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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

摩訶不思議 第21話 補足

2008-04-21 15:28:56 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

摩訶不思議の21話の補足です。
いやー、あの時あたりをあまり思い出せないのです。
この話以上に非常にショックなことがありまして、記憶が欠落しているんです。何かって言えば、振られたとかそんな問題じゃなく・・・・・(企業秘密)。


でも、あの女の人と目があった瞬間は、パッと思い出せるんですよ。不思議ですよね。あの顔というか目は思い出せるんです。

人の死んだとこなんて、立ち会うものじゃありません。ましてや、巻き込まれることも。何度か、人の死ぬところに立ち会ったことがありますが、とてつもなく悲しいです。



しかし、ドサっというあの音だけは、しばらく私を半狂乱にするのに十分でしたね。うーん、19話あたりのドーンって音と同じ重さの振動です。なんで自分ばっかりがこんなにタイミングがいいのかしばらく悩みました。

・・・・・半狂乱を脱したのは、3ヵ月後、大学受かって、キャンパスに好きな人が出来て・・・(不謹慎ですか、でもやっぱ重要だし)


キャンパスでもよく人が落ちてましたよ(毎年2月位)
でも、不思議なことに主人と出会って恋に落ちたら、落ちたサウンドを聞くことは少なかったですね。(あぁでも、ドーンは、主人と暮らした家の近所でしたけれど)


やっぱり、ピースな愛のバイブスで、正にポジティブで・・・・・・(謎)
何が言いたいんだかわかりません。すみません。でもなんとなく伝わりますか?


この話はこの辺でよろしくお願いします。

tomo

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摩訶不思議100話 第21話 「落ちた人」

2008-04-21 15:10:17 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

新年で、摩訶不思議。
新春早々、不可思議なお話です。

************************************
それは、大学に行こうと思った年の暮れでした。

予備校でもらったテストが散々な成績で、しおれて帰る帰り道でした。
ふと、ビルの屋上を見上げると、女の人が立っています。

「暮れだから、屋上の掃除かな。」

と思った私は、その女の人と目が合いました。とたん、何かが、地面に落ちてきました。




「あぶないなぁ、なんか落とすなんて。」
と思った私は、それを拾ってあげようと近づきました。

・・・・・・その地面に落ちたのは、その女の人だったのです。頭が割れて血が流れています。思わず近寄ってしまった私は、腰が抜けながら、後ろに後ずさりしました。そして、「あっ、あっ。」声にならない声で私は叫びました。

「自殺だ、自殺だったんだ。」「目が合ってしまった。」

私は、誰にも通報せずに、逃げるように電車に乗って帰ってしまったのです。



その晩のことでした。
ふと、目が覚めると、布団の足元に、今日のあの女の人が血まみれで立っています。
「なんだぁ?」と慌てたのですが、女の人はじっと布団の上に乗って、近寄ってきます。

「死んだのは、そっちの勝手じゃないか。」

と私は、声にならない声で、言いました。

「私なんか、今日テストの成績が散々だったんだ。それでも生きているんだ。」

私は恐くて、支離滅裂なことを言い出しました。

「知らん。出てこられても、知らん。」

私は、なんとか近寄ってこないように、しゃべり続けるだけでした。女の人はじいっと恐い顔で、睨み続けてよってきます。

「なんだよ。なんで、出てくるんだよ。私はお間違いだよ。」

と私は半狂乱で叫びました。しかし、彼女はにじり寄って襟首をつかんできました。そのときぷちっとボタンが取れる音がしました。




「げげ、あーもうだめだ、恐すぎる」と思ったとき、私はそういえば、と思い出しました。彼女が落ちたとき、誰にも通報せずに逃げてしまったことを。「悪かった。」と言葉が自然に出てきました。そして、そのまま気絶してしまいました。




翌朝、現場に行って、お花をお供えしました。
そこに、私のパジャマのボタンによく似たボタンが落ちていました。

************************************

この話の補足は、補足21話にて。
この話はこの辺でよろしくお願いします。

tomo

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