チョロリンの樹

「チョロリン」 これ小さい頃、多動でチョロチョロ動きまわる息子に、私がつけた愛称

田舎の母、92歳からの電話

2014-07-08 15:59:39 | 家族
明るく元気な声で、田舎の母から電話があった、

母は、田舎の実家で、弟夫婦と一緒に暮らしている、

私が送ったお中元、弟夫婦と別に母にもちょっとしたものを送ったので、そのお礼と

実家の、隣の市に住む下の弟の娘(姪)の、縁談がまとまったようで、もうすぐ結納らしいとか、そんな話だった。


母は、満92歳だが、元気で、夕方にはシルバーカーを押して父のお墓参りや、田んぼなどを見たりしながら、

近所の人に会うと話をしたり、毎日のようにそのあたり、ぐるっとまわり散歩しているようだ。

週1回、近くの交差点まで、市のバスが迎えに来てくれるので、

近所のお年寄り2.3人でセンター(ちょっと元気なお年寄りのデイサービスみたいなものかな?)に行くそうだ、

センターでお風呂に入ったり、食堂では食券を買い、自分の好きな食事をとり、皆と話などして楽しく過ごしてくるようだ~

「まだ80歳ぐらいなのに、同じことばかり言う人や、いま食券買ったのに、どこへ置いたかわからん人など、

いろいろな人がおるよ」

「わたしな~  大阪に70歳を超えた娘がおるんやがな~」 話の流れでそんな話になると、みんなびっくりするとか、

愉快そうにしゃっべている。

そうかと思えば、「長生きするのもいい加減なもんだ、もうそろそろ迎えに来てな? 」とお墓に行ったとき、

父に言っているとか、弱気なことも言っている。


でも母は、なにより耳と目がしっかりしていて、今でも、新聞を読むのにメガネはいらないんだそうだ、  うらやましい限りだ。

頭のほうもまだしっかりしていて、親類や、息子や娘の家の電話番号など、全部、頭で覚えているそうだ、

私、息子の家に電話するときも、田舎の母に電話するときも、電話帳を見ないと覚えていない、

覚えているのは、自分の家の電話番号だけ~

この母にしてこの娘あり、と言うけれど、娘のほうはさっぱりダメ、

もし、私が92歳まで生きたとしても、とてもこの元気さは真似できない。


「夏、おばあちゃん(母)の顔を見に帰ろうかと思っていたけど、今、膝の具合が悪いので、秋に○○ちゃん(姪)の

結婚式があるのなら、その時に帰るわ」  「それでいいよ、その時はみんなに会えるから」

1時間近く、電話でしゃべって笑って、「長いこと、おじゃましたなぁ」言って電話は切れた。

母、92歳、元気で・・・・なによりうれしいことだ。