全国のサッカーを愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?ンボテダイヤモンドサッカーのお時間がやってまいりました。
2年に一回のサッカーの祭典、アフリカカップサッカー、2017年の今年はガボンの4会場で行われています。そして連日のマッチはアフリカ大陸、津々浦々を熱狂させています!
大きな木の下で
ゴールキーパー宅が襲撃〜トーゴ惨敗で
さてこのゲームも現在、準々決勝の第一試合が終わったところ。ここまでの大きなところでは、まずは「テランガのライオン」セネガルの復活。長いスランプを超え、今大会ピカイチのサッカーを展開しているとの評価も。セネガル人監督アリウ・シセ率いるチームは、早いチェックとパス回しで中盤を支配し、左右から崩してゴールを攻める。
昨日28日には、準々決勝で「不屈のライオン」カメルーンと対戦。この「ライオン対決」はこれは今大会最注目の一戦といってもいいだろう。
ゲームをコントロールするセネガルは、何度も決定機を作りながら得点ができない。カメルーンは苦しい展開の中、カウンターを狙う。延長にもつれ込むも120分で勝負がつかず、PK戦(Tir au but)に。先行セネガルの5人目サディオ・マネが外し、万事休す。準決勝には進めなかった。
準々決勝 セネガル対カメルーンの様子はフェースブックでリアルタイム中継しました→こちら。
メディアにもう一つ取り上げられた大きなニュースは、前回チャンピオン、本命コートジボワールのまさかの予選敗退。RFIやFrance24などでも、ガンビア大統領問題を凌ぐ?!報道ぶり笑。しかし当のコートジボワール人からは以外に冷静な反応が。
「世代交代の時期。まだ彼らには経験がない。しかし将来がある。」
「古いベテランは早く身を引き、若手に任せ、未来を作るべきとき。」
「でもあの監督じゃダメだ。」
アフリカの代表の多くが第二世代への継続性に大きな課題を持ってきた。前出のセネガルやカメルーンもそうだった。その意味で、私が耳にしたコメントは非常に真っ当に感じられた。
ジンバブエやカメルーンではお約束のお家騒動。選手の「モチベーション」、つまり報酬を巡り協会と選手で行き違う場面も見られた。
それから多くの国の中心選手は、ヨーロッパリーグの現役選手だ。そんな中、アフリカで活躍する選手もちらほら。特に世界クラブ選手権で常連となりつつあるコンゴ民主共和国リーグの「TPマゼンベ」の在籍選手が要所で目立つ。マゼンベのアフリカサッカーへの貢献の大きさが伺える。
アレアレ!TPマゼンベ!~サッカーFIFAクラブワールドカップ
コンゴ・カタンガ州(後編)
では予選リーグの結果、準々決勝のここまでの流れを見てみよう。
グループA :
準々決勝進出: ブルキナファソ、カメルーン
予選敗退: ガボン、ギニアビサウ
開催国ガボンは最終戦で宿敵「不屈のライオン」カメルーンに敗れ、屈辱の敗退。ブルキナは1勝2分で順当な勝ち上がり。最下位ながらも初戦でガボンと引き分けたギニアビサウは注目を集めた。
グループB :
準々決勝進出: セネガル、チュニジア
予選敗退: アルジェリア、ジンバブエ
セネガル人監督アリウ・シセ率いる「テランガのライオン」セネガルが、安定した中盤、パス回しからの攻撃と素晴らしいサッカーを展開し、最終戦を待たずに予選勝ち抜け。マグレブの2カ国は明暗が分かれた。大会前にお家騒動の報じられたジンバブエは1勝が遠かった。
グループC :
準々決勝進出: コンゴ民主共和国、モロッコ
予選敗退: コートジボワール、トーゴ
ディフェンディング・チャンピオンの「エレファンツ」コートジボワールが三引き分け、一勝もできず予選敗退。コンゴ民主共和国はフィジカルの強さを見せて勝ち上がり。
グループD:
準々決勝進出: ガーナ、エジプト
予選敗退: マリ、ウガンダ
サブサハラの強豪「ブラックスター」ガーナが、初戦から2連勝で早々と一抜け。古豪エジプトは最終戦ではこのガーナを破って準々決勝へ。マリが涙を飲んだ。
準々決勝(※時間は標準時)
1月28日(土)
16時 リーブルヴィル
ブルキナファソ 2 - 0 チュニジア
19時 フランスヴィル
セネガル 0 - 0 (PK 4 - 5)カメルーン
1月29日(日)
16時 オイエム
コンゴ民主共和国 - ガーナ
19時 ポールジョンティ
エジプト 0 - 0 モロッコ
準決勝
2月1日(水)19時 リーブルヴィル、フランスヴィル
三位決定戦
2月4日(土)19時 ポールジョンティ
決勝
2月5日(日)19時 リーブルヴィル
(関連記事)
アフリカサッカー・スポーツカテゴリー
サッカー大陸アフリカ!
第一話 サッカーに夢見る大地
第二話 ワールドカップへの長〜い道
第三話 サッカー大陸アフリカ!(3)〜ワールドカップ最終予選、負けられない戦いがここにある
第四話 見どころ満載!ワールドカップ最終予選
アフリカカップについて
アフリカサッカー事情(2)~熱狂のアフリカカップ
アフリカサッカーの死角はここだ!
