神奈川県立生田高校吹奏楽部定期演奏会

神奈川県立生田高校吹奏楽部定期演奏会を鑑賞しに
ミューザ川崎大ホールへゆく。

チケットがない人は、受付カードに氏名と電話番号を書き
検温を受け体温も書く。
ホール入口には大形モニターの体温センサーがあり
顔認識で再び体温を測る。
受付カードを箱に入れ、机の上のプログラムを一部取り客席へ。
自由席だが、1階の前から5列目中央にすわる。
1～3列目は使用禁止なので、事実上2列目だ。


開演前にステージで
フルート三重奏　銀雪を駆けて
フルート三重奏　トリプルあいす
の演奏。
今年度の部内アンサンブル大会2位と3位の団体だ。


第一部

アパラチアン序曲
タイスの瞑想曲
イーストコーストの風景


黒いシャツに黒いズボンで演奏。
アパラチアン序曲やイーストコーストの風景を
久しぶりに聴いて涙が出そうになる。
タイスの瞑想曲はフルートのソリストを女子が務める。

口を使わない指揮者・弦バス・パーカッションはマスクをして演奏。
ミューザ川崎はコントラバスの音がよく聞こえる
いい響きをしている。
そういや、東日本大震災で天井が崩落し
復旧後にミューザ川崎に入るのはこれが初めてだ。



第二部

銀河鉄道999
ムーンライト伝説
ドラゴンクエスト
コンパスオブユアハート
オーメンズオブラブ

お楽しみのPOPSステージ。
進行役の男子二人がミューザ川崎へ向かおうとすると
生田高校発　月の王国経由　ミューザ川崎ゆきの汽車がやってくる。
学生指揮者の女子が蒸気機関車の張りぼてを
身にまとっている。
月の王国の城で月の王からかけがえのない宝物を探すよう
言われて男子二人は旅を続けるストーリーで進行。


第三部
ガラスの香り（サクソフォン五重奏）
エールマーチ
「見よ勇者は帰る」による幻想曲（パイプオルガンソロ）
オルガンと吹奏楽のための祝典ファンファーレ
クラウン・インペリアル

ブレザーの制服姿で演奏。
ガラスの香り（サクソフォン五重奏）は
部内アンサンブル大会1位の団体だ。
エールマーチは2020年度吹奏楽コンクール課題曲だったが
新型コロナウィルスで中止になり2021年度に持ち越しとのこと。


ミューザ川崎シンフォニーホール・オルガニストの大木麻理さんを
迎えて、パイプオルガンのソロで「見よ勇者は帰る」による幻想曲。
これは得賞歌の変奏曲だ。

オルガンと吹奏楽のための祝典ファンファーレと
クラウン・インペリアルはパイプオルガンとの共演。
ステージ背面に向かって弾くパイプオルガン奏者から
指揮者が見えるようバックミラーと小型モニターが
ついているのを双眼鏡で確認できた。自動車みたいだな。


終演後、神奈川県立多摩高校吹奏楽部からの祝電紹介。
なんかすごくなつかしく感じられる。


顧問があいさつで
「今年はコロナに翻弄された一年」
と言っていたが、まさに同感。


３年生紹介。顧問が名前を呼び、後輩が花束を渡し
３年生たちはステージ前に並ぶ。
部長のあいさつがあり、その後３年生たちは手をつないで礼をした。

アンコールは＜笑顔でまっしーん!＞
「心の中でかけ声したいと思います」と言い
部員がポンポンを持ち、ステージの前で踊る。

終演後はフロアごとに分けて観客を退場させた。
部員のお見送りはもちろんない。


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