ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

スウェーデンミステリー『お菓子の家』

2013-10-03 08:09:32 | 本の紹介

byカーリン・イェルハルドセン。木村由利子訳。創元推理文庫。
幼稚園時代の記憶なんて、わたしにはおぼろげな記憶がほんの少ししかなくて、それがどうというものでもない。しかし幼稚園時代にひどいいじめを受けて、それがその後の人生を左右すると思い込んで生きてきたのなら。38年経った現在でも殺人の動機になりうるのだろうか。
一人暮らしの老女が数週間入院して帰宅したら、台所に見知らぬ男の死体が転がっていた。家には鍵がかかっていたはずなのに、この男と犯人はどうして・・・
これがのちに起こる連続殺人事件の発端だった。第2、第3、第4と殺人方法はまちまちの・・・しかし被害者は44歳。スウェーデン、ハンマルビー署の警視、ショーベリらは調べていくうちに被害者たちは同じ幼稚園の同級生だということが判明する。

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