アフリカサッカー事情(3)~死角を突く!
2年に一回のサッカーの祭典、アフリカカップサッカー、2017年の今年はガボンの4会場で行われています。そして連日のマッチはアフリカ大陸、津々浦々を熱狂させています!
大きな木の下で
ゴールキーパー宅が襲撃〜トーゴ惨敗で
さてこのゲームも現在、準々決勝の第一試合が終わったところ。ここまでの大きなところでは、まずは「テランガのライオン」セネガルの復活。長いスランプを超え、今大会ピカイチのサッカーを展開しているとの評価も。セネガル人監督アリウ・シセ率いるチームは、早いチェックとパス回しで中盤を支配し、左右から崩してゴールを攻める。
昨日28日には、準々決勝で「不屈のライオン」カメルーンと対戦。この「ライオン対決」はこれは今大会最注目の一戦といってもいいだろう。
ゲームをコントロールするセネガルは、何度も決定機を作りながら得点ができない。カメルーンは苦しい展開の中、カウンターを狙う。延長にもつれ込むも120分で勝負がつかず、PK戦(Tir au but)に。先行セネガルの5人目サディオ・マネが外し、万事休す。準決勝には進めなかった。
準々決勝 セネガル対カメルーンの様子はフェースブックでリアルタイム中継しました→こちら。
メディアにもう一つ取り上げられた大きなニュースは、前回チャンピオン、本命コートジボワールのまさかの予選敗退。RFIやFrance24などでも、ガンビア大統領問題を凌ぐ?!報道ぶり笑。しかし当のコートジボワール人からは以外に冷静な反応が。
「世代交代の時期。まだ彼らには経験がない。しかし将来がある。」
「古いベテランは早く身を引き、若手に任せ、未来を作るべきとき。」
「でもあの監督じゃダメだ。」
アフリカの代表の多くが第二世代への継続性に大きな課題を持ってきた。前出のセネガルやカメルーンもそうだった。その意味で、私が耳にしたコメントは非常に真っ当に感じられた。
ジンバブエやカメルーンではお約束のお家騒動。選手の「モチベーション」、つまり報酬を巡り協会と選手で行き違う場面も見られた。
それから多くの国の中心選手は、ヨーロッパリーグの現役選手だ。そんな中、アフリカで活躍する選手もちらほら。特に世界クラブ選手権で常連となりつつあるコンゴ民主共和国リーグの「TPマゼンベ」の在籍選手が要所で目立つ。マゼンベのアフリカサッカーへの貢献の大きさが伺える。
アレアレ!TPマゼンベ!~サッカーFIFAクラブワールドカップ
コンゴ・カタンガ州(後編)
では予選リーグの結果、準々決勝のここまでの流れを見てみよう。
グループA :
準々決勝進出: ブルキナファソ、カメルーン
予選敗退: ガボン、ギニアビサウ
開催国ガボンは最終戦で宿敵「不屈のライオン」カメルーンに敗れ、屈辱の敗退。ブルキナは1勝2分で順当な勝ち上がり。最下位ながらも初戦でガボンと引き分けたギニアビサウは注目を集めた。
グループB :
準々決勝進出: セネガル、チュニジア
予選敗退: アルジェリア、ジンバブエ
セネガル人監督アリウ・シセ率いる「テランガのライオン」セネガルが、安定した中盤、パス回しからの攻撃と素晴らしいサッカーを展開し、最終戦を待たずに予選勝ち抜け。マグレブの2カ国は明暗が分かれた。大会前にお家騒動の報じられたジンバブエは1勝が遠かった。
グループC :
準々決勝進出: コンゴ民主共和国、モロッコ
予選敗退: コートジボワール、トーゴ
ディフェンディング・チャンピオンの「エレファンツ」コートジボワールが三引き分け、一勝もできず予選敗退。コンゴ民主共和国はフィジカルの強さを見せて勝ち上がり。
グループD:
準々決勝進出: ガーナ、エジプト
予選敗退: マリ、ウガンダ
サブサハラの強豪「ブラックスター」ガーナが、初戦から2連勝で早々と一抜け。古豪エジプトは最終戦ではこのガーナを破って準々決勝へ。マリが涙を飲んだ。
準々決勝(※時間は標準時)
1月28日(土)
16時 リーブルヴィル
ブルキナファソ 2 - 0 チュニジア
19時 フランスヴィル
セネガル 0 - 0 (PK 4 - 5)カメルーン
1月29日(日)
16時 オイエム
コンゴ民主共和国 - ガーナ
19時 ポールジョンティ
エジプト 0 - 0 モロッコ
準決勝
2月1日(水)19時 リーブルヴィル、フランスヴィル
三位決定戦
2月4日(土)19時 ポールジョンティ
決勝
2月5日(日)19時 リーブルヴィル
(関連記事)
アフリカサッカー・スポーツカテゴリー
サッカー大陸アフリカ!
第一話 サッカーに夢見る大地
第二話 ワールドカップへの長〜い道
第三話 サッカー大陸アフリカ!(3)〜ワールドカップ最終予選、負けられない戦いがここにある
第四話 見どころ満載!ワールドカップ最終予選
アフリカカップについて
アフリカサッカー事情(2)~熱狂のアフリカカップ
アフリカサッカーの死角はここだ!
アフリカサッカー事情(3)~死角を突く!