私立神奈川学園中高吹奏楽部定演

今年も部員からご案内いただき、よこすか芸術劇場に私立神奈川学園中高吹奏楽部定期演奏会を鑑賞しにゆく。
毎年定期演奏会と文化祭演奏会のご案内をいただき私立神奈川学園吹奏楽部には大変感謝している。

　　　“定期演奏会の前にタリカスに連絡せよ”

と歴代部長の引き継ぎ事項に入っているにちがいない(笑)


筆者は定期演奏会そのもの以前に私立神奈川学園吹奏楽部定期演奏会では
会場前に設置された立て看板に注目している。
毎年凝ったデザインの立て看板が出ている。
今年のは紺地に西洋のお城への道がデザインされた看板だ。
プリンセスな出しものを暗示しているのだろうか?


今年は気合いが空回りして開場1時間前によこすか芸術劇場に着いてしまった。
う～ん、京浜急行の電車の写真でも撮って時間をつぶしてくればよかったな。
開場待ちの列の先頭から3番目につけている。
去年の定期演奏会に比べ客の出足が鈍く感じられる。

それでも開場時刻には大ホール前に観客の列がとぐろを巻いた。



開場され余裕でよい席を確保できた。
第一部はポップスステージで、ピンクの吹奏楽部Tシャツにジーパンでディズニー曲を中心の選曲。
スタンドプレイで部員がくるりと回るのがかわいい。

メドレーではなくハイホー単品で演奏するのは珍しいと思う。

ハイスクールミュージカルの曲では部員がステージから客席に降りて盛り上げる。

リトルマーメイドでは私立神奈川学園吹奏楽部のアリエルが現れた。


第二部はクラシックステージ。制服で演奏する。
五月の風は1997年の吹奏楽コンクール課題曲だったので
1997年春休みの吹奏楽部定期演奏会で何度となく聴いたのを思い出す。

ガリバー旅行記は昨年度の中学生たちが演奏。新高校2.3年生がいなくてもしっかり演奏している。馬の国の疾走感あふれる演奏がよかった。

青銅の騎士　はサンクトペテルブルグにあるピヨートル1世の銅像を描いた曲と聞いて、
筆者は1993年に当時レニングラードと呼ばれていた今のサンクトペテルブルグにゆき
このピヨートル1世の銅像を見たことを懐かしく思い出した。
ソビエト国鉄の電気機関車を見たくてレニングラードまではるばる行ったのだ。

ラッキードラゴン　は情景がよく描けている聴かせる演奏だった。

あすという日が　は高校生が演奏し吹奏楽部の中学生・OG、
神奈川学園コーラス部がステージに上がり歌う。
観客もプログラムに載っている歌詞を見て歌う。


アンコールは宝島だった。パーカッション小物が前に出たり、
アルトサックスのソロがあったりして盛り上がった。

今年もまた定期演奏会で吹奏楽部を引退する高校3年生たちに見送られよこすか芸術劇場を後にした。
今度は秋の私立神奈川学園文化祭・吹奏楽部演奏会のご案内を筆者は待っている。


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