チョロリンの樹

「チョロリン」 これ小さい頃、多動でチョロチョロ動きまわる息子に、私がつけた愛称

うち 二人入院してるんよ

2008-01-25 17:51:13 | 友達
銀行の前でチョロリンさんが小さい頃、心身障害児父母の会の役員もいっしょにし、チョロリンさんが入所する前通っていた通所の認可施設でもいっしょだったUちゃんのお母さんに出会った。

「Uちゃん 年末から国立病院に入院してるんよ、強度の貧血で・・発作止めの薬も、ほかに薬も飲んでいるので、薬の副作用らしいと、今検査して薬をあわせてもらってるの」

「あなたこんなところでいていいの?  病院で付き添ってなきゃ~大丈夫?」
「うちのUちゃん個室で一人で入院してるんよ、こんな子は一人で入院させないらしいんだけど、まぁ おとなしいから」「ほんとうに? えらいなぁ、立派なもんだわ」
「うちの子は一人で入院は無理、親子で入院だわ」と私。

「おとうさんも入院してるんよ、うち二人入院してるんよ、毎日病院へ通わなあかんし、病院の先生がお母さんのほうが心配やと言ってくれるんよ」

彼女も気丈で、活発でしっかりした人だったが、今は歳を重ねたのと病気をしたこともあり一回り小さくなり杖をついて歩いている。
幸い娘さんが結婚して近くに住みいろいろ面倒をみてくれているらしい。
「娘さんがそばにいてくれてよかったね~」「それだけ感謝している」と彼女。

いろいろと話をして「おだいじにね」と声をかけ別れたが・・・彼女を見ていると私自身のこれからの人生をを見ているようでなんとも言えない気持ち、  今日の寒さがひとしお身にしみた一日だった。