ、そのようで。いいですか?では、よろしくおねがいしまーす」
と言ったら、相手から電話が切れました。
途端、冷や汗だくだく。
というか、よろしくお願いしますって、何を?
**********
という、新耳袋の思わぬ効果でした。
まだ、他に読み進めていくにあたって、色々あったのですが、
とりあえず、5冊目の怪異をお話しました。
これ以来、公衆電話とナンバーディスプレイが出たら、いったん留守録に取らせて、
音声を確認してから出ないと取らないようになりました。
非通知ももちろん初めから出ませんが、公衆電話は意外な盲点でした。
しかも、まじめにかかってくるとは思いませんでした。
あぁ、ちなみに主人の女関係って路線はないです。
会社にすら電話番号を伝えていない時だったので、非常にその路線は薄いと思います。
未だに、この声を思い出すとぞっといたします。
では、今回はこの辺で。
Tomo
そういえば、ふと思い出したのでネタがあったかいうちに出しておきます。
去年、新耳袋という存在を知りまして、一冊買ってみたんです。
一冊目は全部読み終わっても何も起こらなかったんです。
で、もっと出版されていることを知り、図に乗って全部買ったんです。
とにかく、短い話で出来ているので、手軽に読めるところがうれしくて、
毎日時間があれば読んでました。
ところが、三冊目に入ったとき、家の廊下で「咳払い」が聴こえました。
いやにリアルな、そこに年寄りがいるのかと思うような感じ。
で、5冊目に入りました。
実は5時に4冊目を読んでいるときに、主人から連絡があって、これから帰るとの事。別に食事の支度をしなくてよかった日なので、続けて読んでました。
(子供は熱心に忍たまを見てました)
**************
5冊目に入って、6時半。電話が鳴りました。
ナンバーディスプレイを見ると「公衆電話」でした。
てっきり主人が、携帯を忘れて公衆電話から電話してきたんだと思いました。
もう駅に着いたのか、かなり早いぞと思いながら出ました。
私 「はいはーい」(思いっきり主人だと思い込んで)
女 「・・・・・XXXXさんのおたくですか?」
思いっきり、か弱い細い震える凍るような女の人の声。というか、瞬時にこれはやられたと思いました。思いっきり、うちの名前言ってるし、引っ越してまだ間もないし、こんな、まるで、柳の下から声かけしてくるような、空恐ろしいしゃべり方をする人は知り合いにいません。
私 「・・(一瞬無言とっさに)、違います。どちら様ですか、ええっと何番におか けですか?」
と切り返しました。
頭の中はパニックですが、「冷静になれ冷静になれ自分」と自分を励ましながら、とにかく、こいつに間違い電話をかけたと思わせないと。こっちから電話を切ったらいけない。
女 「・・・・・・・」
うわっこいつ、まじでまじで、幽霊だよ。幽霊じゃなかったら、今オーバードーズしてラリって手あたり次第電話しているか、リストカットして、死ぬ間際に、適当な番号にかけているかどっちかだ。やばい。やばい。新耳袋でここまでご利益があるとは、凄すぎる。っていうか、どこの公衆電話?非通知じゃないんだよね。
非通知じゃないんだ。すごい。やっぱ匿名の電話は公衆電話に限るんだね。
私 「何番におかけですか?」
もう一度聞いてみました。とにかくしらをきって、納得して相手から切って貰わないと、また掛かってくる可能性は非常に非常に高い。
っていうか、こういう場合、そのまま、本体がすぐうちに来てしまう。
それだけは、避けたい。
しばらく家の様子を聞かせて、黙っていると、
女 「間違い・・・だったようですね」
と相手がぽつりと言いました。
やたっ、ラッキーだ。今ごり押しをして、切らせるんだ。
私 「ええ、そのようで。いいですか?では、よろしくおねがいしまーす」
と言ったら、相手から電話が切れました。
途端、冷や汗だくだく。
というか、よろしくお願いしますって、何を?
**********
という、新耳袋の思わぬ効果でした。
まだ、他に読み進めていくにあたって、色々あったのですが、
とりあえず、5冊目の怪異をお話しました。
これ以来、公衆電話とナンバーディスプレイが出たら、いったん留守録に取らせて、
音声を確認してから出ないと取らないようになりました。
非通知ももちろん初めから出ませんが、公衆電話は意外な盲点でした。
しかも、まじめにかかってくるとは思いませんでした。
あぁ、ちなみに主人の女関係って路線はないです。
会社にすら電話番号を伝えていない時だったので、非常にその路線は薄いと思います。
未だに、この声を思い出すとぞっといたします。
では、今回はこの辺で。
Tomo
