海神奈川吹奏楽部愛好会ブログ

海神奈川吹奏楽部愛好会=タリカスの
吹奏楽部定期演奏会鑑賞に関するブログ。
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中学校・高校の吹奏楽部定期演奏会を鑑賞している
海神奈川吹奏楽部愛好会のブログです。
このブログでは吹奏楽部定期演奏会鑑賞速報などを書いています。

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大妻多摩中高吹奏楽部定期演奏会

2006年04月07日 23時57分18秒 | 吹奏楽部
大妻多摩吹奏楽部員の皆様に読んでいただき感謝しております。

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 今日は大妻多摩吹奏楽部定期演奏会でパルテノン多摩に行って来た。トキワ松学園の生徒がいたけれど苺さんはいたのかなぁ? 

 第1部は三つ編みの学生指揮者が入ってきて優雅に一礼して指揮台に上がる。大妻多摩の生徒だけにとても上品だ。<行進曲『SLが行く』>スネアとバスドラムによるマーチのリズム。力強い金管で始まりクラリネットのメロディ。コントラバスのピチカートが耳に心地好く後半のクラリネットのソリがよい。演奏後司会の女子高生が出てくる。大変上品な女子生徒だ。<1730年冬:川の旅>も学生指揮者が振る。去年までの大妻多摩の吹奏楽部定期演奏会で学生指揮者が振るシーンってあったかなぁ? 今年からではないだろうか?! 中学1・2年生中心の編成での演奏。静かなパーカッションで始まり中学生たちのリコーダーソリ。なつかしい音色がホールに響く。トロンボーンほか金管のメロディ、木管のメロディが続く。中学1・2年生らしい少したどたどしい演奏だ。プログラムを読むと昨年春は新入部員が27人も入ったというのだからすごい。中学1年生バンドの演奏という企画もおもしろかったかも。トランペットのファンファーレにマーチ風のメロディ、ホルンのソリがある。静かなクラリネット・フルートソリがある。<森の贈り物>女子生徒が出てきて優雅に一礼してオーボエで音合わせをする。今度は柳瀬コーチ指揮。トランペット・トランペットの出だし、きれいなトランペットの響きとサックスの音色。フルートソリがある。幻想的な曲調だ。スネアロールにのりミュートしたトランペットのファンファーレ、クラリネットのソリ、力強いファンファーレがある。トランペットのソロがシロホンとからむ。オーボエソロがホールに響き、雄大に終わった。
 <マゼランの未知なる大陸への挑戦>にはOGが入る。昨春卒業されたクラリネットの双子さんが二人とも出演していてうれしい。勇ましい出だし、サックスの音色がきれい。雄大に盛り上がりクラリネットのソリ。一転して静まりホルンが響く。オーボエソロと、フルートOGのソロがある。ポルカのようなクラリネットソリ、トランペットのソリにコントラバスのピチカートがある。ピアノ伴奏にのりトランペットが前に出て朗々とソロを吹く。雄大に盛り上がって終わった。演奏後ソリストを立たせて紹介した。
 <FANTASIA FOR ALTO Saxophone>はサックスのソリストに大森義基さんを迎えての演奏。木管で始まり、大森義基さんの軽妙なるアルトサックスの音色が流れる。この曲にもOGたちが加わっている。サックスパートの伴奏にのりアルトサックスソロが静かに流れる。無伴奏のアルトサックスソロがホールに流れるシーンがあり、素晴らしいと思う。力強く終わった。演奏後指揮の柳瀬コーチと大森義基さんはがっちりと握手をした。サックスパートの二人が大森義基さんへインタビュー。「二人の関係は?」との問いに柳瀬コーチとは一緒にお風呂に入る関係(温泉で)という答えに会場が爆笑した。インタビューする女子生徒も笑い転げる楽しいインタビューだった。

