海神奈川吹奏楽部愛好会ブログ

海神奈川吹奏楽部愛好会=タリカスの
吹奏楽部定期演奏会鑑賞に関するブログ。
吹奏楽部定期演奏会情報お寄せください。

このブログについて

中学校・高校の吹奏楽部定期演奏会を鑑賞している
海神奈川吹奏楽部愛好会のブログです。
このブログでは吹奏楽部定期演奏会鑑賞速報などを書いています。

【連載】吹奏楽部定期演奏会プログラムの写真がおかしい件
吹奏楽部定期演奏会プログラムの写真をきれいに撮るテクニックについて論説
【連載】吹奏楽部定期演奏会でストロボたくんじゃない!
吹奏楽部定期演奏会をクリップオンストロボたいて撮影するバカヤローがいたよ
【連載】吹奏楽部定期演奏会で見かけた困ったちゃん
吹奏楽部定期演奏会で見かけたマナーの悪い客につき考察
[追究]地元で起こった児童殺傷事件(犯人は現場で自決)について考察。

花を持つうさぎ吹奏楽  に参加していますので
バナーを「ポチっと」一押してください。

花月園前にて

2006年04月22日 12時45分51秒 | 鉄道バス
いま花月園前に着きました。
電車は元祖1000系でした。
これから親戚の家に行き鉄な二歳児と遊びます。
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京浜急行線八丁畷駅から

2006年04月22日 12時38分39秒 | 鉄道バス
これから花月園前の親戚を訪ね電車に乗ります 。
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お絵描き!マスタバ墳の少女

2006年04月19日 23時10分22秒 | 写真カメラ
古墳少女 佑奈の絵を描いていたら
いつの間にか「マスタバ墳の少女」という絵になってました。
マスタバ墳って古代エジプトの墳墓だから、
エジプト版古墳少女佑奈ってところでしょうか。
あぁエジプトでマスタバ墳を見たいなぁ。
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画廊伝説

2006年04月19日 15時20分11秒 | 写真カメラ
今日は川崎西口の画廊に行って泉崎礼香(拙著<古墳少女 佑奈>に登場する吹奏楽部でトランペットを吹いている女子中学生)の肖像画など管理人の描いた小学2年生レベルのヘタクソな絵を見てもらいました。
いろいろと有益なアドバイスをもらって帰ってきました。
架空の吹奏楽部定期演奏会のポスターなど今度描いてみようかと思います。
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藤田嗣治展

2006年04月11日 15時18分56秒 | 写真カメラ
4/11に国立近代美術館に藤田嗣治展を見に行く。藤田嗣治という画家についてはよく知らなかったが招待券をもらったのでなんとなく行ったのだ。戦前のパリで高く評価された日本版画家がいたとは初めて知った。
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吹奏楽部定期演奏会情報

2006年04月09日 23時01分02秒 | 吹奏楽部
下記に春の吹奏楽部定期演奏会情報がぎっしり詰まっています。
どこの吹奏楽部定期演奏会に行くか迷ったらぜひ読んでください。

吹奏楽部定期演奏会予定表を見る
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神奈川県立港南台高校吹奏楽部定期演奏会

2006年04月09日 10時04分19秒 | 吹奏楽部
 箱根町のポーラ美術館から箱根登山鉄道と東海道・根岸線で本郷台の栄公会堂に転戦し県立港南台高校吹奏楽部定期演奏会にゆく。同校がかつて県立音楽堂や青少年センターなど野毛地区で定期演奏会を開催していた頃は毎年聴きにいっていたのだが筆者の管制空域外の横浜市南部に会場を移して以来足が遠のいてしまった。一体県立港南台高校吹奏楽部定期演奏会にゆくのは何年ぶりだろうか? 古い記録を掘り起こすと1996-98年にかけて県立港南台高校吹奏楽部定期演奏会を聴きにいっていたことがわかるから8年ぶりというわけか。本郷台は小田原からならちょうど帰り道だ。以前県立音楽堂で演奏していた部員たちはは今どうしているのだろうか?

 栄公会堂にゆき受付のさわやかなOGからプログラムをもらい入場。すでに開場されていて強羅から予定通りの東海道線普通に乗れ開演に間に合ったのだからナイスな乗り継ぎで本郷台まで来たものだ。

 I部 昔と変わらぬ紺のブレザーの制服で演奏。その足元は紺ハイソックスだ。1997年に見たときはルーズソックス全開だったころで
「ルーズソックス、スーパールーズソックス多数だ」
という記録が残っている。しかし、いまどき定期演奏会のステージにルーズソックスで上がる女子高生はほとんど見られずルーズソックスの衰退を感じさせられる。<キャンディード序曲>出だしのクラリネットがよい。木管の高音と力強い金管の素晴らしいコンビネーション。KONANDAIと書いてある昔と同じデザインの譜面紙を使っている。うまい演奏だった。司会はOG。<カンタベリーコラール>クラリネットの静かなコラールで始まる。オーボエの静かなソロで終わった。<礼拝風舞曲>吹奏楽コンクールに出した曲とのこと。グロッケンにのりホルンのソリが響く。木管の暗い曲調。雄大に盛り上がり、静かなホルンのソロ。ドラムにのりトランペットの音色。ぐっと盛り上がる緊迫感のある曲調。パーカッションが盛大にドラムをたたいていた。<ウィズ ハート アンド ボイス>静かに始まる。フルート女子のソロ。鐘の音にのり盛大になる。印象的なグロッケン女子の演奏。またフルート女子のソロ。力づよく終わった。

 休憩時、しばらく来ていなかったけれど今でも劇はあるのかな?と思う。

 II部 白い吹奏楽部パーカーに吹奏楽部黒ポロシャツで登場。髪に花をつけいてるパートもある。<Mr.インクレディブル>女子学生指揮者が振る。トロンボーンとトランペットの出だしが映画音楽らしい。クラリネットのメロディがよい。ビブラホン女子のソロ、アルトサックス女子が前に出てソロを振る。楽器に花を付けているパートがある。ノリノリの女子がたたくドラムスが印象的。二人の2年生女子生徒が司会に出る。<童謡メドレー> 犬のおまわりさんでネコ耳カチューシャをつけたホルンの女子4人のスタンドプレイがあり、 バナナン バナナではバナナの面をつけたサックスパートのソリ、 母さんの歌ではかっぽう着のトランペットパートがソリ。最後は上向き。 ほたる来いでフルートパートが髪に花を付けてスタンドプレイ。最後は立ち楽器を回す。トロンボーンは亀の格好で 浦島太郎 おもちゃのチャチャチャでは頭にヒマワリをつけたパーカッションが演奏の合間にグルグルと回り大ウケであった。 アイアイではクラリネットが楽器を差し上げ立ち上がり左右にステップを踏みかわいく踊る。<サザエさんア・ラ・カルト>シンフォニックなイントロ、フルートとクラリネットのソリ。観客は手拍子でこたえる。ホールにサザエさんワールドが展開するような演奏だ。野球帽をかぶりバットを持った磯野カツオ、甚平姿の磯野波平、そしてリンゴの中からフグ田サザエが現れて踊る。とてもおもしろかった。

