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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

摩訶不思議100物語 第18話 「曾祖母」

2008-04-18 14:50:27 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんにちは。

引き続き摩訶不思議をどうぞ。
今回は私とよく不可思議な話をする唯一の相手である母の話です。

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今回は私の母についてお話します。

曾祖母が脳溢血で倒れた時、近所の分家のおじさんが脳梗塞で倒れて長患いをしているのを見ていた私の母は、

「おばあちゃんは、早く死んでしまうといいのに。」

と思ったそうです。本当は、長患いしないで、苦しまずに亡くなってほしいという気持ちだったそうです。

代々母の実家では、長患いした人の後の嫁は簡単に亡くなり、簡単にころっと逝った人の後は長患いと決まっていました。丁度、曾祖母の姑は長患いだったところから、母はそんな風に感じていたのかもしれません。曾祖母は、1日2日後に亡くなってしまいました。

母はものすごく「自分はとんでもないことを考えてしまった。」と後悔したそうです。


・・・・・・・・それから、母は奇妙な夢を見るようになりました。

曾祖母が、「死にたくない。」と訴える夢だったそうです。


そんな夢が続くときは、ほとんど自分を責めて、ノイローゼになりそうだったと言っていました。しかし、この夢を見るときはどんな時か、だんだん、母にはわかってきました。つまり、母はよくないことが起きる時の前触れにこの夢が出てくるというのです。

「それからは、私はこの夢をみると、しばらくじっとしているのよ。自重してじっとしているのよ。」

と、母が言いました。

その話を聞く度に、私は、曾祖母は、母にそんな夢を見せて脅かしていても、やっぱり、孫である母を守ってくれているのだと思いました。
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ちなみに母の母である私の祖母は長患い10年。そしてその次の嫁ではありませんでしたが、息子である叔父貴が半年後に亡くなっています。

それぞれ、当主の妻が亡くなった後、蔵に入ってみると、長患いの人は肌着だの何だの用意してなくて、簡単に逝ってしまった人は念入りに寝たきりになっても快適なように用意がされていたそうです。

ではこの話はこの辺でよろしくお願いします。

tomo
コメント (2)
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