 第2部 オリジナル音楽劇 『ピーターパンと夢の旅』

ステージの前が大きく空けられ、中学2年生たちが家の描き割りやはりぼての樹木を後ろで支えている。

 物語は、フック船長に負けて落ち込むピーターパンの所に謎のヒーローから夢の旅への招待状が届く。ピーターパンは翌日指定された公園に行くと手紙の主はドラえもんであった。ドラえもんはピーターパンを 小さな子供たちだけで暮らしている町へ連れてゆく。<小さな世界>にのり黄色やピンクのTシャツにジーパン姿の中学1年生たちがかわいく踊る。ドラえもんとピーターパンは次に 音楽が好きな人が暮らす町へ向かう道すがらアンパンマンが通る。黒子役の中学2年生がアンパンマンのマントを持ってひらひらとなびかせているのが大ウケだ。ドアが開かずドラえもんはアンパンマンを呼び、アンパンチで開けてもらう。<スーパーカリフラジリステッイクエクスピアリドーシャス>でドラえもんとピーターパンが踊る。そして熊さんたちが住む森へ二人は向かう。しかしどこでもドアが出るところを間違えてしまい、改めて 熊さんたちが住む森へ向かう。そこでは熊とウサギの耳付きカチューシャをした中学1年生たちが踊る。ドラえもんは皆が共存している世界について話しているとネズミが現れてドラえもんはあわてて逃げ出していった。アンパンマンが家でダンスの練習をしているのをピーターパンは見た。体育すわりしている中学1年生たちが<ホール ニュー ワールド>で白いTシャツに黒ズボンで黄色いハンカチを持って踊る。
 ドラえもんからピーターパンに意外な事実が告げられる。じつはアンパンマンはドラえもんの弟で、フック船長に負けたからって落ち込むなよ。アンパンマンが家でダンスの練習をしているのを見ただろ、とピーターパンをはげましておしまい。

 第2部の司会は二人の部員。部員たちは白いブラウスに黒ズボンで演奏している。<サザンメドレー>グロッケン・ビブラホン・マリンバで始まり、 勝手にシンドバッドでは立ち上がり楽器を上下に向けて演奏する。ノリノリの観客は手拍子で答える。各パートのスタンドプレイがあり、オーボエがソロを吹く。 真夏の果実ではクラリネットのソリとトロンボーンが立ちソロを吹き、トランペットパートのスタンドプレイ、ユーホニゥムとホルンパートが仮面をつけ前でソリを吹く。フルートパートのスタンドプレイ、トランペットパートが青い旗を振り、「柳瀬先生LOVE」と横断幕を掲げる。 みんなのうたでトランペットとクラリネットのスタンドプレイ、ホルンは髪と首にモールを巻き鼻眼鏡を掛けて演奏。パーカッションがアゴーゴベルとほか1名が前に出てクラッカーを放つ。トランペットのソロ。全パート立ち上向きで終わるのかカッコいい。<ポップスター>は月9ドラマの主題歌。クラリネットのメロディがよくトランペットが立ちソロを吹く。観客も手拍子でノリノリだ。<オペラ座の怪人>では大妻多摩ダンス部が踊る。ユーホニゥムが前に出てソロ。男・女・ファントム役に別れたダンス部員たちが華麗に舞い踊るさまは宝塚歌劇を見ているようだ。吹奏楽部中学1年生のダンスとは違う完成された美しさがある。トランペットが前に出てソロを吹く。そしてオーボエソロ激しいダンス部の踊り。ホルンのソロ、ふたたびオーボエソロ。最後にダンス部の総踊りがあり終わった。演奏後のカーテンコールでダンス部が顔を見せて終わった。

 第3部 またセーラー服に戻る。女子生徒が静々とステージに入ってきてオーボエで音合わせ。<アエロダイナミクス>ライト兄弟の初飛行をテーマにした曲。ピアノにのり飛行機の音をイメージした不協和音とキティホーク(【注】ライト兄弟が初飛行した海岸)の潮騒が聞こえる。ラグタイム風の軽快なピアノの音にのりオーボエソリ、フルートソリ、サックスソリ、ホルンソリが続き、遠くにユーホニゥム・トランペットの音が聞こえる。クラリネットの不協和音によるソロ。マーチ風スネアで勇ましくなり緊迫感を帯びてくる。
 <メトセラII>ウッドブロックほかの打楽器が響く。木管の不協和音とタムタムが響く。一転静まり、ボンゴソロが静かに響く。呼応するように他の太鼓類が大きな音で鳴り響く。オーボエソロが静かに流れる。金管による主題。力強いパーカッションソリがある。

 アンコールの前に高校3年生へ<青春の輝き>にのり花束を渡す。後輩から花束と色紙をもらいステージ前に立つ。泣いている高校3年生もいる。不意にバンドの演奏が止まり読み上げるコメントだけがホールに響く。読み上げる女子生徒も泣いている。そして最後に高校3年生たちは優雅に一礼した。指揮者が
「もう一曲ありますから。明るいやつが」
と言い、パーカッションソリで始まり<キューティーハニー>トランペット・クラリネット・ホルンのメロディ。客席から手拍子がわき起こる。間奏でフルートソリ。トロンボーンパートが上下左右を向いて踊り、前へ駆け出しパフォーマンス。フルート・オーボエパートが立ち回転しながら演奏。クラリネットパートは「WE ♥ MUSIC」の横断幕を掲げる楽しいパフォーマンスが続いた。段々と後ろの列から立ってゆき楽器を右手で差し上げて元気よく終わった。
鳴り止まない拍手にこたえてキューティーハニーの最後の部分をもう一度演奏して終わった。

