こんばんは。
tomoです。
実はこのブログには、公開をしたがあまりの瘴気に非公開になったもの、初めから非公開前提で書いたもの、公開しようと思うができないもの、があります。
先日は、お化けの本を読み、般若心経のCDを聞きながら書いた分が、非公開リスト行きになりました。これは、皆様の記憶に新しく、私の記憶に猛烈に焼き残りました。自分で悟ったのは、その・・・・
文章のね、行間と行間の間や、文章を構成する文字の並べ方の中に密かに情報があるのではないかと思っています。
先日しまちゃんのブログで、視覚タイプ、聴覚タイプ、感覚タイプってものが扱って書いてありまして、非常にこれが私の今まで解けなかった問題の解答ど真ん中であったのです。詳しくはしまちゃんのブログで。(リンクわざとしないから)
私の主人は完璧な視覚タイプです。
私は聴覚タイプ。なんでも私は音で捉えます。ですので、電話番号も、かけるときの語呂合わせで覚えます。語呂で覚えるから、いくつでもいけます。多少忘れても、上5ケタは確実に覚えています。
今まで不思議だったんです。何で主人は、何でもやることを紙に書くのだろうと。何でもとにかくメモを取ります。買い物のメモでも、4つくらいしか項目が無くても、メモに書きます。To Doリストを作成するのも大好きです。で、彼氏にどうしても理解して欲しいとき、紙に書くとすごい有効なんです。
わかんなかったですねー。先日まで分かりませんでした。自分は聴覚タイプだから、聞けば覚えるだろうと自分のことを当たり前に考えていました。私は大学でもろくにノートを取りませんでした。しかも、何ミリリットルとかの調合も結果も記録しません。何故なら、覚えているからです。(しかも、独り言で覚えている)
流石にIT業界に参入したとき、プログラム言語が必要になったとき、スペル確認のつもりでノートを作った位。あとは、ノートなんて、メモのような走り書きでした。(ネットワークにせよ、なんにせよ、字ではなく絵ばかり描いていた記憶があります)
ですから、あまりスケジュール帳も作りませんでした。作ったって書かないし、書くほど必要な予定もないし。
でも、主人は違う。とにかくPDAが大好きで、暇さえあれば予定表を作る。メールを書く。短い文書でもメールにするメモにする。携帯のご時世に、電話で事を済ませようとすると、忘れるので、こんなことと思うことも、ほぼメールにしています。リマインダーのようなものです。しかも、大学時代のノートを見ると、
・・・・・・とほほほ、読めない汚い字で、びっしりと彼氏の専攻分野である情報科学の情報が書いてあります。教科書に載っているものは絶対に書かない無駄の無さ。「教科書に載っているものは、教科書を読めばいい」ので、ノートは裏技や、担当教授の独り言が書いてあるのです。これ、効率がいいっていうか、ノートの白紙を無駄にしないっていうか、合理的ですよね。
いやー、理解できなかったなぁ。ずっと。この人脳みそはどうなっているのかと思っていましたしね。
で、最近思ったんですが、とある方がメールやチャットをすると、行間から相手の状態が視えると書いてありました。私は、残念ながら見えないんです。ですが、声を聞きますよね?電話で聞いたりとか、しゃべったりとか。すると、相手の状態が視えるんです。
その・・・・今、あなたが風呂上りで花柄ムームー着て、PCの前に仁王立ちして、腰に手を当てて、ヤクルト一気飲みでここを見てるのが分かるとかそういったレベルではありません。
あなたがやばいと言うそのやばい状態、出かけたところの状態、相手の話す時の、言葉に乗ってくる言の葉の上の感情の情報や、喜怒哀楽、下手したら「気」まで感じることができます。
先日は、藤原さんの奥さんと話をして、とある話になると、受話器からはみ出てくる「気」があるのです。耳が受話器から遠くなっちゃいそうな押し出され感。
その前は、とある「気」を使われる方で鑑定最中にやっぱり耳元から「気」のような圧力が出てきて・・・
この両方のときは、随分変な格好で受話器を握ってました。下手すると、耳の中に何か入りそうなので、それを避けつつ、聞いているわけで。
そして、先日はしまちゃんと話していて、しまちゃんの出かけた場所を聞いただけでイメージが流れ込んできました。美しい景色(森の登り道)
大概現在、人と話をして、悩んでいると言うことを聞くと言の葉の中に何かが見えるような気がします。
例えばこんな感じです。
普通、「こんばんは、初めまして 私の名前はtomoです。好きなものは・・・・・」
となる言葉が、
「こんばんミー、あたしゎぁ tomoっていいます、でぇ、えっと何言おうかな、あっとりあえず好きなものからでいいですか?好きなものってぇ言えばぁ、やっぱ、霜降りの牛肉でぇ・・・」