   神奈川県立港南台高校吹奏楽部定期演奏会名物の劇。

 某テレビ局で修二と彰が青春アミーゴの収録をしている。修二と彰役の女子生徒二人が振り付きで歌うのだが港南台高校の紺のブレザーに白い縁取りをして野ブタ。をプロデュースに登場する制服風に改造してあるから遠目に見たら本物かと思うことだろう。これがなかなかカッコイ~。そこへサザエさんが迷い込んでくる。サザエさんを追い出そうとする修二と彰であったが、真剣な表情でさえない波平をイメージチェンジさせたいという訴えに二人は協力することにして磯野家へ。
 磯野家で波平にそのことをサザエが話すと波平は
「バカモン!」
とちゃぶ台ひっくり返す。波平とサザエの激しい殴り合い。サザエか 熊のプーさんと浮輪を投げ付ける。どこからか現れた爆弾にビビる一同。しかし中は空っぽで腰が抜けた波平は
「私の負けのようだ」
と潔くサザエの提案する修二と彰のプロデュースを受けることにして連れてゆかれる。舞台袖でプロデュースを受けているのだが、音声しか聞こえない。
 やがて波平のプロデュースが終り現れた波平はものすごく変になっていて修二と彰は
「ごめんなさい」
とあやまるが波平はすっかりこれが気に入ってノリノリなのであった。
 最後に青春アミーゴで踊る修二と彰、サザエ、波平。歌謡ショーのような劇であった。II部を通しての企画ではなくなっていたけれど劇の伝統はまだ生きていた。うれしい。
 <ディープ・パープル・メドレー>トランペットのスタンドプレイによるイントロに続き、全員立上がり左右を向いて演奏。そのあとのサックスのスタンドプレイがカッコいい。各パートが立ち上を向く。ハイウェイスター クラリネットのスタンドプレイ、テナーサックス女子が前に出てソロを吹く。アルトサックス女子も出てきて二人でソリを吹くのがカッコいい。スモーク オン ザ ウォーター トロンボーンのイントロが重厚で、トロンボーン女子が前に出てソロを吹く。全体で上下を向いて演奏。ラストシーンはカッコよくポーズを決めて終わった。

 アンコールの前に1年生から2年生の部長へ花束贈呈。港南台高校では3年生になると部活を引退なのだろうか? プログラムのメンバー表に3年生の名前がない。アンコールは<スパニッシュ フィーバー>白い吹奏楽部パーカーを脱いで吹奏楽部黒ポロシャツになる。パーカッションが三角帽をかぶって踊りながらカスタネットをたたいている様子がかわいい。カスタネットのリズムにのりスペイン風の旋律が響き渡る。全員立上がり上を向く。ホルンとサックスのスタンドプレイ、クラリネット・フルート・オーボエのスタンドプレイ、カスタネットを鳴らしながらパーカッションが客席へゆく。最後は全員立ち上がり
部 員 歓 迎
の札を出して終わった。この定期演奏会を見てたくさんの1年生が4月に入るといいね。

 終演後、ステージ下に詰め掛けたお友達と部員はキャーキャーいっておしゃべりしている。青春って感じでいいなぁ。約2時間と短い定期演奏会であった。
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大妻多摩中高吹奏楽部定期演奏会

2006年04月07日 23時57分18秒 | 吹奏楽部
大妻多摩吹奏楽部員の皆様に読んでいただき感謝しております。

*************************

 今日は大妻多摩吹奏楽部定期演奏会でパルテノン多摩に行って来た。トキワ松学園の生徒がいたけれど苺さんはいたのかなぁ? 

 第1部は三つ編みの学生指揮者が入ってきて優雅に一礼して指揮台に上がる。大妻多摩の生徒だけにとても上品だ。<行進曲『SLが行く』>スネアとバスドラムによるマーチのリズム。力強い金管で始まりクラリネットのメロディ。コントラバスのピチカートが耳に心地好く後半のクラリネットのソリがよい。演奏後司会の女子高生が出てくる。大変上品な女子生徒だ。<1730年冬:川の旅>も学生指揮者が振る。去年までの大妻多摩の吹奏楽部定期演奏会で学生指揮者が振るシーンってあったかなぁ? 今年からではないだろうか?! 中学1・2年生中心の編成での演奏。静かなパーカッションで始まり中学生たちのリコーダーソリ。なつかしい音色がホールに響く。トロンボーンほか金管のメロディ、木管のメロディが続く。中学1・2年生らしい少したどたどしい演奏だ。プログラムを読むと昨年春は新入部員が27人も入ったというのだからすごい。中学1年生バンドの演奏という企画もおもしろかったかも。トランペットのファンファーレにマーチ風のメロディ、ホルンのソリがある。静かなクラリネット・フルートソリがある。<森の贈り物>女子生徒が出てきて優雅に一礼してオーボエで音合わせをする。今度は柳瀬コーチ指揮。トランペット・トランペットの出だし、きれいなトランペットの響きとサックスの音色。フルートソリがある。幻想的な曲調だ。スネアロールにのりミュートしたトランペットのファンファーレ、クラリネットのソリ、力強いファンファーレがある。トランペットのソロがシロホンとからむ。オーボエソロがホールに響き、雄大に終わった。
 <マゼランの未知なる大陸への挑戦>にはOGが入る。昨春卒業されたクラリネットの双子さんが二人とも出演していてうれしい。勇ましい出だし、サックスの音色がきれい。雄大に盛り上がりクラリネットのソリ。一転して静まりホルンが響く。オーボエソロと、フルートOGのソロがある。ポルカのようなクラリネットソリ、トランペットのソリにコントラバスのピチカートがある。ピアノ伴奏にのりトランペットが前に出て朗々とソロを吹く。雄大に盛り上がって終わった。演奏後ソリストを立たせて紹介した。
 <FANTASIA FOR ALTO Saxophone>はサックスのソリストに大森義基さんを迎えての演奏。木管で始まり、大森義基さんの軽妙なるアルトサックスの音色が流れる。この曲にもOGたちが加わっている。サックスパートの伴奏にのりアルトサックスソロが静かに流れる。無伴奏のアルトサックスソロがホールに流れるシーンがあり、素晴らしいと思う。力強く終わった。演奏後指揮の柳瀬コーチと大森義基さんはがっちりと握手をした。サックスパートの二人が大森義基さんへインタビュー。「二人の関係は?」との問いに柳瀬コーチとは一緒にお風呂に入る関係(温泉で)という答えに会場が爆笑した。インタビューする女子生徒も笑い転げる楽しいインタビューだった。