 パルテノン多摩で多摩ニュータウン開発前の里山に関する展示を見て帰る時トキワ松学園吹奏楽部の一団を目撃した。およそ一ヵ月後にある同校の定期演奏会も楽しみである。小田急多摩センターから多摩急行に乗って帰った。
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富士見丘中高吹奏楽部定期演奏会

2006年04月07日 23時54分13秒 | 吹奏楽部
 第1部は<喜歌劇「小鳥売り」セレクション>スネアロールにのりクラリネットのメロディが流れるマーチ風の曲で会場にカメラのストロボがバシバシ光る。みんな気合い入れて娘さんを撮っているなぁ。陽気な曲調に変わりクラリネットのメロディが流れる。一度ブレイクしてゆったりとした金管のハーモニーが美しい曲調に変わる。クラリネットとフルートによる小鳥のさえずり、クラリネットのカッコウの鳴き声が入る。クラリネットのメロディで雄大に盛り上がる。さらに、クラリネットのメロディによるマーチ風の曲調に変わり、クラリネットのメロディがコントラバスのピチカートにのり盛り上がる金管が印象的だった。司会は萌という「萌え~っ」な名前のOG。<ガリバー旅行記>1.小人の国 スネアのロールにのりピッコロでかわいく始まるユーモラスな曲調。2.巨人の国 トロンボーンの重厚な音色、バスパートのメロディとクラリネットのソリがある。3.浮き島 静かなフルートソロで始まる。クラリネットのソロがあり、けだるげな曲調。4.馬の国 トランペットの早馬のようなアップテンポなメロディ。トロンボーン・フルート・クラリネットのエキゾチックなメロディが印象に残る。駆け抜けるように終わった。<吹奏楽のための第一組曲>吹奏楽部定期演奏会ではおなじみの一曲である。1.重厚な金管低音で始まり、力強く盛り上がってくる。シブいクラリネットのソリがある。2.クラリネットのソリで始まる曲だ。3.スネアにのり力強く始まり、主題が繰り返し現れる。<民衆を導く自由の女神>有名なドラクロワの絵から着想を得て作られた曲だ。ピアノで始まりクラリネットとホルン・ユーホニゥムの音色が響く。バスクラリネットとコントラバスによる風雲急を告げるような曲調に変わり、クラリネットのソリ、迫力のあるドラムの音、キンキンという金物をたたく音が緊迫感をあおる。一転し安らかなユーホニゥムの音色。アルトサックスのソロがあった。

 第2部は白い角襟ブラウスに黒ズボン、黒ローファーで登場。譜面台が高く部員の顔が見えないのが惜しい。司会の女子生徒二人が現れ指揮の清水先生を呼んでも来ない。どうしたのかと思っているとトレンチコートに身を包んだ富士見警察の刑事3人が登場し、糸電話で「清水先生を預かった…」と誘拐犯から電話がくる。

   刑事A「指揮はどうするんだ?!」
   刑事B「私がやります」
   刑事A,C「えっ?!」

というやり取りの後<スパイ大作戦のテーマ>トロンボーンの重低音、クラリネットのメロディ、アルトサックスが立ち上がってソロを吹くのがカッコいい。もう一人アルトサックスが出てきて二人でからむ。

 おやつの時間だとはしゃぐ灰色パーカーのフードをすっぽりかぶった犯人二人にさらわれた清水先生は
「演奏しに来たんだから、一曲たげ指揮させてくれよ」
と頼み犯人たちは
「しょうがないなぁ」
と逃げないように清水先生の腰に縄を付けてではあるが指揮をさせる。
<Mr.インクレディブル>金管の力強い出だし。サックスのメロディ、ビブラホンのソロ、アルトサックスが立ちソロ、ジャズ風のアレンジに変わり赤い照明にあっている。

