ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

サッカー大陸アフリカ!(3)〜ワールドカップ最終予選、負けられない戦いがここにある

2016-06-28 07:30:44 | アフリカサッカー・スポーツ
全国のサッカーか、アフリカか、どちから、もしくは両方愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?

先日から、アフリカとサッカーにまつわるエトセトラをお話ししている。

サッカー大陸アフリカ!

第一話 サッカーに夢みる大地


そして前回の記事ではワールドカップ2018ロシア大会に向けた、アフリカの過酷な予選の仕組みについてご紹介した。
第二話 ワールドカップへの長い道


ということで、アフリカではまもなく最終予選を迎える。その組み合わせ抽選会が24日、エジプトのカイロで開催された。最終予選に進んだのは次の20カ国。

南アフリカ、アルジェリア、ブルキナファソ、カメルーン、カーボベルデ、コンゴ共和国、コートジボワール、エジプト、ガボン、ガーナ、ギニア、リビア、マリ、モロッコ、ナイジェリア、ウガンダ、コンゴ民主共和国、セネガル、チュニジア、ザンビア


最終予選は今年の10月にスタート。20カ国が4チームごとの5つのグループで対戦。ホームアンドアウェー方式の総当たり、各グループの一位だけがロシア行きの切符を手にする。

前回のブラジル大会では、アルジェリア、カメルーン、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリアの5カ国が本戦に参加した。まさにンボテのいう「アフリカ西高東低論」であった。

アフリカ西高東低論 その1 その2


そして今回の最終予選組み合わせは・・・こちら!


グループA:
チュニジア、リビア、コンゴ民主共和国、ギニア
グループB :
ザンビア、カメルーン、アルジェリア、ナイジェリア
グループC :
ガボン、マリ、コートジボワール、モロッコ
グループD :
セネガル、南アフリカ、ブルキナファソ、カーボベルデ
グループE :
ガーナ、エジプト、コンゴ共和国、ウガンダ

こう眺めるとアフリカの予選は本当に厳しい。敗者復活とか、グループ二位の勝率で●チームがロシアへ、とか、そういうチャンスはない。アフリカの日常がそうであるように、強いものが生き残り、負ければその先の「機会」はない。

フランス国際ラジオ放送(RFI)のAfrique Footの記事にはこうある。「一つだけ確かなこと。それは2018年には2010年や2014年とは異なる顔ぶれになるということだ。」


次回はグループごとの見どころをご紹介しよう。

(つづく)

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