チョロリンの樹

「チョロリン」 これ小さい頃、多動でチョロチョロ動きまわる息子に、私がつけた愛称

内緒やで・・・・・

2012-05-19 10:32:20 | 家族
田舎の母から、電話があった、 母は実家で弟夫婦といっしょに住んでいる。

その母から電話で 「内緒やで・・・」 と何回も念を押され、 なにごとかと思っていると・・・

実家の弟夫婦の娘(姪)がどうも目下恋愛中で、結婚話がまとまりそうな感じなのだそうだ。

田舎の弟夫婦には、娘が二人、何年か前に妹のほうが先に嫁ぎ、子供がもう4歳、
今年二人目が生まれるそうである。

姉のほうは医者になり、大阪の病院で、整形外科の医師としてバリバリ仕事をしているが、
私が見るところ、ほっそりとした、まあまあの美人である。
もう30歳半ば過ぎで、今までいろいろ、たくさんの縁談もあったようだが・・・・

弟夫婦も、心配はしていたが、「この子が男の子だったらよかったのに・・もう、結婚はしないかも・・・」 と
半分あきらめかけていたときに、この話である。

彼にプロポーズされたらしい、彼も医者で二つ年下だという、

母は、この孫は弟の嫁さんが若い頃、看護師として働いていたため、母が育てたようなところがあり、
特別な思いがあるようで、ずいぶん心配していたが、久しぶりに連休で帰ってきた本人から、
嬉しい話を聞いたようである。

弟から「まだ、なにも決まっていないんだから、縁談がまとまるまで誰にも言うな!」 と口止めされたらしい、

でも、嬉しい母は黙っておれず、遠方に住んでいる私に、電話してきたということらしい、、

「もし、話がまとまって弟夫婦から電話があっても、
知らんかったようなふりして、それは、それは、おめでとうございます、と言うといてな~」
嬉しそうな母の声。

「そう、よかったね、おばあちゃん(母)も心配していたもんね、でも早めに知らせてくれてありがとう、
こちらもいろいろ都合があるからね」 と笑いあったが、 まあ、おめでたい話でよかった~

満90歳、元気で明るくて、おもしろい母である。

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