 演奏し終えた清水先生を連れて行こうとする犯人たちは刑事に見つかり清水先生を連れて逃げ出す。追う刑事、犯人たちは清水先生をどこだかに隠して逃走、刑事たちに発見され無事清水先生は保護される。犯人たちは
「こっちへ隠れよう」
とパーカーを脱ぎバンド内にまぎれ込む。<踊る大捜査線>ミュートしたトランペットが赤い照明の中で響く。アルトサックスソリ、トロンボーンのメロディ。アルトサックスが立ち<太陽に吠えろ!>をソロで吹く。トランペットとクラリネットのメロディが続く。ちと上品な太陽に吠えろ!でハードボイルドな感じが欲しい。

 逃げ疲れた犯人が転ぶ。刑事に追いつかれハリセンくらわされて御用に。変装を刑事があばくと犯人は富士見丘中高吹奏楽部員であった。なんでこんなことをしたのかという刑事の問いに
「あたしは清水先生が好きなのよぉ!」
という犯人の告白に異議を唱えるように
「あたしも」
「あたしも」
「あたしも」
と部員たちが次々とステージ前に出てきて
「先生もてもてぇ~」
「ひゅーひゅー」
と大団円を迎えた。
<オー、シャンゼリゼ>サックスのメロディ、トランペットのサビ、トランペット・クラリネットのメロディ、クラリネットのサビがある。ホールは手拍子に包まれた。

 第3部、黒の吹奏楽部Tシャツにジーパン、スニーカーで登場。

                         以下未完
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神奈川県立鶴見高校吹奏楽部定期演奏会

2006年04月07日 23時50分58秒 | 吹奏楽部
2006/3/25  幸市民館での川崎市立玉川(ぎょくせん)中学校吹奏楽部定期演奏会を第2部まで聴いて退席し南武線矢向駅に向かう。矢向から川崎ゆきに乗り、川崎で京浜東北線南行に乗る。桜木町で降りて県立音楽堂に向かうのはいつ以来だろうか? 県立金井高校生を聴きに行った去年の九月以来かな? 開場の約20分前に会場に着いたのに全然人が並んでない。開場され一番乗りで入りOGからプログラムをもらう。

 オープニングのファンファーレ。金管のメンバーが弧を描いて並びファンファーレを吹き上げる。きれいなブラスの響きだ。一度ハケてから全員で再入場してくる。<アルセナール>力強い金管で始まりクラリネットのソリがあるマーチ風の曲で一曲目から引き込まれる。司会はOBが担当。こいつはプロのアナウンサーか?!と思うほど抑揚の付け方がうまい。<インヴィクタ>アルヴァマーと並ぶ吹奏楽の定番だ。最近あまり聴く機会がなかったので嬉しい。フルートの女子生徒が指揮。重厚な金管から始まる。クラリネットのソリがある。力強い演奏だ。<プスタ>代わって男子の学生指揮者が振る。1.切なげなクラリネットの音色、タンバリンにのり主題が奏でられ、フルート・ピッコロソリがある。コントラバスのピチカートが印象的だ。2.クラリネット女子のソロで始まり、コントラバスのピチカートにのりクラリネットのメロディが走る。3.盛大に終わった。

 休憩、ステージをよく見ると県立鶴見高校生もマルマンのスケッチブックを使用している。この製品は広く吹奏楽部で譜面帳として使われているなぁ。

 <スーパーカリフラジリステッイクエクスピアリドーシャス>トトロ姿の女子学生指揮者が現れて会場から笑いがこぼれる。トランペットとクラリネットの軽妙なからみに客席から手拍子が起こる。サックスのソリや不思議の国のアリスの衣装のクラリネット女子やトロンボーンのトトロ女子が前に出てソロを吹く。フルート・ピッコロのソリ、チューバが立ち上がってのソロがある軽快な演奏であった。演奏後現れた司会はスターウォーズのC3POの格好をしている。今年のPOPSステージ衣装のテーマは「映画スター」だそうだ。詳しいことは海神奈川吹奏楽部愛好会にていずれの日に公開。<ジョン・ウィリアムズ・メドレー>顧問の石井先生が スーツ姿で入ってきて 「あれっ?」 と思っているとおもむろにスーツを脱ぎ始めスーパーマンに変身し会場大ウケ。緊迫感のある フックのプロローグから始まり、ホルンと木管の旋律がよい。フルートとオーボエが立ち ヘドウィグのテーマクラリネットとサックスのメロディの響きがよい。 ETのテーマトランペットの力強い旋律。トランペットのサビが印象的。ミラーボールが回り幻想的なステージになる。<レイダースマーチ>ホルンが美しく響く。トランペット・トロンボーンの力強い主題が印象的。<恋のカーニバル>みんなで楽しそうにぽんぽんを振る。トランペットとトロンボーンのイントロ、クラリネットのメロディ。他のパートより応援を出してパーカッションを増員しているので迫力がある。観客も手拍子で盛り上がる。チューバ1、ユーホニゥム2の3名が前に出てソリを吹くと他のパートがぽんぽんを振って盛り上げる。最後は後ろから1列づつ立ってゆき下上向いて終わった。<ザ・ブルーハーツ大メドレー> トレイントレインにのり前で4人が踊る。トランペットのメロディでエレキベースの女子生徒がノリノリで弾いている。 ラブレターではトランペットの1年生女子が立ち上がりソロを朗々と吹く。木管のしっとりとしたメロディ。 リンダリンダはトランペットのメロディ。最後は後ろから1列づつ立ってゆき左右を向いてそのまま上を向いて終わった。上を向いた姿がきれいだ。