 第2部 オリジナル音楽劇 『ピーターパンと夢の旅』

ステージの前が大きく空けられ、中学2年生たちが家の描き割りやはりぼての樹木を後ろで支えている。

 物語は、フック船長に負けて落ち込むピーターパンの所に謎のヒーローから夢の旅への招待状が届く。ピーターパンは翌日指定された公園に行くと手紙の主はドラえもんであった。ドラえもんはピーターパンを 小さな子供たちだけで暮らしている町へ連れてゆく。<小さな世界>にのり黄色やピンクのTシャツにジーパン姿の中学1年生たちがかわいく踊る。ドラえもんとピーターパンは次に 音楽が好きな人が暮らす町へ向かう道すがらアンパンマンが通る。黒子役の中学2年生がアンパンマンのマントを持ってひらひらとなびかせているのが大ウケだ。ドアが開かずドラえもんはアンパンマンを呼び、アンパンチで開けてもらう。<スーパーカリフラジリステッイクエクスピアリドーシャス>でドラえもんとピーターパンが踊る。そして熊さんたちが住む森へ二人は向かう。しかしどこでもドアが出るところを間違えてしまい、改めて 熊さんたちが住む森へ向かう。そこでは熊とウサギの耳付きカチューシャをした中学1年生たちが踊る。ドラえもんは皆が共存している世界について話しているとネズミが現れてドラえもんはあわてて逃げ出していった。アンパンマンが家でダンスの練習をしているのをピーターパンは見た。体育すわりしている中学1年生たちが<ホール ニュー ワールド>で白いTシャツに黒ズボンで黄色いハンカチを持って踊る。
 ドラえもんからピーターパンに意外な事実が告げられる。じつはアンパンマンはドラえもんの弟で、フック船長に負けたからって落ち込むなよ。アンパンマンが家でダンスの練習をしているのを見ただろ、とピーターパンをはげましておしまい。

 第2部の司会は二人の部員。部員たちは白いブラウスに黒ズボンで演奏している。<サザンメドレー>グロッケン・ビブラホン・マリンバで始まり、 勝手にシンドバッドでは立ち上がり楽器を上下に向けて演奏する。ノリノリの観客は手拍子で答える。各パートのスタンドプレイがあり、オーボエがソロを吹く。 真夏の果実ではクラリネットのソリとトロンボーンが立ちソロを吹き、トランペットパートのスタンドプレイ、ユーホニゥムとホルンパートが仮面をつけ前でソリを吹く。フルートパートのスタンドプレイ、トランペットパートが青い旗を振り、「柳瀬先生LOVE」と横断幕を掲げる。 みんなのうたでトランペットとクラリネットのスタンドプレイ、ホルンは髪と首にモールを巻き鼻眼鏡を掛けて演奏。パーカッションがアゴーゴベルとほか1名が前に出てクラッカーを放つ。トランペットのソロ。全パート立ち上向きで終わるのかカッコいい。<ポップスター>は月9ドラマの主題歌。クラリネットのメロディがよくトランペットが立ちソロを吹く。観客も手拍子でノリノリだ。<オペラ座の怪人>では大妻多摩ダンス部が踊る。ユーホニゥムが前に出てソロ。男・女・ファントム役に別れたダンス部員たちが華麗に舞い踊るさまは宝塚歌劇を見ているようだ。吹奏楽部中学1年生のダンスとは違う完成された美しさがある。トランペットが前に出てソロを吹く。そしてオーボエソロ激しいダンス部の踊り。ホルンのソロ、ふたたびオーボエソロ。最後にダンス部の総踊りがあり終わった。演奏後のカーテンコールでダンス部が顔を見せて終わった。

 第3部 またセーラー服に戻る。女子生徒が静々とステージに入ってきてオーボエで音合わせ。<アエロダイナミクス>ライト兄弟の初飛行をテーマにした曲。ピアノにのり飛行機の音をイメージした不協和音とキティホーク(【注】ライト兄弟が初飛行した海岸)の潮騒が聞こえる。ラグタイム風の軽快なピアノの音にのりオーボエソリ、フルートソリ、サックスソリ、ホルンソリが続き、遠くにユーホニゥム・トランペットの音が聞こえる。クラリネットの不協和音によるソロ。マーチ風スネアで勇ましくなり緊迫感を帯びてくる。
 <メトセラII>ウッドブロックほかの打楽器が響く。木管の不協和音とタムタムが響く。一転静まり、ボンゴソロが静かに響く。呼応するように他の太鼓類が大きな音で鳴り響く。オーボエソロが静かに流れる。金管による主題。力強いパーカッションソリがある。

 アンコールの前に高校3年生へ<青春の輝き>にのり花束を渡す。後輩から花束と色紙をもらいステージ前に立つ。泣いている高校3年生もいる。不意にバンドの演奏が止まり読み上げるコメントだけがホールに響く。読み上げる女子生徒も泣いている。そして最後に高校3年生たちは優雅に一礼した。指揮者が
「もう一曲ありますから。明るいやつが」
と言い、パーカッションソリで始まり<キューティーハニー>トランペット・クラリネット・ホルンのメロディ。客席から手拍子がわき起こる。間奏でフルートソリ。トロンボーンパートが上下左右を向いて踊り、前へ駆け出しパフォーマンス。フルート・オーボエパートが立ち回転しながら演奏。クラリネットパートは「WE ♥ MUSIC」の横断幕を掲げる楽しいパフォーマンスが続いた。段々と後ろの列から立ってゆき楽器を右手で差し上げて元気よく終わった。
鳴り止まない拍手にこたえてキューティーハニーの最後の部分をもう一度演奏して終わった。

 パルテノン多摩で多摩ニュータウン開発前の里山に関する展示を見て帰る時トキワ松学園吹奏楽部の一団を目撃した。およそ一ヵ月後にある同校の定期演奏会も楽しみである。小田急多摩センターから多摩急行に乗って帰った。
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富士見丘中高吹奏楽部定期演奏会

