ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

贋作

2021-03-29 15:53:00 | 本の紹介



byパトリシア・ハイスミス。上田公子訳。河出文庫。
『太陽がいっぱい』の主人公、トム・リプリーのシリーズ、2作目。
トム・リプリーは富豪の友人ディッキーの遺書まで偽造し大金をせしめ、これまた富豪の娘エロイーズと結婚、パリ郊外に屋敷を構え悠々自適の生活を手に入れた。また天才画家、タフツの贋作ビジネスにも関わっていた。が、ある日、絵画蒐集家のマーチソンが疑問を持ち画廊関係者に追求する。トムはタフツになりすましてこの難局をやり過ごそうとするが・・・

さて、今朝のベル。




芹田の前の道路で鴨発見。




ベルとツーショットの写真を撮りたかったんですけど。


この後、ベルが脅かし、鴨のペアは飛んで芹田へと。



太陽がいっぱい

2021-03-12 13:12:00 | 本の紹介






byパトリシア・ハイスミス。佐宗鈴夫訳。河出文庫。

ある日、トム・リプリーはバーで富豪のグリーンリーフ氏から声をかけられる。グリーンリーフ氏はトムを息子、ディッキーの友人だと勘違いしていた。ディッキーが南イタリアの避暑地に移り住み絵を描いたり楽しく遊び暮らしていたのをアメリカに呼びもどしてくれないかと頼む。旅費と滞在費はもつという。トムは心よくグリーンリーフ氏の頼みを聞き入れ、イタリアに行く。そこでトムはディッキーと親しくなり彼の家に寝泊まりするように。ディッキーにはマージという女友だちがいて、やがてふたりはトムを厭わしく思うようになり、トムを排除しようとした時、トムは・・・

さて、別の日のベル。













散歩から帰ってきたベル。