 第三部は芝桜色吹奏楽部Tシャツ姿で登場。Tシャツは「愛ある県鶴響」と読める。<ソーラン節>マーチ風のスネアとシンバルにのり
                       以下未完
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川崎市立高津高校吹奏楽部定期演奏会

2006年04月07日 23時47分12秒 | 吹奏楽部
2006/3/23 川崎市民ミュージアムでメイド・イン・カワサキ現代美術賞展と新収蔵考古資料展、等々力緑地内の野外展示の彫刻(パブリックアート)を見てバスに乗り溝の口駅まで来た。おもしろいことに同じ場所なのに東急バスは溝の口駅、川崎市バスは溝口駅と表記が違うのだ。

 開場に先駆けてノクティ12階に上がるとホワイエで写真を撮っている女子高生が見えた。11階のベンチで会場を待つ人が多くいっしょに待っていると女子部員3人がエスカレーターを降りてきて見にきているお友達を見つけておしゃべりをしていた。開場され客席に入ると川崎市立橘高校生や川崎市立東橘中学生が制服姿で聴きにきていた。

 第1部 <海へ…吹奏楽のために>は今年のコンクール課題曲。高津高校吹奏楽部は部員増えたなぁ。高田亮さんは白いコートに銀のスパンコールTシャツ、黒ズボンで登場。フルート・オーボエアンサンブルで静かに始まる。安らかなユーホニゥム女子のソロとホルン女子のソロがあり、女子二人のコントラバスのピチカートがホールに響く。それにスネアロールがのり盛り上がって冒頭の主題に戻る。
 高田亮さんの紹介。平成7年から高津高校を指導しているそうだ。<たなばた>は第二の指導者 植松雅史さんが指揮。彼は昨年10月から高津高校を指導しているそうで高田亮さんとは卒業した洗足学園つながりか? 重厚なトロンボーンで始まりホルンのびやかな音色がよい。さわやかな演奏だ。アルトサックスのしっとりとしたソロやトロンボーン女子のソロがある。木金管のハーモニーが耳に心地好い演奏だ。グロッケン女子とオーボエ女子のソロがある。冒頭の主題に戻る。すごくよいたなばただった。
 顧問の先生のあいさつ。今回の定期演奏会は第10回で高田亮さんは第1回から指揮をしている。今年は1年生が19人は入りA編成でコンクールに出た。
高津高校の新入生は入学式の後入部してね
とのこと。<エル・カミーノ・レアル>緑のロングジャケットに白ズボンの王子風?ファッションで高田亮さんが現れ会場がどよめく。力強い出だしでホルンがよく響く。カスタネットにのってのクラリネットはフラメンコのようだ。オーボエ女子のソロはしみじみとしてすごくよい。チューバ女子がピアノに移る。ゆったりとしたメロディにホルンの音が響く。小柄なクラリネット女子が体を前後に揺すって懸命に音を出している。盛大に冒頭の主題に戻り力強く終わった。

