ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

『そのお鍋、押収します!

2016-11-30 13:14:55 | 本の紹介
byジュリア・バックレイ。上條ひろみ訳。原書房。



ライラは昼間は両親の経営する不動産屋で働き・・・
実は料理好きの彼女はもう一つ秘密の仕事を持っていた。
それはお料理代行、ケータリング。
顧客はおもに自分で料理を作れないのに、料理が得意だと思われたい、
ライラの作った料理を自分が作ったことにして、みんなを喜ばせたいと
思う人たちだった。
ところがある日、教会のイベントでライラの作ったチリコンカンを食べた
アリスが倒れ、亡くなった。だれかが毒を仕込んだのだった。
その料理を作ったとされるペットが疑われるが・・・
彼女はあくまでも自分が作ったと言い張る・・・

さて、今日のベル。
来年の1月で10歳になるベルは、このごろ寒いのがいや・・・
朝の散歩が終わると、暖かいリビングでずっと、お昼寝・・・


『誰がわたしを殺したか』

2016-11-26 12:23:51 | 本の紹介
byデビーハウエルズ。真崎義博訳。ハヤカワ文庫。



イギリスの小さな村に住むケイトは18歳の娘を持つ主婦。庭園デザイナーで、
また、事情のある馬を飼い主から預かって飼育するという仕事もしている。
ある日、娘の同級生、ロージーが殺害された。ロージーの家は裕福で父親は人気司会者、
母は専業主婦。ケイトはロージーの母、ジョーンに同情し、友情を感じはじめ・・・
犯人を捜すことに協力、ジョーンの心に寄りそうが・・・
一方、ナイフで全身をめった刺しにされたロージーは、殺された瞬間、過去へと意識が
さかのぼっていく・・・魂の視点で描かれた切ない感情が胸に迫る・・・

さて別の日のベルのワン友、クララちゃん



このごろ、ベルは帰るとき、モモちゃんのお帰りに合わせてモモちゃんの家まで
ついていってしまい・・・
モモちゃんのおかあさんにちゃっかり、おやつをもらって、
帰宅の途につくのでした・・・


『春にして君を離れ・・・』

2016-11-19 11:11:29 | 本の紹介
1944年、クリスティーがメアリ・ウェストマコット名義で上梓された、
事件が起こって、探偵や刑事が謎を解いたりするようなミステリーではない
小説のひとつ。
タイトル『春にして君を離れ・・・』はシェークスピアの十四行詩からとられている。

byアガサ・クリスティー。中村妙子訳。ハヤカワ文庫。



イギリスのロンドンに住む専業主婦、ジョーンは、結婚してバクダッドに住む二女のもとを
訪ねた帰途、偶然、昔の同級生に会う。それを契機に、今まで見逃していた小さな、しかしとても重要な
ことが、まるで小さなトカゲが巣窟からつぎつぎと姿をあらわすかのように自身の心に浮かび上がり・・・
自分が今まで記憶していた出来事の意味が、少しずつ違って見えてくるようになった。
自身は実は大きな間違いを犯していたのではなかったか、自分は家族のだれをも理解していなかったのでは。
今まで自信たっぷりに息子、娘を育ててきたが、それがまちがっていたのでは・・・
これまでの人生をふりかえり、見つめなおそうとしたが・・・
しかし・・・

さて別の日のベルは・・・

おかあさんが2日間、不在・・・
でもお父さんがいるから、いいや・・・




ヨセミテ、グランドサークル、Las Vegasの旅7

2016-11-11 08:51:10 | 旅行
10月3日(月)

夕方、ラスベガスのホテルに到着。






この日は、シルク・ド・ソレイユ、KAの公演を見ました。
チケットは町のディスカウントチケットのお店で買ったので、なんと35パーセント引きで席もいい席でした。





公演が終わったのは11時で、次の日は早朝5時半、ホテルを出発。

睡眠時間が取れなくて、ちょっときつかった。

10月4日(火)

マッキャラン国際空港8:05 発

サンフランシスコ空港を経由して、

10月5日(水)

関西国際空港15:00 着

さて別の日のベル。

この頃、リビングで過ごす時間が増えました。



朝のももちゃん。


ヨセミテ、グランドサークル、Las Vegasの旅6

2016-11-05 15:06:45 | 旅行
10月2日(日)
続き・・・

アンテロープキャニオンを観光した後・・・
グランドキャニオンへ。





夕日を見ました。



公園内のロッジで宿泊。

10月3日(月)

朝日も見ました。



気温3°くらいで、ホテルのブランケット持参でした。





この鉄道はラスベガスへと向かいます。でも1日、たった1便・・・だそうです。





なのでわたしたちはバスで、再度、Las Vegasへ・・・

途中、ルート66、セリグマンという町に立ち寄りました。



古きよき時代のアメリカ。



ルート66はアメリかの東西、シカゴからLAサンタモニカを結ぶ全長3755kmのマザーロード
昔はその沿線の町が栄えましたが、高速道路フリーウェイができてからその利用者が激減。
沿線の町はすたれ・・・
このセリグマンだけはエンジェルおじさんの尽力でhistoricルート66として復活、昔の名残を残した町として
今では人気の町になりました。



エンジェルさんのバーバーショップ。今でもエンジェルおじさんは予約客のみ、散髪されるそう。
今はギフトショップになっています。







Disney映画『カー』の舞台にも。

さて本日のベル。

お父さんとお母さんは車でちょっとお出かけ。

わたしは・・・お留守番するの? なんで? なんで?


傷だらけのカミーユ

2016-11-03 09:25:40 | 本の紹介
byピエール・ルメートル。橘明美訳。文春文庫。



『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』に続く、カミーユ・ヴェルーヴェン警部の三部作。
『悲しみにイレーヌ』で最愛の妻を惨殺されたカミーユ。その後、うつ病を患い、誰にも会おうともせず引きこもり、
もう仕事に復帰することは困難だと皆に思われていた。が、ようやく数年経ち、『その女アレックス』で
仕事に復帰。それからしばらくして自分の人生を取り戻し、最近アンナというガールフレンドもでき・・・
しかし・・・それもつかの間、ある日、パリの宝石店に強盗が入り・・・その巻き添えでアンナが襲われ、瀕死の重傷を負ってしまう。
強盗の一味は執拗に目撃者であるアンヌを狙ってくる。カミーユはついに職域を超えて、アンヌを匿い、犯人に立ち向かうが・・・
その果てに見えてくるものは・・・

さて、最近のベルは・・・

肌寒い日が続き・・・
朝、夕の散歩後は、暖かいリビングで一休み・・・のはずが・・・



ずっと入り浸っているのでした。