2006年04月07日 23時54分13秒 | 吹奏楽部
 第1部は<喜歌劇「小鳥売り」セレクション>スネアロールにのりクラリネットのメロディが流れるマーチ風の曲で会場にカメラのストロボがバシバシ光る。みんな気合い入れて娘さんを撮っているなぁ。陽気な曲調に変わりクラリネットのメロディが流れる。一度ブレイクしてゆったりとした金管のハーモニーが美しい曲調に変わる。クラリネットとフルートによる小鳥のさえずり、クラリネットのカッコウの鳴き声が入る。クラリネットのメロディで雄大に盛り上がる。さらに、クラリネットのメロディによるマーチ風の曲調に変わり、クラリネットのメロディがコントラバスのピチカートにのり盛り上がる金管が印象的だった。司会は萌という「萌え~っ」な名前のOG。<ガリバー旅行記>1.小人の国 スネアのロールにのりピッコロでかわいく始まるユーモラスな曲調。2.巨人の国 トロンボーンの重厚な音色、バスパートのメロディとクラリネットのソリがある。3.浮き島 静かなフルートソロで始まる。クラリネットのソロがあり、けだるげな曲調。4.馬の国 トランペットの早馬のようなアップテンポなメロディ。トロンボーン・フルート・クラリネットのエキゾチックなメロディが印象に残る。駆け抜けるように終わった。<吹奏楽のための第一組曲>吹奏楽部定期演奏会ではおなじみの一曲である。1.重厚な金管低音で始まり、力強く盛り上がってくる。シブいクラリネットのソリがある。2.クラリネットのソリで始まる曲だ。3.スネアにのり力強く始まり、主題が繰り返し現れる。<民衆を導く自由の女神>有名なドラクロワの絵から着想を得て作られた曲だ。ピアノで始まりクラリネットとホルン・ユーホニゥムの音色が響く。バスクラリネットとコントラバスによる風雲急を告げるような曲調に変わり、クラリネットのソリ、迫力のあるドラムの音、キンキンという金物をたたく音が緊迫感をあおる。一転し安らかなユーホニゥムの音色。アルトサックスのソロがあった。

 第2部は白い角襟ブラウスに黒ズボン、黒ローファーで登場。譜面台が高く部員の顔が見えないのが惜しい。司会の女子生徒二人が現れ指揮の清水先生を呼んでも来ない。どうしたのかと思っているとトレンチコートに身を包んだ富士見警察の刑事3人が登場し、糸電話で「清水先生を預かった…」と誘拐犯から電話がくる。

   刑事A「指揮はどうするんだ?!」
   刑事B「私がやります」
   刑事A,C「えっ?!」

というやり取りの後<スパイ大作戦のテーマ>トロンボーンの重低音、クラリネットのメロディ、アルトサックスが立ち上がってソロを吹くのがカッコいい。もう一人アルトサックスが出てきて二人でからむ。

 おやつの時間だとはしゃぐ灰色パーカーのフードをすっぽりかぶった犯人二人にさらわれた清水先生は
「演奏しに来たんだから、一曲たげ指揮させてくれよ」
と頼み犯人たちは
「しょうがないなぁ」
と逃げないように清水先生の腰に縄を付けてではあるが指揮をさせる。
<Mr.インクレディブル>金管の力強い出だし。サックスのメロディ、ビブラホンのソロ、アルトサックスが立ちソロ、ジャズ風のアレンジに変わり赤い照明にあっている。

 演奏し終えた清水先生を連れて行こうとする犯人たちは刑事に見つかり清水先生を連れて逃げ出す。追う刑事、犯人たちは清水先生をどこだかに隠して逃走、刑事たちに発見され無事清水先生は保護される。犯人たちは
「こっちへ隠れよう」
とパーカーを脱ぎバンド内にまぎれ込む。<踊る大捜査線>ミュートしたトランペットが赤い照明の中で響く。アルトサックスソリ、トロンボーンのメロディ。アルトサックスが立ち<太陽に吠えろ!>をソロで吹く。トランペットとクラリネットのメロディが続く。ちと上品な太陽に吠えろ!でハードボイルドな感じが欲しい。

 逃げ疲れた犯人が転ぶ。刑事に追いつかれハリセンくらわされて御用に。変装を刑事があばくと犯人は富士見丘中高吹奏楽部員であった。なんでこんなことをしたのかという刑事の問いに
「あたしは清水先生が好きなのよぉ!」
という犯人の告白に異議を唱えるように
「あたしも」
「あたしも」
「あたしも」
と部員たちが次々とステージ前に出てきて
「先生もてもてぇ~」
「ひゅーひゅー」
と大団円を迎えた。
<オー、シャンゼリゼ>サックスのメロディ、トランペットのサビ、トランペット・クラリネットのメロディ、クラリネットのサビがある。ホールは手拍子に包まれた。

 第3部、黒の吹奏楽部Tシャツにジーパン、スニーカーで登場。

                         以下未完
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神奈川県立鶴見高校吹奏楽部定期演奏会

2006年04月07日 23時50分58秒 | 吹奏楽部
2006/3/25  幸市民館での川崎市立玉川(ぎょくせん)中学校吹奏楽部定期演奏会を第2部まで聴いて退席し南武線矢向駅に向かう。矢向から川崎ゆきに乗り、川崎で京浜東北線南行に乗る。桜木町で降りて県立音楽堂に向かうのはいつ以来だろうか? 県立金井高校生を聴きに行った去年の九月以来かな? 開場の約20分前に会場に着いたのに全然人が並んでない。開場され一番乗りで入りOGからプログラムをもらう。

 オープニングのファンファーレ。金管のメンバーが弧を描いて並びファンファーレを吹き上げる。きれいなブラスの響きだ。一度ハケてから全員で再入場してくる。<アルセナール>力強い金管で始まりクラリネットのソリがあるマーチ風の曲で一曲目から引き込まれる。司会はOBが担当。こいつはプロのアナウンサーか?!と思うほど抑揚の付け方がうまい。<インヴィクタ>アルヴァマーと並ぶ吹奏楽の定番だ。最近あまり聴く機会がなかったので嬉しい。フルートの女子生徒が指揮。重厚な金管から始まる。クラリネットのソリがある。力強い演奏だ。<プスタ>代わって男子の学生指揮者が振る。1.切なげなクラリネットの音色、タンバリンにのり主題が奏でられ、フルート・ピッコロソリがある。コントラバスのピチカートが印象的だ。2.クラリネット女子のソロで始まり、コントラバスのピチカートにのりクラリネットのメロディが走る。3.盛大に終わった。

