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カメルーン渡航情報~ポリオ予防接種記録の携行を!それから極北州への渡航はお勧めしません。

2014-07-09 07:30:37 | 渡航・生活情報
カメルーンに渡航予定のある方に、渡航関連情報。


今般、カメルーンへのすべての渡航者にポリオの予防接種が義務付けられることとなったとの情報に触れた。具体的には、出国手続きの際に、予防接種証明書の提示が必要となり、もし接種証明がない場合には、その場で経口ワクチンを服用する義務が生じる、というものだ。

この情報、カメルーン当局の発表内容は確認できていないのだが、フランス外務省は仏国民への渡航情報サイトConseils aux voyageursのカメルーンページで次のような案内を掲載し始めている。

ポリオに関する注意
カメルーンでは現在、ポリオが蔓延しています。カメルーンに渡航予定のある方は、予防接種履歴をご確認ください。カメルーン国外への感染を予防するため、カメルーン政府は、同国を出国するすべての人にワクチン予防接種を義務づけています(過去に接種していれば可)。ワクチン接種は、空港に設けられたワクチン接種ポストにおいて、出国前に行われます。接種は経口で2滴を服用する形となります。


なお、日本の外務省の「海外渡航情報」にもまだ情報は出されていない模様。


ポリオは人から人に感染する恐れのある感染症。特に乳幼児の罹患に注意が必要だ。腸内で菌が繁殖し、脊髄に感染が及ぶと、手や足に麻痺症状が現れ、身体の障害を引き起こすことがある。

日本では一部の例外ケースを除き、症例は1980年以降見られていない。予防接種ワクチンが広く普及したからだ。多くの読者も、三種混合ワクチンの接種、などといえば、記憶にあるのではないだろうか。詳しくは厚生労働省ウェブサイト「ポリオとポリオワクチンの基礎知識」に詳しい。

日本ではこのようにすでにコントロールされている感染症であるが、アフリカではまだまだポリオ対策が進んでいない。諸外国のポリオ撲滅への支援も続いている。

(カメルーンにおけるポリオの経口ワクチン接種。thinkafricapress.comウェブサイトより、写真Gates Foundation提供)


余談だがコンゴ人ミュージシャングループのスタッフ・ベンダ・ビリリ。以前もこのサイトでご紹介しているが、キンシャサの路上で生まれたこのバンドは、その強烈な音楽性とメッセージでヨーロッパのトリビューンに大躍進し、来日公園も成功させた。このスタッフ・ベンダ・ビリリ、8名のメンバーのうち5人が身体障害者だ。いずれもポリオにより障害が進んだ。自らも♪ポリオという歌を歌い、親たちに呼びかける。

俺は丈夫に生まれたが
ポリオになっちまった
今は三輪車にネジで止められている
杖なしじゃ歩けない男になっちまった
くそったれの松葉杖

親たちよ 頼むから
予防接種に行ってくれ
赤ん坊にワクチンを与えてやるんだ
ポリオのワクチンを





さて、カメルーン渡航者へのポリオワクチン摂取の話に戻ろう。未摂取予定者は、出国の際に摂取を受けないといけないそうだ。一説によれば費用は1000CFAフラン(約200円)。決して高くはないが、空港での出国時の接種というと、手続き的にも、また衛生的にも気になるところ。

ほとんどの日本人は子供のころに接種を終えているはずなので、接種記録を所持するといいのだろう。しかし予防接種記録なんてどこで入手できるのだろうか?通常は母子手帳に記録されているはずだが、私は自分の母子手帳なんて持っていない。またその英(仏)訳もない。さあ、どうしよう。考え込むンボテであった。渡航される方、駐日カメルーン大使館にご自身で確認を!


あ、そうそう。カメルーンは極北州の治安情勢が悪化。極北州への渡航は延期することが懸命だ。くわしくは外務省海外安全情報ウェブサイトにて。そしてこの話は西アフリカの治安情勢に密接に関係するので、また追ってまとめてお話させていただくとしよう。


(つづくかも・・・)

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