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ピタゴラ「不思議」スイッチ

ヘタレ霊能者朋(tomo)の幼い頃からの心霊体験話をここで載せています。

摩訶不思議100物語 第17話 「同僚」

2008-04-17 23:04:29 | 摩訶不思議100物語 & 補足
こんばんは。

立て続けに摩訶不思議をどうぞ。


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前の会社の同僚の話をしましょう。
ある日、会社の帰りがけの駅のホームで、同僚を見かけました。
横浜へ帰る彼が、なぜか、中央線のホームにいたのです。

「あれっ。」

と思って、思い切り手を振りました。同じ同期だったけど、部署が変わってそんなに会えなくなっていたのです。


「ひさしぶり。」

と大きく声をかけると、彼は黙ってうつむいたままでした。


妻子もちだった彼が、帰り道と違うホームにいる・・・・・



・・・ということは、「げげっ、もしかして不倫していて、その不倫相手の家に行くんかな。」と勝手に解釈した私は、何も後を言わずに「お先。」といって、快速に乗り込んでしましました。


彼はホームに残っていました。私は、乗り込んだ電車の中で、やばかったやばかったと思いながら、彼ってばやるじゃんと心で笑っていました。



・・・その翌日、彼の訃報を知りました。3日位前から、家には帰っていなかったそうです。
それを聞いて、私は言いました。

「昨日さ、中央線のホームで見かけたんだよ。」




・・・・・・・・・・それを聞いて、私のセクションの人たちは、青い顔をしていいました。



「彼が亡くなったのは3日前で、立川で、自殺したんだ。」


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この話はこの辺でよろしくお願いします。
tomo
コメント (2)
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