こんばんは。
tomoです。このモードは書きたい放題です。人徳もへったくりもありません。霊能者だって怖いものは怖いのです。では、摩訶不思議話です。
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いつも子供を迎えに行く時、時間が余ったら止める場所があります。そこは公園の脇で、そこだけ路駐が許されている場所です。人家はありません。墓が少々あります。
で、今日もそこへ止めて、ふと後ろの車を見たんですよね。
「え?」
って直ぐに思いました。後ろの方、ピンクのシャツを着ているのは分かります。でもどういう方向で見ても、その肩の首から上が、妙な方向に曲がっているんです。と言うより、その肩の首から上が全く見えず、違う顔が違う角度から挿入されていました。おそらく、私が余りに振り返るので、その人も不安になった事かと思いますが、どうしても、ワンレングスのボブヘアの女性の顔が、ありえない方角から見えるのです。
で、本人の顔が見えない。
男なんだか女なんだかも分からない。そのシャツの下は分かりますが、その上が本当に分からない。
しかも、まずい事にその顔と目が合いましてね。でも、合ったからと言って私に何かあるわけでもなく、ひたすらガンを飛ばしてくる。でも、その恐怖、万死に値す位の怖さです。
で、何とか自分を平常心にしようと思いました。元々今日は、憑き物があって、体内の動きがストップして、気がうまく体の中を回らない。そんな時に限って見てしまう。
しかし、その人の本当の顔が知りたい。
向こうからは、「変な人だな」と思う念が伝わります。そりゃ変ですよ。しきりにリアミラーを見たり、振り返っているんですから。それでも、見えないんですよ。
それからしばらくして、下の子を迎えに行って、また同じところに止めようとしました。その時、横をすり抜けて
「初めてその人が女性で、ウルフカット」
である事を知りました。クリーン会社の女性の車でした。
じゃぁ、あの妙な角度、首に対して、45度の傾斜で差し込まれる生首は誰のかと申せば、あれは生きた念です。死者であった場合、見える私の元に来ますが、私に興味がないのなら、それはある意味生きている人です。同僚・・・というより若い子。
彼氏か、ご主人がらみなんだろうなとは思いました。
その人、また私が一台隔てた前に停車したので、ちょっとビックリしていました。ですが、停車して見ると、また首から上がない。反射角でもない。
それを考えても、どうして見えないんだか分からない。と言うより、目が合ってニヤニヤ笑うそのワンレンボブの女性が分からない。
そうこうする内に時間がたち、またもう一人の息子を迎えに車を出しました。
車を運転しながら思いました。対面って難しいよな。でも、あれ、生きた人だったな。生霊だけれど、頼まれたわけじゃないし、いきなり分捕るのもリスキーだし。そう思って、その日は帰りました。
それからしばらくして、その車を見かけませんでしたが、見かけた時には既に派手に事故った後でした。
少々胸の中で葛藤があったのは事実です。
何故なら、その現場に、差し込まれた顔と同じ髪型の同じ顔をしたピンク色のシャツを着ている人を見かけたからです。
人の生霊。そんなに生易しいものではございません。しかし、この場合、その彼女にはこの先因果応報で何らかの不幸は出てくるとは思います。
tomo
tomoです。このモードは書きたい放題です。人徳もへったくりもありません。霊能者だって怖いものは怖いのです。では、摩訶不思議話です。
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いつも子供を迎えに行く時、時間が余ったら止める場所があります。そこは公園の脇で、そこだけ路駐が許されている場所です。人家はありません。墓が少々あります。
で、今日もそこへ止めて、ふと後ろの車を見たんですよね。
「え?」
って直ぐに思いました。後ろの方、ピンクのシャツを着ているのは分かります。でもどういう方向で見ても、その肩の首から上が、妙な方向に曲がっているんです。と言うより、その肩の首から上が全く見えず、違う顔が違う角度から挿入されていました。おそらく、私が余りに振り返るので、その人も不安になった事かと思いますが、どうしても、ワンレングスのボブヘアの女性の顔が、ありえない方角から見えるのです。
で、本人の顔が見えない。
男なんだか女なんだかも分からない。そのシャツの下は分かりますが、その上が本当に分からない。
しかも、まずい事にその顔と目が合いましてね。でも、合ったからと言って私に何かあるわけでもなく、ひたすらガンを飛ばしてくる。でも、その恐怖、万死に値す位の怖さです。
で、何とか自分を平常心にしようと思いました。元々今日は、憑き物があって、体内の動きがストップして、気がうまく体の中を回らない。そんな時に限って見てしまう。
しかし、その人の本当の顔が知りたい。
向こうからは、「変な人だな」と思う念が伝わります。そりゃ変ですよ。しきりにリアミラーを見たり、振り返っているんですから。それでも、見えないんですよ。
それからしばらくして、下の子を迎えに行って、また同じところに止めようとしました。その時、横をすり抜けて
「初めてその人が女性で、ウルフカット」
である事を知りました。クリーン会社の女性の車でした。
じゃぁ、あの妙な角度、首に対して、45度の傾斜で差し込まれる生首は誰のかと申せば、あれは生きた念です。死者であった場合、見える私の元に来ますが、私に興味がないのなら、それはある意味生きている人です。同僚・・・というより若い子。
彼氏か、ご主人がらみなんだろうなとは思いました。
その人、また私が一台隔てた前に停車したので、ちょっとビックリしていました。ですが、停車して見ると、また首から上がない。反射角でもない。
それを考えても、どうして見えないんだか分からない。と言うより、目が合ってニヤニヤ笑うそのワンレンボブの女性が分からない。
そうこうする内に時間がたち、またもう一人の息子を迎えに車を出しました。
車を運転しながら思いました。対面って難しいよな。でも、あれ、生きた人だったな。生霊だけれど、頼まれたわけじゃないし、いきなり分捕るのもリスキーだし。そう思って、その日は帰りました。
それからしばらくして、その車を見かけませんでしたが、見かけた時には既に派手に事故った後でした。
少々胸の中で葛藤があったのは事実です。
何故なら、その現場に、差し込まれた顔と同じ髪型の同じ顔をしたピンク色のシャツを着ている人を見かけたからです。
人の生霊。そんなに生易しいものではございません。しかし、この場合、その彼女にはこの先因果応報で何らかの不幸は出てくるとは思います。
tomo