とかになっちゃったとします。これってどうですか、行間からでも視覚しただけで、何か流れてくるでしょう?とりあえず、年齢とか、どういうファッションしているかなんかも、見えますよね。さすがに色とか柄とか分からないですけれど。とりあえず、もう少し話を聞けば、この人の毎月の読む雑誌がどれ系は分かりそうです。きれい目系とか、B系とか、くぅちゃん最高、とか。
同じ事を言うにしても、言い方が違う(表現の違い)と流れてくる情報が変わるのではと思うのです。
そして、何かに切羽詰ったとき、やはり言い回しが普段と違うようになってしまうと思うのです。
例えば切り出しにくい言い出しにくいことがあれば、自然とそれをうまくぼかして、でも強調して言うでしょう、それをビジョン化して見ているのと同様ではと思うのです。
Ex.「最近、屋根裏で物音がするのです。屋根裏は普段物を置かないので、誰も立ち入りません。ですが・・・何故か毎回音がするのです。」
「えっと、最近ですかね、うーんと、ここ2週間くらい、ガタガタ言うんです。え、あぁ屋根裏なんです。普段?普段はあまり・・・誰か出入りするって言ってもしないし・・・・・雨漏りしてんのかな、いや違うし、うーん、何だろう、音がするんですよね。え?時間?夜かな・・・・・え?ねずみじゃないかって?
まさかぁ、うちの屋根裏、誰も出入りしないから、えさも無いはずですよ。」
うーん。こんな感じで。ここまで露骨に書くと、やっぱり行間から誰でも何か見えますね(笑)あと、更に聴覚タイプが便利なのは、言の葉の音の高さ、抑揚、でもキャッチする情報があるってことですね。
だから主人に「怒ってる」と言うより、「怒!」一文字メールで十分通じます。
イヤー分からなかった。本当に。怒って文字で、自分の怒りがマックスなのをシンプルに伝えられるのです。言の葉というか、言葉のシンボルの力というか。何というか。
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で、これは別枠の話ですが、よく電話で相談を受ける占い師は、更にうまいこと突込みを入れる。気がつかないように、ヒーラーの聞きたいことを言うように仕向ける。これは、「コールドリーディング」と申します。電話鑑定はほとんどこれです。
良く知りたい方は、WIKIPEDIAで。
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で、思ったのです。
言葉って不思議ですよね。言った言葉以外の含みおきもあるんです。ですから、言霊と申します。言葉。
音の連なり方であれば、音楽も歌う人のその時の体調も、曲を作った人の喜怒哀楽、手の抜きっぷりもわかります。もちろん奏でた人のずさんさもわかります。また得意不得意も分かります。
ちなみに私は、ライブが嫌いです。だって、一日として同じ出来がないでしょう。盛り上がり方で、アーティストのやる気も変わりますし。声の張りも変わります。なので、一日として、CDに収めた時のと同じクォリティはないのです。
まぁ、それが好きだって人もいます。でも、一生懸命買ったチケットが、手抜きの日に当たったらたまったもんじゃありません。でも、そういうことはよくあることです。
また、私はモーツァルトが嫌いです。優雅で頭が良くなると言います。ですが、非常に物悲しい短調の音の羅列を聞いたとき、ハッピーになって盛り上がれますか?私には、なんだか、二日酔いでげぶげぶで、でも仕方なくピアノに向かった雨の日の昼間の光景が浮かびます。聞いてて、一緒に吐きたくなるっていうか・・・・金が無くて、ひもじくて、人生帳尻あわねーなー、俺何してんのかなぁって感じ(笑
特に死にそうになった晩年の作品は、聞くとみんな葬送行進曲のように聞こえます。
ショパンとかも、ゆったりとした気持ちになります。ですが、時折、くじけそうなヘタレの気持ちわざとアップテンポで励ましている感じも・・・・
んなこと言えば、最近の音楽もみんなそうですね。
先日「バブルでGo」という映画を見たのですが、しかし、バブル時代の音楽って本当にある意味で、不安のないイケイケでしたね。悲壮な雰囲気がない。先行きの不安など全くないごとく、倒れる前のWTCのように、堂々たる存在っぷりでした。ですので、悲壮な曲などない。
その後の音楽が売れないのもなんとなくわかります。
だって、悲壮感丸出しだもの。言の葉の情報の中に、こっそり、「やっぱいくら頑張ってもだめなんだ」って呪いが入っている。
言の葉の情報、そして音の中からの情報。
もう少し今度は深く掘って見たいと思います。
tomo@十分墓穴は掘ってるよ