海神奈川吹奏楽部愛好会ブログ

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吹奏楽部定期演奏会情報

2006年04月09日 23時01分02秒 | 吹奏楽部
下記に春の吹奏楽部定期演奏会情報がぎっしり詰まっています。
どこの吹奏楽部定期演奏会に行くか迷ったらぜひ読んでください。

吹奏楽部定期演奏会予定表を見る
コメント (2)
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神奈川県立港南台高校吹奏楽部定期演奏会

2006年04月09日 10時04分19秒 | 吹奏楽部
 箱根町のポーラ美術館から箱根登山鉄道と東海道・根岸線で本郷台の栄公会堂に転戦し県立港南台高校吹奏楽部定期演奏会にゆく。同校がかつて県立音楽堂や青少年センターなど野毛地区で定期演奏会を開催していた頃は毎年聴きにいっていたのだが筆者の管制空域外の横浜市南部に会場を移して以来足が遠のいてしまった。一体県立港南台高校吹奏楽部定期演奏会にゆくのは何年ぶりだろうか? 古い記録を掘り起こすと1996-98年にかけて県立港南台高校吹奏楽部定期演奏会を聴きにいっていたことがわかるから8年ぶりというわけか。本郷台は小田原からならちょうど帰り道だ。以前県立音楽堂で演奏していた部員たちはは今どうしているのだろうか?

 栄公会堂にゆき受付のさわやかなOGからプログラムをもらい入場。すでに開場されていて強羅から予定通りの東海道線普通に乗れ開演に間に合ったのだからナイスな乗り継ぎで本郷台まで来たものだ。

 I部 昔と変わらぬ紺のブレザーの制服で演奏。その足元は紺ハイソックスだ。1997年に見たときはルーズソックス全開だったころで
「ルーズソックス、スーパールーズソックス多数だ」
という記録が残っている。しかし、いまどき定期演奏会のステージにルーズソックスで上がる女子高生はほとんど見られずルーズソックスの衰退を感じさせられる。<キャンディード序曲>出だしのクラリネットがよい。木管の高音と力強い金管の素晴らしいコンビネーション。KONANDAIと書いてある昔と同じデザインの譜面紙を使っている。うまい演奏だった。司会はOG。<カンタベリーコラール>クラリネットの静かなコラールで始まる。オーボエの静かなソロで終わった。<礼拝風舞曲>吹奏楽コンクールに出した曲とのこと。グロッケンにのりホルンのソリが響く。木管の暗い曲調。雄大に盛り上がり、静かなホルンのソロ。ドラムにのりトランペットの音色。ぐっと盛り上がる緊迫感のある曲調。パーカッションが盛大にドラムをたたいていた。<ウィズ ハート アンド ボイス>静かに始まる。フルート女子のソロ。鐘の音にのり盛大になる。印象的なグロッケン女子の演奏。またフルート女子のソロ。力づよく終わった。

 休憩時、しばらく来ていなかったけれど今でも劇はあるのかな?と思う。

 II部 白い吹奏楽部パーカーに吹奏楽部黒ポロシャツで登場。髪に花をつけいてるパートもある。<Mr.インクレディブル>女子学生指揮者が振る。トロンボーンとトランペットの出だしが映画音楽らしい。クラリネットのメロディがよい。ビブラホン女子のソロ、アルトサックス女子が前に出てソロを振る。楽器に花を付けているパートがある。ノリノリの女子がたたくドラムスが印象的。二人の2年生女子生徒が司会に出る。<童謡メドレー> 犬のおまわりさんでネコ耳カチューシャをつけたホルンの女子4人のスタンドプレイがあり、 バナナン バナナではバナナの面をつけたサックスパートのソリ、 母さんの歌ではかっぽう着のトランペットパートがソリ。最後は上向き。 ほたる来いでフルートパートが髪に花を付けてスタンドプレイ。最後は立ち楽器を回す。トロンボーンは亀の格好で 浦島太郎 おもちゃのチャチャチャでは頭にヒマワリをつけたパーカッションが演奏の合間にグルグルと回り大ウケであった。 アイアイではクラリネットが楽器を差し上げ立ち上がり左右にステップを踏みかわいく踊る。<サザエさんア・ラ・カルト>シンフォニックなイントロ、フルートとクラリネットのソリ。観客は手拍子でこたえる。ホールにサザエさんワールドが展開するような演奏だ。野球帽をかぶりバットを持った磯野カツオ、甚平姿の磯野波平、そしてリンゴの中からフグ田サザエが現れて踊る。とてもおもしろかった。

