巷で神奈川県立音楽堂は「クラシックの殿堂」と
呼ばれているそうだが
タリカスにとっては
「中学校・高校の吹奏楽部定期演奏会の聖地」である。
紅葉坂の急勾配を登るたび、
今日はいかなる定期演奏会に出会えるかわくわくする。
2017年5月27日に神奈川県立音楽堂オープンシアターが行われた。
入場料を払って入ると場内ではいろいろなイベントが行われていた。
熱心なクラシックファンばかりかと思ったら
幼児を連れた家族連れが多くてびっくり。
屋上の開放
通常は階段を上がって2階のドアから客席に入るので
あまり3階のドアから出入りすることはないのだけれど
本日は上手3階のドアの前のガラス戸が開けられて
屋上が開放されている。
屋上のしきりに使われているロの字型の陶器を見せるのが目的だが
晴天の下、ランドマークタワーや神奈川県立青少年センターが見渡せる。
神奈川県立音楽堂に300回以上来ていると思うけれど初めて見る光景だ。
オーケストラピット
今日はステージが特別仕様になっており、下手には普段吹奏楽部定期演奏会では目にすることのないオーケストラピット(オケピ)が設営されている。
※オケピの説明を受ける母子。
神奈川県立音楽堂のオーケストラピット設営は
- 前から3列分の客席を取り払う
- 床板を外す
- 床板の鉄製の支柱を撤去
- 床板をオーケストラピットの底に敷く
という手順をすべて手作業で行うそうで
かなりの重労働とのこと。
※オケピとなる床下の空間。左側が支柱。上の写真の母子はこの光景を見ている。
ライトが設けられ床下の状況を見ることが出来た。
張り出し舞台
上手には幅1.15mの張り出し舞台がステージの半分くらいまで設けられている。
20年以上にわたって神奈川県立音楽堂に中学校・高校の吹奏楽部定期演奏会を
鑑賞しに来ているが、使っている吹奏楽部を見たことがない。
オプション料金がかかるのを嫌ってのことだろうけれど
神奈川県立音楽堂の狭いステージに多くの吹奏楽部員がひしめき
指揮者は譜面台をかき分けるようにして指揮台にたどり着く
吹奏楽部定期演奏会をたまに見かける。
タリカス、オンステージ
ステージ上でイベントが行われていないときは
自由にステージに上がれる。
そこからタリカスがいつもすわる指定席を見ると
意外に観客の表情までよく見える。
つづく
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