 休憩、ステージをよく見ると県立鶴見高校生もマルマンのスケッチブックを使用している。この製品は広く吹奏楽部で譜面帳として使われているなぁ。

 <スーパーカリフラジリステッイクエクスピアリドーシャス>トトロ姿の女子学生指揮者が現れて会場から笑いがこぼれる。トランペットとクラリネットの軽妙なからみに客席から手拍子が起こる。サックスのソリや不思議の国のアリスの衣装のクラリネット女子やトロンボーンのトトロ女子が前に出てソロを吹く。フルート・ピッコロのソリ、チューバが立ち上がってのソロがある軽快な演奏であった。演奏後現れた司会はスターウォーズのC3POの格好をしている。今年のPOPSステージ衣装のテーマは「映画スター」だそうだ。詳しいことは海神奈川吹奏楽部愛好会にていずれの日に公開。<ジョン・ウィリアムズ・メドレー>顧問の石井先生が スーツ姿で入ってきて 「あれっ?」 と思っているとおもむろにスーツを脱ぎ始めスーパーマンに変身し会場大ウケ。緊迫感のある フックのプロローグから始まり、ホルンと木管の旋律がよい。フルートとオーボエが立ち ヘドウィグのテーマクラリネットとサックスのメロディの響きがよい。 ETのテーマトランペットの力強い旋律。トランペットのサビが印象的。ミラーボールが回り幻想的なステージになる。<レイダースマーチ>ホルンが美しく響く。トランペット・トロンボーンの力強い主題が印象的。<恋のカーニバル>みんなで楽しそうにぽんぽんを振る。トランペットとトロンボーンのイントロ、クラリネットのメロディ。他のパートより応援を出してパーカッションを増員しているので迫力がある。観客も手拍子で盛り上がる。チューバ1、ユーホニゥム2の3名が前に出てソリを吹くと他のパートがぽんぽんを振って盛り上げる。最後は後ろから1列づつ立ってゆき下上向いて終わった。<ザ・ブルーハーツ大メドレー> トレイントレインにのり前で4人が踊る。トランペットのメロディでエレキベースの女子生徒がノリノリで弾いている。 ラブレターではトランペットの1年生女子が立ち上がりソロを朗々と吹く。木管のしっとりとしたメロディ。 リンダリンダはトランペットのメロディ。最後は後ろから1列づつ立ってゆき左右を向いてそのまま上を向いて終わった。上を向いた姿がきれいだ。

 第三部は芝桜色吹奏楽部Tシャツ姿で登場。Tシャツは「愛ある県鶴響」と読める。<ソーラン節>マーチ風のスネアとシンバルにのり
                       以下未完
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川崎市立高津高校吹奏楽部定期演奏会

2006年04月07日 23時47分12秒 | 吹奏楽部
2006/3/23 川崎市民ミュージアムでメイド・イン・カワサキ現代美術賞展と新収蔵考古資料展、等々力緑地内の野外展示の彫刻(パブリックアート)を見てバスに乗り溝の口駅まで来た。おもしろいことに同じ場所なのに東急バスは溝の口駅、川崎市バスは溝口駅と表記が違うのだ。

 開場に先駆けてノクティ12階に上がるとホワイエで写真を撮っている女子高生が見えた。11階のベンチで会場を待つ人が多くいっしょに待っていると女子部員3人がエスカレーターを降りてきて見にきているお友達を見つけておしゃべりをしていた。開場され客席に入ると川崎市立橘高校生や川崎市立東橘中学生が制服姿で聴きにきていた。

 第1部 <海へ…吹奏楽のために>は今年のコンクール課題曲。高津高校吹奏楽部は部員増えたなぁ。高田亮さんは白いコートに銀のスパンコールTシャツ、黒ズボンで登場。フルート・オーボエアンサンブルで静かに始まる。安らかなユーホニゥム女子のソロとホルン女子のソロがあり、女子二人のコントラバスのピチカートがホールに響く。それにスネアロールがのり盛り上がって冒頭の主題に戻る。
 高田亮さんの紹介。平成7年から高津高校を指導しているそうだ。<たなばた>は第二の指導者 植松雅史さんが指揮。彼は昨年10月から高津高校を指導しているそうで高田亮さんとは卒業した洗足学園つながりか? 重厚なトロンボーンで始まりホルンのびやかな音色がよい。さわやかな演奏だ。アルトサックスのしっとりとしたソロやトロンボーン女子のソロがある。木金管のハーモニーが耳に心地好い演奏だ。グロッケン女子とオーボエ女子のソロがある。冒頭の主題に戻る。すごくよいたなばただった。
 顧問の先生のあいさつ。今回の定期演奏会は第10回で高田亮さんは第1回から指揮をしている。今年は1年生が19人は入りA編成でコンクールに出た。
高津高校の新入生は入学式の後入部してね
とのこと。<エル・カミーノ・レアル>緑のロングジャケットに白ズボンの王子風?ファッションで高田亮さんが現れ会場がどよめく。力強い出だしでホルンがよく響く。カスタネットにのってのクラリネットはフラメンコのようだ。オーボエ女子のソロはしみじみとしてすごくよい。チューバ女子がピアノに移る。ゆったりとしたメロディにホルンの音が響く。小柄なクラリネット女子が体を前後に揺すって懸命に音を出している。盛大に冒頭の主題に戻り力強く終わった。

 第2部 おまちかねのPOPSステージ。<スパイ大作戦のテーマ>各パート趣向を凝らした衣装に身を包んでの登場。力強い演奏だ。上を向いての演奏もある。アルトサックス女子が前に出てソロを吹き、トランペット女子がソロ。最後は全員立って上向きで終わった。第2部の司会は3年生女子二人が務める。映画「ターザン」より<トゥ・ワールズ>ボンゴ・コンガにのり始まりパーカッションソリがあり、トランペットの澄んだメロディが響く。ネコ耳を付けたホルン3人娘のスタンドプレイがありかわいい。トランペットとトロンボーンが上を向く。間奏で野性のおたけびが上がる。オーボエとホルンのソロ、トランペットのスタンドプレイがあり、全体で立ち上左右を向いて演奏した。
 マンボNo.5にのりパート紹介。
パート名、衣装、パフォーマンスについてはここでは略。
後日海神奈川吹奏楽部愛好会に掲載の鑑賞レポートをお楽しみに
いくつかトピックを記せば、ホルンのネコ耳がかわいく早口言葉がうまくできないところに萌え~、クラリネットのカエル体操が一人だけ合ってなくておもしろかった。クラリネットのディズニーキャラはダンボ・プーさん。スティッチなど。パーカッションの虎の時代は終わった。これからはレッサーパンダの時代だ。虎が阪神ファンの飼育員高田さんを呼ぶ寸劇がおもしろかった。

