ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

白墨人形

2019-01-17 12:43:25 | 本の紹介

byC、J 、チューダー。中谷友紀子訳。

イギリスの田舎町、アンダーベリー。30年前に森で少女のバラバラ遺体が発見された。
遺体には頭部がなかった。少女の身元は判明したが・・・犯人と疑われていた英語教師は自殺する。
当時、12歳だったエドとその仲間たちはチョークで白墨人形や暗号を家の玄関や壁などに書いて連絡をとっていた。
その後も牧師が暴行を受け、脳に損傷を受け、施設に収監されるという物騒な事件が続いていた。
それから30年経ち、現在は英語教師になったエドは42歳。20代のルームメイトと暮らしている。
そんなエドのもとにある日、一通の手紙が届いた。それによって30年前の事件、事故が鮮やかに蘇る。

さて、昨日のベル。



毎日寒いので、こたつの前でうつらうつら。




家へ帰ろう

2019-01-06 09:27:29 | シネマ


監督:脚本:バブロ・ソラリス。音楽:フェデリコ・フシド。出演:ミゲル・アンヘル・ソラ。

アブラハムはアルゼンチンで仕立屋をしていたが、もう88歳。家を処分して明日は
老人ホームに入るという日、彼は親友と70年前にした約束を果たすため、かつて住んでいた
ポーランドに帰ることにした。アルゼンチンからはスペインのマドリードまでは飛行機で。
マドリードからはワルシャワまで列車で行けるのだが。途中、パリとドイツの駅で乗り換えなければならない。
アブラハムは70年前ユダヤ人ホロコーストから命からがら逃れおばの住むアルゼンチンへと移住したのだった。
その忌まわしい記憶からドイツの地を踏む事など考えられないのだった。
アブラハムは飛行機で隣り合ったミュージシャンの青年やホテルの女主人、
ドイツ人の女性学者、ワルシャワのナースなどの力を借りて、旅を続ける・・・

さて、今朝のベル。


まだ夜明け前の暗い公園で。



ノブナガくんと。



あるいはクロちゃんと。