コートジボワール査証に事前の電子申請、空港取得の制度が導入されてから1年ちょっとが経過。ンボテも先日、コートジボワールに入国し、この手続きを実体験した。そのシステムは前回ご紹介のとおり。
さて、アビジャン空港でのお話。e-VISA取得オフィスに座り、自分の手続きの番を待っていると、何かモメている人たちがいることに気づいた。ヒマしてる時間、これは面白そうだ笑。耳をダンボにして聞いてみた。
そこにはフランス人の色白の若いメガネをかけた兄ちゃん、そしてギャル子ちゃんふたり。きゃりーぱむゅぱむゅみたいな子。身なりもポップでなかなかぶっ飛んでいる。
そしてメガネの兄ちゃんが係官に食い下がっている。
係官「査証申請承諾証明を提出しなさい。」
兄ちゃん「そんなもん持ってきてねぇよ。ほら、このiPhoneに入ってるぜ。」
係官「印刷してきてないのか。手続き画面でも、証明書にも、ハードコピーを印刷して携行するよう明記してあるはずだ。」
(申請承諾書の写真)
兄ちゃん「はぁ?コピ~だと??いまは21世紀、Wifiにスマホの時代だぜ。紙でもってこいとか笑えるんだけど。それで〈e-VISA〉とか超ウケる。」
チャラチャラしてる割に皮肉たっぷりのねじ曲がった感じが超絶フランス人で面白い。
係官「指示に従わないと査証発行できない。無査証入国で別室に行ってもらうことになる。」
ギャル子「え~、なになに?この人なに言ってるの?全然イミわかんないんだけど。あたし、早くビーチ行きたい。ねえ、はやくして~。」
兄ちゃん「なんとかしてくんない?ちゃんと金だってネット払いしてんだし、証明もスマホに入ってんだよ。これ、見えるだろ?それにほら、ここに書いてあるぜ。〈コートジボワールで快適なご滞在を。〉だってよ。快適にやってくれよ。」
係官「無理なものは無理だ。」
・・と盛り上がってるところでンボテの順番となった。
査証を取得して元の場所を通りかかると、もうその彼氏たちはそこにはいなかった。最後の顛末が気になったまま場を離れた。そしてやり取りの中に、フランス人のアフリカ人との接し方の本質をみた。アフリカ当局との別の付き合い方を、新たに学んだ(?)ンボテであった。
(おわり)
さて、アビジャン空港でのお話。e-VISA取得オフィスに座り、自分の手続きの番を待っていると、何かモメている人たちがいることに気づいた。ヒマしてる時間、これは面白そうだ笑。耳をダンボにして聞いてみた。
そこにはフランス人の色白の若いメガネをかけた兄ちゃん、そしてギャル子ちゃんふたり。きゃりーぱむゅぱむゅみたいな子。身なりもポップでなかなかぶっ飛んでいる。
そしてメガネの兄ちゃんが係官に食い下がっている。
係官「査証申請承諾証明を提出しなさい。」
兄ちゃん「そんなもん持ってきてねぇよ。ほら、このiPhoneに入ってるぜ。」
係官「印刷してきてないのか。手続き画面でも、証明書にも、ハードコピーを印刷して携行するよう明記してあるはずだ。」
(申請承諾書の写真)
兄ちゃん「はぁ?コピ~だと??いまは21世紀、Wifiにスマホの時代だぜ。紙でもってこいとか笑えるんだけど。それで〈e-VISA〉とか超ウケる。」
チャラチャラしてる割に皮肉たっぷりのねじ曲がった感じが超絶フランス人で面白い。
係官「指示に従わないと査証発行できない。無査証入国で別室に行ってもらうことになる。」
ギャル子「え~、なになに?この人なに言ってるの?全然イミわかんないんだけど。あたし、早くビーチ行きたい。ねえ、はやくして~。」
兄ちゃん「なんとかしてくんない?ちゃんと金だってネット払いしてんだし、証明もスマホに入ってんだよ。これ、見えるだろ?それにほら、ここに書いてあるぜ。〈コートジボワールで快適なご滞在を。〉だってよ。快適にやってくれよ。」
係官「無理なものは無理だ。」
・・と盛り上がってるところでンボテの順番となった。
査証を取得して元の場所を通りかかると、もうその彼氏たちはそこにはいなかった。最後の顛末が気になったまま場を離れた。そしてやり取りの中に、フランス人のアフリカ人との接し方の本質をみた。アフリカ当局との別の付き合い方を、新たに学んだ(?)ンボテであった。
(おわり)