 パート紹介が終わると観客がどよめいた。アニメ・メドレー<久石譲作品集> 君を乗せてホルンのネコ耳少女が前に出てしみじみとソロを吹く。フルート女子、ホルン女子も立ちソロを吹く。クラリネット女子とフルート女子が前に出てソロを吹く。顧問?がトトロの着ぐるみに傘をさして入ってきてバスクラリネット女子がソロを吹く後ろで踊る。トトロの着ぐるみは家庭科の先生に無理を言って短期間で作ってもらったそうだ。<ラテン・ポップ・スペシャル>トランペット女子が立ちソロで始まる。トランペットのスタンドプレイがあり左右を向きステップ踏んで演奏。トランペットとトロンボーンのスタンドプレイではがカッコいい。クラリネット女子が前に出てソロを吹く。全員立って上下左右を向いて演奏する。ゴールドフィンガー99の原曲では全員立ちチューバ男子が前に出てソロを吹き、トロンボーンのスタンドプレイ、クラリネットのメロディ、トロンボーン女子の前に出てソロ。全員立ち上を向くノリノリの演奏で最後も全員立ち上を向く。

 第3部は打楽器五重奏<オグン バダグリス>から。オグン バダグリスとはハイチのブードゥー教の神の名前だそうだ。女子生徒5人は黒いTシャツに黒ズボンの上にサリー風のジャンパースカートを着ている。激しい打楽器のリズムに原始的な風景を見ゆ。プロの打楽器奏者である高田亮さんの指導を受けた女子生徒たちのことはある。女子生徒がバスドラムをたたく。女子5人とは思えないほど激しい演奏だ。
「レラ、レラ、レラ、レラ、レラ、レラ、レラ、レラ…」
と叫びながら終わった。

 高田亮さんのあいさつ。黒いスーツ姿だ。高田亮さんが高津高校を指導するようになって11年。高田亮さんが定期演奏会を始めた。高津高校吹奏楽部は仲がよく卒業生もよく出入りする。最後はきちんとしめないと、とだんだんと衣装が地味になっていくとのこと。高田亮さんは次に演奏する部内では「春王」の略称で呼ばれる 春になって、王たちが戦いに出るに及んで… を作曲したホルジンガーが好きだそうだ。第3部は卒業生、文教大学、コーチも演奏に加わる。<春になって、王たちが戦いに出るに及んで…>「あ~っ」という声、「ひゅ~っ」という叫び声。クラリネットのメロディ、ホルンの叫び、トランペットのファンファーレ。盛大な曲調。盛大になったところでブレイクし、混声コーラスになり雄大に終わった。

 ビブラホンのきれいな音色にのり、3月4日に高津高校の卒業式を迎えたあともこの定期演奏会に向けとくりくんできた高校3年生たちの吹奏楽部卒業式。一人づつ名前を呼ばれ高田亮さんのところへ行き色紙をもらい同じパートの後輩から花束をもらい抱き合って涙を流し、客席の通路を静かに去ってゆく。ホルン女子が泣きながら筆者の目の前を去ってゆく。女子生徒と長い握手をする高田亮さんの姿が印象に残った。
 最後に1,2年生でマーチを1曲演奏し手拍子しながら観客も聴いている。高田亮さんがやおら客席の通路を駆け出してホール後ろにいる高校3年生の女子生徒にジャケットを掛けてやった。高田亮さんは毎年恒例のこれを忘れていたんだね。

 終演後、ホワイエでは高校3年生がお友達とおしゃべりをしている。観客の中学生たちとエレベーターに乗り、武蔵溝ノ口19:58の川崎ゆきに乗った。
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神奈川県立川崎高校吹奏楽部定期演奏会

2006年04月06日 10時52分08秒 | 吹奏楽部
 春の到来を告げる定期演奏会である神奈川県立川崎高校吹奏楽部定期演奏会に行く。開場の少し前にゆくと2番のりであった。開場しOGからプログラムをもらい入る。今年はプログラムに「1年企画 部員紹介」という冊子がはさんであり各部員の人となりに写真入りで触れてありこれは優れた冊子だ。

 第1部 オリジナル・ステージ <輝かしいネイカートのためのファンファーレ>プログラムには英語で曲名が記載されているがわかりづらいので曲の解説にある邦題で当レポートは記す。印象的な金管で始まり、金管の美しいハーモニーが続く。全体的に力強い演奏だ。<キラキラ星変奏曲>フルートのロングトーンから始まり、グロッケンのソロでキラキラ星が静かに響く。ついで安らかなる木管のキラキラ星、さらにやわらかな金管のキラキラ星。そして全体合奏に。静かになったり盛大になったりしつつフルートやクラリネットのソリも交え変化を付けながらキラキラ星を奏でる。<ノアの箱舟>演奏前にクラリネットで音合わせ。静かなトランペットソロで始まる。映画音楽のように盛り上がる。クラリネットやホルンのソリがあり大洪水を現す風?の音がして一転風雲急を告げる。トロンボーン女子のソリ、緊迫感のある曲調。嵐が終り安らかな曲調へ。クラリネット女子のソロが静かに響きホルンが上を向いて盛大に演奏する。そして静かに終わった。演奏後ソリストを立たせて紹介した。

 第2部 シンフォニック・ステージ <オデッセイ>これ1曲だけだからかなりの大曲なのだろう。ステージ下手にハープが出ている。第1楽章「イリアド」 ホルン女子のソロで始まる。盛大になりフルート女子のソロにハープがからみ美しいアンサンブルを聴かせる。ハープを弾く女性の姿って美しいねぇ。また盛大になりトランペットの緊迫感ある旋律が響く。シンバルをト字形にこすり合わせ風の音?を現す。バスクラリネットにのりフルートやホルンのソロがあり不気味な感じ。紙をクシャクシャいわせて火が燃える様子を現す。トランペットによる盛大な戦いの表現がある。
第2楽章 「ポセイドンの風」 ハープの静かな調べにのりフルートのソロ。波の音だけがホールに響く。ユーホニゥム女子の静かなソロ。そして切り裂くようなトランペットの音、ピッコロのソロがある。また静かなホルンソロがあり、ステージ後方のパーカッションでは洗濯機のホースのようなものをぐるんぐるん振り回して不思議な音を出している。そういや買ってもらったことはないけれど子供の頃観光地にゆくとこんなのをよく売っていたっけ。その音にのりクラリネット女子のソリがある。「あ~っ」というコーラスが入り安らかな感じだ。トランペットのソロが静かに流れ、またクラリネットのソロ。静かな「あ~っ」というコーラスとともに洗濯機のホースのようなもので音を出している。一転して盛大になり終わる。
第3楽章 「カリプソの島」 時計の音を現す木魚のようなウッドブロック。悲しげなピアノにのりアルトサックス女子のソロ。トランペットほかにより盛大になりふたたびアルトサックス女子のソロがある。
第4楽章 「イサカ」 アルトサックス女子のソロにピアノと金管がからむ始まり。遠くにホルンの音が聞こえクラリネットのメロディが力強く響く。フルート女子の静かなソロそして遠くにホルンとトランペットの音が聞こえる。フィルムケースのようなものを吹き鳴らし弓を射る音を表す。盛大な戦闘シーンが描かれ力強く終わった。まさに大音楽絵巻であった。演奏後ソリストを立たせて紹介した。

