チョロリンの樹

「チョロリン」 これ小さい頃、多動でチョロチョロ動きまわる息子に、私がつけた愛称

患者を生きる  耳下腺腫瘍

2010-05-17 14:06:14 | 家族
朝日新聞の 患者を生きる というコーナーに、耳下腺腫瘍のことが6回にわたって連載されていた。
朝日新聞の記者が、耳下腺腫瘍で手術を受けるまでの葛藤と、受けた体験を書かれていたものだった。

我が家のチョロリンさんも、耳下腺腫瘍をもう何年も持っている。
耳に下がふくらみこぶのようになっている。 耳下腺内には顔面神経が走っており、手術でやむなくでも神経を傷つけた場合、顔面麻痺がおきる可能性があり、また、悪性に変わることもあり、手術しかなおす方法がない。

でも普通の人がいろいろこれだけ悩み、手術を受けよくなった体験を書いておられたが、障害を持つ我が家のチョロリンさんの場合、大学病院で2回も手術直前までいったが、緊張と何をされるのかわからない恐怖とと興奮でパニックになり、前夜の点滴と薬もあまりきかず、
何時間もかかる手術中になにかあっても困る、 また手術ができても、手術後の安静、傷口の保護の問題等、その他ケアーが上手くいかないとこれまた大変なことになるということで、中止になった。

現在、3カ月に一度大学病院に通って、経過を診てもらっているが、病院に行くたび、なんとも言えない気分になる。

土曜日からチョロリンさんが帰っていて、昨日また施設のほうに送って行ったが、新聞の6回の連載をコピーして施設の職員にも、又暇な時にでも見てもらえたらと持って行った。
職員の方はチョロリンさんのことがあるので、皆さんよくわかってくださってはいるが・・・・。

ほんとうは、こういう人のいろんな事情をよく理解してくれて、わかったうえで手術を引き受けてくれる病院があれば~いちばんいいのだが・・・・。

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