   神奈川県立港南台高校吹奏楽部定期演奏会名物の劇。

 某テレビ局で修二と彰が青春アミーゴの収録をしている。修二と彰役の女子生徒二人が振り付きで歌うのだが港南台高校の紺のブレザーに白い縁取りをして野ブタ。をプロデュースに登場する制服風に改造してあるから遠目に見たら本物かと思うことだろう。これがなかなかカッコイ~。そこへサザエさんが迷い込んでくる。サザエさんを追い出そうとする修二と彰であったが、真剣な表情でさえない波平をイメージチェンジさせたいという訴えに二人は協力することにして磯野家へ。
 磯野家で波平にそのことをサザエが話すと波平は
「バカモン!」
とちゃぶ台ひっくり返す。波平とサザエの激しい殴り合い。サザエか 熊のプーさんと浮輪を投げ付ける。どこからか現れた爆弾にビビる一同。しかし中は空っぽで腰が抜けた波平は
「私の負けのようだ」
と潔くサザエの提案する修二と彰のプロデュースを受けることにして連れてゆかれる。舞台袖でプロデュースを受けているのだが、音声しか聞こえない。
 やがて波平のプロデュースが終り現れた波平はものすごく変になっていて修二と彰は
「ごめんなさい」
とあやまるが波平はすっかりこれが気に入ってノリノリなのであった。
 最後に青春アミーゴで踊る修二と彰、サザエ、波平。歌謡ショーのような劇であった。II部を通しての企画ではなくなっていたけれど劇の伝統はまだ生きていた。うれしい。
 <ディープ・パープル・メドレー>トランペットのスタンドプレイによるイントロに続き、全員立上がり左右を向いて演奏。そのあとのサックスのスタンドプレイがカッコいい。各パートが立ち上を向く。ハイウェイスター クラリネットのスタンドプレイ、テナーサックス女子が前に出てソロを吹く。アルトサックス女子も出てきて二人でソリを吹くのがカッコいい。スモーク オン ザ ウォーター トロンボーンのイントロが重厚で、トロンボーン女子が前に出てソロを吹く。全体で上下を向いて演奏。ラストシーンはカッコよくポーズを決めて終わった。

 アンコールの前に1年生から2年生の部長へ花束贈呈。港南台高校では3年生になると部活を引退なのだろうか? プログラムのメンバー表に3年生の名前がない。アンコールは<スパニッシュ フィーバー>白い吹奏楽部パーカーを脱いで吹奏楽部黒ポロシャツになる。パーカッションが三角帽をかぶって踊りながらカスタネットをたたいている様子がかわいい。カスタネットのリズムにのりスペイン風の旋律が響き渡る。全員立上がり上を向く。ホルンとサックスのスタンドプレイ、クラリネット・フルート・オーボエのスタンドプレイ、カスタネットを鳴らしながらパーカッションが客席へゆく。最後は全員立ち上がり
部 員 歓 迎
の札を出して終わった。この定期演奏会を見てたくさんの1年生が4月に入るといいね。

 終演後、ステージ下に詰め掛けたお友達と部員はキャーキャーいっておしゃべりしている。青春って感じでいいなぁ。約2時間と短い定期演奏会であった。
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