 第3部 おまちかねのポップスステージ。<三毛猫ロック>幕が上がり各パート趣向を凝らした衣装が現れ客席がおぉーっと反応する。激しいドラムスソロが響く。テナーサックス、フルート女子、アルトサックス女子、トロンボーン女子、トランペット男子が前に出てソロを吹く。このほかビブラホン女子とエレキベース女子のソロもある。司会のOGも魚屋の格好で現れる。スクパートともかわいい衣装だ。<恋のマイアヒ>フルートソロから始まり観客は手拍子でこたえる。県川ブラス名物のパート紹介。筆者はこれを見るために毎年神奈川県立川崎高校吹奏楽部定期演奏会に来ているといってもよいくらい楽しみにしている。

パート名,衣装,パフォーマンスについては略。
後日海神奈川吹奏楽部愛好会に掲載の鑑賞レポートをお楽しみに。

簡単な感想としては、
トロンボーンの魔女・メイドはけっこう萌えた。
ベースの白雪姫で「悪役定番巨大化!」と肩車をしたのは笑った。
パーカッションの番長がリンボーでイナバウアーと叫び一同コケる。

 復活したベストドレッサー賞。4人舞台に現れ観客の拍手で魔女が優勝しインタビューを受けていた。
 <トゥルース>木鉄琴類で始まりアルトサックス女子が前に出てソロを吹くのがカッコいい。ノリノリのサウンドでサビのトランペットがよい。フルート女子とアルトサックス女子が前に出てソロを吹く。クラリネットのメロディがよくトランペットの音色が素晴らしい。最後は金管が立上がり上向きで終わった。<ジャパニーズ・グラフティIX~いい日旅立ち~>クラリネットの 秋桜のクラリネットとトランペットのメロディでしっとりと始まり、 プレイバックパート2では全員立ち上がり金管が上を向く。サックスのメロディ、トロンボーンのソリとクラリネットのサビがある。全員立ち上がり左右を向いて演奏。 イミテーションゴールドはクラリネットのサビから始まる。トランペット女子が立上がりソロで いい日旅立ちを吹く。テナーサックス男子が前に出てソロを吹きクラリネットとトランペットのサビ。間奏でトランペット男子が前に出てソロを吹いた。最後は上向きで終わる。<虹の彼方に>虹色の譜面紙に変わりステージが華やかになる。クラリネットの響きで始まる。トランペットのイントロ、女子生徒が前にコントラバスの出てソロをを弾く。深みと味わいのあるソロだ。ホルン女子とバリトンサックス女子、チューバ女子、トロンボーン女子、バスクラリネット女子、テナーサックス女子が前に出てソロを吹いた。定期演奏会の最後にふさわしいしっとり感のある演奏だ。最後に全ソリストが前に並んで静かに終演した。

 アンコールはPOPなアレンジの<アイーダ行進曲>観客は手拍子をしトランペットとトロンボーンが左右を向き、アルトサックス女子が前に出てソロを吹く。トロンボーンの旋律、ピッコロが前に出てソロ、捧げ筒のクラリネット、トランペットとクラリネットのソリ、トロンボーン女子二人が前に出てのソリがあった。キャミソールにスカート姿の男子が現れてトランペットのソロを吹く。激しいドラムスソロにのりサンバのリズムにのって踊る。パーカッション小物が前に出てアイーダをクラリネットで吹く。これが最後の定期演奏会となる高校3年生の女子生徒は泣いている。激しいドラムスソロにのり全員立ち上がり手拍子しサンバのリズムにのり踊る。パーカッション小物が前に出て演奏。アイーダの旋律をクラリネットで吹く。部長のあいさつがある。パーカッション女子やトロンボーン女子が泣いている。カーペンターズの<青春のかがやき>ビブラホンとグロッケンのきれいな音色で始まり、全体的にしっとりとした演奏。ホルンのメロディ、泣いている子が多かった。

 終演後、ホワイエで部員が出てくるのを待ちながらアンケートを書いていると部員たちがかわいいステージ衣装のまま現れて家族やお友達とキャーキャー歓談している。お友達と記念写真を撮っている。そんな熱気に包まれ会場を後にした。
コメント (2)
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神奈川県立大師高校総合学科第5回吹奏楽部期演奏会

2006年04月06日 03時31分26秒 | 吹奏楽部
 今夜は神奈川県立大師高校総合学科第5回吹奏楽部期演奏会に行く。mush先生の一声により開場されOGからプログラムをもらって入るとホワイエにこの1年の写真が展示してある。神奈川県立大師高校総合学科吹奏楽部定期演奏会も第1回以来だなぁ。

 1部 部員が少ない。制服のリボンがゆるゆるなのは今時の女子高生ということか。<マーチ「春風」>きれいな金管の響きで始まり、クラリネットのメロディ。中盤にクラリネットのソリがある。金管の音色が心地好いさわやかな演奏だ。男子があいさつに出る。今年は部員が少なくmush先生も担任を持ち忙しく生徒主体の部活となったそうだ。<セドナ>美しい金管で始まり、クラリネットのメロディ。金管の音色が印象的だ。フルート女子とクラリネット女子の静かなソロがある。部員が少ないのでホルンの男子が移動しトランペットに持ち替えていた。演奏後mush先生はソリストを立たせて紹介。<エアーズ>グロッケンで始まりフルート女子のソロ。澄んだ空気感のある演奏だ。アルトサックス女子のソロ。<メリー・ウィドウ>フルート・クラリネット・サックスパートが立ってハンドベルを鳴らす。澄んだ音色がホールに響く。一転して陽気にメリー・ウィドウの主題。演奏にはOGも加わっている。クラリネット女子が立ちソロを吹きトロンボーン女子も立ちそれにからむ。ビブラホン男子の印象的なソロ、クラリネットのアップテンポなメロディがあり、フルート・ピッコロのスタンドプレイに続き各パート立ち全員立って終わった。

 2部はマーチングから。黄緑の吹奏楽部Tシャツにジーパンで登場。マーチングなのにイスにすわっていると思ったら上下を向き立ったりすわったりして演奏する。フルート・ピッコロ・クラリネットのソリと元気な金管が印象に残った。最後にポーズを決めて終わった。<あなたのとりこ>イスを片付けて隊列を組み替えながら演奏する。トランペットのメロディに観客の手拍子が起こる。軽やかな演奏であった。