 第2部 おまちかねのPOPSステージ。<スパイ大作戦のテーマ>各パート趣向を凝らした衣装に身を包んでの登場。力強い演奏だ。上を向いての演奏もある。アルトサックス女子が前に出てソロを吹き、トランペット女子がソロ。最後は全員立って上向きで終わった。第2部の司会は3年生女子二人が務める。映画「ターザン」より<トゥ・ワールズ>ボンゴ・コンガにのり始まりパーカッションソリがあり、トランペットの澄んだメロディが響く。ネコ耳を付けたホルン3人娘のスタンドプレイがありかわいい。トランペットとトロンボーンが上を向く。間奏で野性のおたけびが上がる。オーボエとホルンのソロ、トランペットのスタンドプレイがあり、全体で立ち上左右を向いて演奏した。
 マンボNo.5にのりパート紹介。
パート名、衣装、パフォーマンスについてはここでは略。
後日海神奈川吹奏楽部愛好会に掲載の鑑賞レポートをお楽しみに
いくつかトピックを記せば、ホルンのネコ耳がかわいく早口言葉がうまくできないところに萌え~、クラリネットのカエル体操が一人だけ合ってなくておもしろかった。クラリネットのディズニーキャラはダンボ・プーさん。スティッチなど。パーカッションの虎の時代は終わった。これからはレッサーパンダの時代だ。虎が阪神ファンの飼育員高田さんを呼ぶ寸劇がおもしろかった。

 パート紹介が終わると観客がどよめいた。アニメ・メドレー<久石譲作品集> 君を乗せてホルンのネコ耳少女が前に出てしみじみとソロを吹く。フルート女子、ホルン女子も立ちソロを吹く。クラリネット女子とフルート女子が前に出てソロを吹く。顧問?がトトロの着ぐるみに傘をさして入ってきてバスクラリネット女子がソロを吹く後ろで踊る。トトロの着ぐるみは家庭科の先生に無理を言って短期間で作ってもらったそうだ。<ラテン・ポップ・スペシャル>トランペット女子が立ちソロで始まる。トランペットのスタンドプレイがあり左右を向きステップ踏んで演奏。トランペットとトロンボーンのスタンドプレイではがカッコいい。クラリネット女子が前に出てソロを吹く。全員立って上下左右を向いて演奏する。ゴールドフィンガー99の原曲では全員立ちチューバ男子が前に出てソロを吹き、トロンボーンのスタンドプレイ、クラリネットのメロディ、トロンボーン女子の前に出てソロ。全員立ち上を向くノリノリの演奏で最後も全員立ち上を向く。

 第3部は打楽器五重奏<オグン バダグリス>から。オグン バダグリスとはハイチのブードゥー教の神の名前だそうだ。女子生徒5人は黒いTシャツに黒ズボンの上にサリー風のジャンパースカートを着ている。激しい打楽器のリズムに原始的な風景を見ゆ。プロの打楽器奏者である高田亮さんの指導を受けた女子生徒たちのことはある。女子生徒がバスドラムをたたく。女子5人とは思えないほど激しい演奏だ。
「レラ、レラ、レラ、レラ、レラ、レラ、レラ、レラ…」
と叫びながら終わった。

 高田亮さんのあいさつ。黒いスーツ姿だ。高田亮さんが高津高校を指導するようになって11年。高田亮さんが定期演奏会を始めた。高津高校吹奏楽部は仲がよく卒業生もよく出入りする。最後はきちんとしめないと、とだんだんと衣装が地味になっていくとのこと。高田亮さんは次に演奏する部内では「春王」の略称で呼ばれる 春になって、王たちが戦いに出るに及んで… を作曲したホルジンガーが好きだそうだ。第3部は卒業生、文教大学、コーチも演奏に加わる。<春になって、王たちが戦いに出るに及んで…>「あ~っ」という声、「ひゅ~っ」という叫び声。クラリネットのメロディ、ホルンの叫び、トランペットのファンファーレ。盛大な曲調。盛大になったところでブレイクし、混声コーラスになり雄大に終わった。

 ビブラホンのきれいな音色にのり、3月4日に高津高校の卒業式を迎えたあともこの定期演奏会に向けとくりくんできた高校3年生たちの吹奏楽部卒業式。一人づつ名前を呼ばれ高田亮さんのところへ行き色紙をもらい同じパートの後輩から花束をもらい抱き合って涙を流し、客席の通路を静かに去ってゆく。ホルン女子が泣きながら筆者の目の前を去ってゆく。女子生徒と長い握手をする高田亮さんの姿が印象に残った。
 最後に1,2年生でマーチを1曲演奏し手拍子しながら観客も聴いている。高田亮さんがやおら客席の通路を駆け出してホール後ろにいる高校3年生の女子生徒にジャケットを掛けてやった。高田亮さんは毎年恒例のこれを忘れていたんだね。

 終演後、ホワイエでは高校3年生がお友達とおしゃべりをしている。観客の中学生たちとエレベーターに乗り、武蔵溝ノ口19:58の川崎ゆきに乗った。
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