帰宅・・・延期

「明日はチョロリンさん、施設に迎えに行く・・・・」　朝から何となくそわそわ、嬉しそうな顔が見たくて、スーパーであの子が好きなリンゴを買い、帰った夜はこれまた大好きな焼肉にしようかなんて考えていると、施設から電話があった。　「何人か下痢ぎみで熱もないし元気ですが大事をとって帰宅日延期してもらったらと思いまして・・」

去年のノロウイルス騒ぎでは２週間ほど大変だったらしい。食事の管理、消毒、下痢の後始末等々・・・職員さん総出でがんばっていただいて、早く終結できたので本当によかった。

団体生活ではいろいろある。年齢もいろいろ、性格、症状、病歴、なにより皆それぞれに強い個性を持っている。親は年々歳をとり自分の子供一人でも大変である。
職員さんの苦労がしのばれるが、施設に入所できてほんとうにありがたいと思う。
でも時々「親が元気なうちはいい、親が亡くなったらどうなるのだろう」と考えてしまう。高齢の親ほど皆それを心配している。