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実録・コートジボワールの入国査証が電子申請になりました(3)~ンボテが実際、やってみした。

2015-05-07 07:30:35 | 渡航・生活情報
こちらの記事でご紹介した通り、コートジボワール入国査証が電子申請、空港取得に切り替わっておよそ1年ちょっとが経過。

先日、電子申請手続きが導入されてからはじめてコートジボワールを訪問する機会があった。その後査証の運用はどうなっているのだろうか?ンボテが実際にやってみた。

(コートジボワール査証写真)


出発前に電子申請を行う。申請にはあらかじめ、①パスポートコピー、②航空券の予約が証明できるもの、③招聘状またはホテルの予約書をPDFファイルで用意しておく必要がある。また、査証発給手数料は73ユーロ(高いっ!!)、オンライン上で支払いが求められる。なのでクレジットカードの準備も必要。意外と面倒だ。

画面上で申請をすると、翌日をめどにに登録メールアドレスに「査証申請承諾書」が送られてくる。この紙には「旅行査証手続きの完了を証明するもので、必ずハードコピーを携行すること」となっている。これをプリントしておくことがスムーズな入国に不可欠だ(後述)。ちなみに申請から、この証明書が届くまで、一昼夜はかかる。なので申請は少し早めに済ませておきたい。


さて、では実際の入国の様子はどうなっているのだろうか?

空港に着くと、まずは保健省による検疫待ち構えている。お決まりの黄熱病カードの確認に加え、現在はサーモズラフィによる体温確認が行われている。そう、コートジボワールは西部をエボラ熱蔓延国のリベリア、ギニアに接しているが、コートジボワールへの侵入は防いできた。そしてこのサーモズラフィが日本製、日本からの支援で設置されたものであることもチェックできる。

その後のエボラ熱事情(4回シリーズ)


その先に入国審査窓口が並んでおり、多くの旅客がそちらに流れているが、電子申請による空港査証取得者はそこへ急いではいけない。地味であるが手前左手にe-VISA取得Snedaiオフィス(注: Snedaiは電子申請システム受託企業)が設けられている。そちらにまずは立ち寄る必要がある。

オフィスに入ったら、パスポートと査証申請承諾書を係官に渡す。名前ば呼ばれたら指定のブースに赴き、指紋採取と写真撮影。最後に査証シールを出力、旅券に貼り付けてもらって、晴れて入国査証の取得完了。入国審査窓口に進む。


手続き自体難しいものではなく、係員も事務的で金品を要求してくるような雰囲気にはない。ちゃんとサラリーが払われているのだろう笑。しかし時間は混雑具合にもよるだろうがンボテの場合は15分か20分くらい所要した。いろいろ日程に追われる現地滞在、これなら事前にビザを取っておいたほうが、到着後の立ち上がりが早いのだが、、、。


そんな中、e-VISA取得窓口でなかなか面白いやり取りに遭遇した。

(次回につづく)

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