 MIXアンサンブルはくじで全体をカメ・ネコ・ウサギ・ヒヨコの4グループに分けてのアンサンブル。自分の担当楽器以外の楽器にも挑戦するそうだ。 カメの<明日があるさ>フルートとドラムスにのり女子生徒二人が歌う。観客から手拍子が起こる。歌う女子生徒二人はのちにトランペットも吹いた。ザ ブルーハーツの<夢>フルート・ドラムス・エレキギター・トランペットの編成でフルートがメロディを吹くノリノリの演奏。ロックバンドのコンサートに来ているようだ。 ネコはドラマ 1リットルの涙の主題歌<粉雪>クラリネットのシブいメロディがマリンバの伴奏にのり響く。サビの部分を聴いて、あぁ聴いた事があるなと感じた。野ブタ。をプロデュースの主題歌<青春アミーゴ>ユーホニゥムのイントロ、アルトサックスのメロディで、切ないメロディを歌い上げる。 ウサギは<アンパンマンマーチ>最初アラビア風?のアレンジでついでロック風に変わる演奏だった。 ヒヨコは<学園天国>観客の手拍子にのっての演奏。アルトサックスやトランペットがメロディを吹く。

 3部 ヤクザ風のサングラスを掛けた男子が緞帳の前に正座して司会をする。緞帳の下からmush先生が顔や足を出す。<仁義なき戦いのテーマ>高校の吹奏楽部定期演奏会で仁侠映画のテーマ曲とは初めてだ。各パート趣向を凝らした衣装だが全員サングラスを掛けていて人相悪い。悲痛な叫びのようなトランペットのイントロ、木管によるストイックなメロディが流れる。アルトサックス女子が前に出てきてソロを吹くのがカッコいい。チューバ男子が前に出てきて迫力のあるソロを吹く。トランペットの男の先生も前に出てきてソロを吹く。このほかドラムス男子のものすごく迫力のあるソロがあった。<ドリフずっこけ大集合!!>mush先生の踊りに観客がウケる。mush先生の
「それじゃあ、いってみよう!」
のかけ声で演奏開始。パート紹介も兼ねている。
   各パートの衣装やパフォーマンスについての詳細は略。
 フルートのチャイナドレス姿が萌え、クラリネットの幼稚園児がかわいい。 タブーでトランペットとトロンボーンの女子が前に出てソリを吹く。 ヒゲダンスでは各パートのスタンドプレイがあり、いい湯だなでは左右を向いて演奏した。
 <スカイハイ>上向きで力強いイントロ。アルトサックス女子、ホルン男子、フルート女子が前に出てソロを吹く。ホルンとフルートのからみは絶品。聴いていて元気が湧いてくる演奏だ。<ニュー・シネマ・パラダイス>アルトサックス女子の前に出てのソロがありきれいなフルートソリ、切なげな金管のアンサンブルがあった。<ディスコ・パーティーIII>客席は手拍子でノリノリでフルート女子が前に出てソロを吹く。金管のスタンドプレイに続き木管のスタンドプレイがあり左右にステップ踏む。クラリネット女子とトランペットの男の先生が前に出てソロを吹きクラリネット・サックス・ユーホニゥム・ホルンなどのスタンドプレイがある。 セプテンバーでは(トロンボーンの男女のソリがある。)トランペット女子が前に出てソロを吹く。最後は全員立って終わった。

 アンコールの前に3年生から先生に花束贈呈。4人の3年生によるアンサンブル<ムーンリバー>フルート・トランペット・ホルン・チューバの編成。トランペットの女子は泣いている。ウォーターボーイズ使われている曲名の知らない曲。各パートのスタンドプレイがある。女子生徒が泣きながら女子生徒が3年生を送る曲を演奏すると告げる。<ベストフレンド>フルート女子のソロとクラリネットのソリがある。3年生女子は後輩から花束と色紙をもらい抱き合って泣いている。ホルンの男子も泣いていた。これで終演。
 終演後部員たちがホワイエに出てきて皆で楽しそうに写真を撮っている。それを横目に見てホールを後にした。
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言い訳

2006年04月05日 07時16分06秒 | 吹奏楽部
忙しくてなかなか鑑賞レポート書きが進みません。
ゴーストライター雇おうかしら。
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横浜創英高校吹奏楽部定期演奏会

2006年04月04日 13時32分57秒 | 吹奏楽部
書いたところまで先行公開。
HTMLを作る暇がないのでブログに乗せます。

2006/2/11 ミューザ川崎での横浜創英高校吹奏楽部定期演奏会で海神奈川吹奏楽部愛好会をごひいきいただいている高校3年生の部員の最後の定期演奏会を見届けるため座間市の吹奏楽ジョイントコンサートを神奈川県立ひばりが丘高校吹奏った段階で滞積して転戦してきた。ミューザ川崎で受付に並び電話予約したチケットを無事手に入れた。去年はキャンセル待ちだったが今年は確保できていたので安心して会場入りできた。開演までしばし駅前を散策して過ごす。
 開場され階上のホワイエにある岡本太郎のモザイク 「空の散歩」を見る。指定された席は3階の後ろ寄り上手側の席だ。部員がステージに入ってくると客席から拍手が起こり
「よねぇーっ」
「ももこぉーっ」
「ゆいーっ」

とお友達から声が掛かる女子高のノリ。

 第I部 横浜創英高校吹奏楽部は部員多く、1曲目のオープニングは重厚な響き。<三つのジャポニズム>I.鶴が舞う 和風の出だし、扇をバタバタさせ鶴の羽音を表すシーンもある。大人数ゆえ迫力がある。ソプラノサックスやオーボエのソロがある。緊迫感のある演奏だ。II.雪の川 フルートのきれいな音色、イングリッシュホルン女子のソロ、ソプラノサックス女子のソロがあり、静かに終わった。III.祭り にぎやかでハイテンポな祭り囃子が聞こえる。締太鼓や鐘も打ち鳴らされる。一転して静まりクラリネットのソロ。ハープも入りホルンのソリがある。だんだん盛り上がってきてまた激しい祭り囃子がだんだんと早くなってゆき激しく終わった。<ガディッシュ>鐘の音で静かに始まる。うなる低音。フルートのソリが入り壮大なスケールの演奏。力強い金管の響きで終わった。<ウィズハート アンド ヴォイス>ピアノに乗り静かに始まる。フルート女子のソロ、ホルン女子が楽器を回すようにして吹いている。フルート女子二人によるソリがあり、盛大に終わった。

 第II部は白いブラウスに黒のマキシースカートやズボンというプロの管弦楽団みたいな服装で登場。<歌劇「タンホイザー」より 巡礼者の合唱>きれいなクラリネットの音で始まり、ホルンの音が印象的だった。<「ローマの祭り」より>これはコンクールバージョンとのこと。チルチェンセスは力強いトランペットの旋律。女子生徒が3人立って演奏する。クラリネットのソリがあった。

  最後まで完成したので続きは海神奈川吹奏楽部愛好会をご覧下さい。
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